2020年6月6日土曜日

片口三島

今日も大雨です。おまけに雷。パソコンや電話のコンセントを抜いたり入れたりの繰り返しです。毎年、この季節に被害に遭いますから。湿度が高くて、全然乾いてくれません。三島の印を押すには、もう少し乾燥してくれるとありがたいのですが。印を押してもすぐに目が詰まってしまいますし、柔らかすぎて、綺麗に模様が出ません。この仕事は、乾きすぎても割れてしまいますし、柔らかすぎてもうまくゆきません。乾燥具合が難しいのです。

ただ、ラジオを聴きながら無心で作業するには最適な作業なのですが。そろそろ、リモートで自宅から放送していたところがスタジオに戻ってきつつあるようです。これからだんだん通常の放送に戻ってゆくようです。ただ、まだまだ第二段の心配もありますから、当分は元のようにはなりそうもありません。ここ屋久島でも、お客さんが戻る気配は全く感じられません。夏頃には少し動き出してくれるとありがたいのですが。こんな状態が続いては、制作の意欲もがなかなか湧きづらくなります。観光産業はこの先どうなってしまうのでしょう。

2020年6月5日金曜日

アロマポット組み立て

アロマポットを組み立てました。

初めての仕事で勝手がわからず、かなり苦戦しました。おまけに特殊な土で扱いにくいのです。それにろうそくを置く穴の位置、大きさ。排気の穴も開けないといけないようです。工夫しながらなんとか形だけはできました。これが無事に素焼きできたとしても、どうやって釉薬をかけるか、またまた問題が待っています。初めての仕事はやりがいがありますが、それが良い結果に繋がるか、まだまだ予断を許しません。

2020年6月4日木曜日

三島片口

午前中はランケーブルを貼りました。自宅にです。二階から一階の寝室に通すので壁や床に穴を開けたりとなかなか大変で、半日がかりになってしまいました。これで無線LANでは届かなかったのが安心して、寝室でもネットフリックスが見えるようになりました。午後は工房で、三島の片口作りです。昨日のアロマポットは雨で乾いてくれません。そこで、注文の片口を引くことにしました。

前に注文を受けていたのをうっかり忘れていました。先日電話がきて慌てて作っています。一個の注文ですが、20個ほど挽きました。何個作っても手順は一緒ですから。今日も土砂降りの大雨です。去年の災害が思い出されます。

2020年6月3日水曜日

光回線

昨日工事が入りました。光回線がいよいよ繋がりました。夕方五時前、疲れ切った表情の二人が作業してくれました。色々段取りしてやりやすいように迎えたのですが、それでも小一時間かかりました。昨日が二日目で、もうへとへとで死にそうだと、弱音を吐いていました。宿に帰り着くのが九時過ぎだとか。普通1日に回るのが4軒なのが、屋久島のノルマは6軒、それも勝手がわからないことが多くて、大変そうでした。こんな日々が休みなしで、7月中旬まで続くのだそうです。本来は福岡から来る予定でしたが、県をまたいでの移動ができないために、無理やり鹿児島で集められたそうです。そして、今日は家の方に工事が入っています。どうか無事に済んでくれますように、祈っています。工房では、午前中はランケーブルを張りました。作業場でもwifiが使えるようにするためです。午後はアロマポットを挽きました。

これがなかなか大変な作業でした。ろうそくの火を下で燃やすので、普通の土では割れる恐れがあります。そこで、ペタライトという特殊な材料を混ぜるのですが、粘土と等量加えるために、粘りがなくなってしまいます。それで形を作らなければなりません。見本の寸法を見ながら、扱いにくい土で悪戦苦闘です。おまけに上の部分と下の部分を別々に作って後から貼り合わせて一つのポットになります。初めてつくるので、わからないことだらけです。そうそう、早朝には手洗いボウルの削りをしました。こちらも、排水パイプを通す穴を開ける必要があります。このサイズを綺麗に削り出すのがなかなか難しいのです。まあ、どちらも苦労はしますが、光回線の工事の人たちも、大雨が降ったり、雷が鳴ったりの中、頑張ってくれています。こちらも、負けないように一生懸命やろうと思っています。

2020年6月1日月曜日

メインワーク

今日から、また器作りに戻ります。工房をすっかり器を作るためのスペースへと模様替えです。オブジェたちは離れへ運んで。土練機を回します。硬くなってしまった土を練り直すためです。最初に作ったのが手洗いボウルです。いきなり大物からになりました。

家を建てている人からの注文になります。注文は一個ですが、例のごとくいくつか形を変えて作ってみました。納期は六月いっぱいまでです。それから、工房の壁にドリルで穴を開けました。ランケーブルを通すためです。明日、光回線の工事が予定されていますので、それを利用して、wifiを作業場で使えるようにしようと考えました。今後、いろいろな利用を考えています。

2020年5月31日日曜日

オブジェ増殖

オブジェ増殖。一日、オブジェの台付けをしました。数えたところ、60個以上です。

それでもまだまだ、ダンボール箱の中で待っています。また、次の週末に続きをやろうと思います。そろそろ本職の器作りが待っていますから。いよいよ新しい日常の開始です。

2020年5月30日土曜日

ミニオブジェ

探し物で離れにゆくと、今は物置状態の板の間の端っこに、段ボールが積み上げてありました。開けてみると、おびただしいミニオブジェが出て来ました。昔作って、焼成済みですが、あとはそのまま、放り込んであったもの。いつか、台に取り付けようと思いながら、ついついそのままになっていたのです。このまま放っておくと、おそらく、押入れの中で永遠に眠ってしまいそうです。そこで、今日は工房へ運んで、とりあえずいくつか台に取り付けてみました。台も昔焼いておいたものです。針金を使って、接着剤で固定しました。とりあえず20個ぐらいはできました。

まだまだ、いくつあるのやら、我ながらよくもまあ、飽きもせず作ったものだと呆れてしまいます。実は今また作りたいなと思い始めているのです。まずは仕上げた後に、しようと思います。

2020年5月29日金曜日

片付け

体験工房の絵の具や筆を戻して、綺麗に片付けました。それから、休憩室も大掃除です。実はもうすぐ、光回線の工事が来てくれます。その前に、埃だらけで足の踏み場もない休憩室を掃除しました。

次は屋根裏です。工事の人が動けるようにアレヤコレヤを移動しました。午後は外回り。草だらけでひどいことになっていましたので、草払い機で伸び放題だった道路ぎわや家と工房の周りを切り払いました。残っているのは畑とハウスですが、こちらはもっと時間がかかりそうなので、これからぼちぼちやってゆくつもりです。

2020年5月28日木曜日

戦いの後

四十日ぶりに街に出ました。もう、初夏の気候です。手作りのマスクが息苦しく感じられます。なんとかお雛様作りが終わって、飾りたいのですが、時期が違います。どこか片隅に飾るとしても、埃だらけの工房ですから、何か工夫が必要です。そこで、簡単なケースが作れないかと、材料を探しに出たのです。しかし、アクリルの板もなく、ガラスは扱いが大変だし、ホームセンターを物色しますがなかなか適当なものが見つかりません。百均で、クリアーファイルを見つけましたから。それを木で作ったフレームに貼ったらどうかと買ってきました。木のフレームは手作りしようと考えました。果たしてどんなものができるのか、やるだけやってみようと思います。帰ってきて、最後の後始末です。それぞれ小さい袋に詰めた人形たちをまとめて大きめの袋に詰め合わせて、とりあえず、ダンボールの箱に納めました。

あとは、それぞれの箱をどうするか、次から次へと新たな問題が出てきます。今回は工房にある材料を使って、ほとんどまかなうことができました。箱もあるものを利用したいと思っています。

2020年5月27日水曜日

袋詰め

昨日作り終えた雛飾りを袋に詰めることにしました。しまっておかないと汚れてしまいますから。種類が色々あって、思った以上に手間がかかります。屏風に雛壇、それから座台、最後が人形です。袋に詰めながら、色抜けをチェックします。特に頭に白くポツンと抜けているところが目につきます。服も、裏の下の方に塗り残しが多く見つかりました。それをいちいち直しながらですから、なかなかはかどりません。

今日一日ではとても終わりません。手が思うように動きませんし。どうも、こういう作業が苦手なようです。これを終えないと、片付きませんから、なんとか明日中には次の仕事に移りたいのですが。

2020年5月26日火曜日

ひな作り終了

昨日は家に帰るギリギリまで絵付けをしました。そして、今日でほとんどの豆雛作りの作業が終わりました。午後は、家の車庫作りのやり残しを終えて、残った材や大工道具もきれいに片付けました。するとちょうどのタイミングで雨が降り出しました。ガレージは70点、お雛様は60点ぐらいの出来でしょうか。お雛様作りの方が点が辛いのは、これからまだのびしろがあると思うからです。

ただ、器作りもそろそろ始めなければならなくなりました。いくつか作らなければならないものの、納期が迫っているからです。それに庭も畑も草だらけですし。やることが山のようにあります。緊急事態宣言も解除になりました。これから、新しい生活に向かってリスタートです。

2020年5月24日日曜日

女雛試し塗り

まめ雛作りも、いよいよ頭を塗るところまできました。ところが、これが一筋縄ではゆきません。原形がいい加減なために、どうしても傾いてしまいます。なんとかごまかして塗りますが、予定外の問題が次々と出てきます。それで、なかなか先に進みません。ただ、どんな感じになるのか、試しに一つ、女雛に顔をつけってみました。こんな感じです。

ちょっと、イメージとは違っていますが、まあ、今の段階ではこんなものでしょう。あくまでも、これは試作第一号です。これから、時間をかけて、完成度を上げてゆけば良いのですから。先は長いのです。

2020年5月23日土曜日

腰痛

朝から気を入れ替えて、絵つけに専念です。もう、居直りました。どうせ、土人形ですから。もともと素朴な郷土民芸ですし。それもほとんどが、どこの生産地も絶滅したか、残っているのもわずかにすぎません。こういうものが、愛でられる時代はとっくの昔に過ぎ去ったのかもしれません。それをあえて、この時代に挑戦しようというのですから、自分が楽しめればそれで良いのだと思うことにしました。今日は、せっせと、五人囃子と、三人官女の持ち物を描きました。小さいので、肩が凝って、ずっと変な姿勢で作業を続けたので、腰が曲がって伸びなくなってしまいました。これなら、ガレージ作りの方が良かった、なんて弱音が出そうになります。最後は男雛の服を塗って、女雛の下半身まで進めました。

明日の午後には頭を描くところまでゆけそうです。昨日は肌寒かったのですが、今日は蒸し暑い一日になりました。蚊に悩まされる季節がやってきました。

2020年5月22日金曜日

ネガティブ

今朝は、昨日頑張って車庫を終わらせたことで満足感に浸っていました。やっと、お雛様の絵付けに本格的に取り組めると期待が高まりました。ところが、絵付けを始めると、どんどん気持ちが沈んでゆきます。どうも期待したのとは程遠いことがわかってきたからです。原形の作り込みが甘かったと今ごろ気がつきました。

ちょっと急ぎすぎたようです。どうせ、絵付けをするのだから、少々おかしくても大丈夫とたかをくくっていたのです。何事も基礎がしっかりしていないと、いくら細部で誤魔化そうとしても、余計に粗が目立ってくるものです。だからと言って、今更原形づくりから再スタートが切れるわけでもありません。今朝までの元気はどんどん失せて、ネガティブな方向へと落ち込んでしまいました。所詮、実力もないのに過信していたのでしょう。だから、もうここは居直って、変でもそれが今の我が技のレベルとしっかり足元を見て、少しずつでも、上げてゆくようにやってゆくしかないのですが。まあ、諦めずに精一杯やってみようと思っています。

2020年5月21日木曜日

車庫完成

ようやく車庫ができました。今日は曇り空で、水も早めに補給したので、昨日ほどには消耗しませんでした、午前中には息子に手伝ってもらって屋根の釘打ちをして、午後は、ちょっとこまごました、差し出し屋根や、脇の上の方を終えました。

壁は最初からつけるつもりはありませんでした。家の裏の方の風が抜けなくなりそうですから。屋根も透明の波板にしたのは、家が暗くならないためと、だいぶ前に、裏の裏の差し掛け屋根が痛んで打ち替えようと思って買っておいたものです。実はそちらも痛みがひどくて、直さなければなりませんが、そちらはもう少し先にすることにします。今回は予定していた車庫がなんとか完成することができました。二三日前から腰が時々ズキっとして、最後までもつかどうか心配でした。なにぶん、もう若くはありませんし。気がつけば畑は草だらけ、ハウスもほったらかしで荒れ放題です。これから少しずつ、また、手入れをして行こうと思います。

2020年5月20日水曜日

車庫骨組

今日も青空です。朝から車庫作りです。ここまで割と順調で、大きな失敗もなく進んできました。なんとか骨組までは終わりました。

夕方から、波板を貼る準備です。まずは、差し出し屋根の部分からです。そこで大きなミスをしてしまいました。屋根の上の壁の材料を切った後、測ったところ、残りを半分に切ればちょうど良いことがわかりました、材料の無駄を出さなくて済むと、嬉しくなってまとめて6枚分切ってしまいました。必要なのは6枚なのに、倍の12枚切ってしまったのです。おまけに長さが違っています。こういう作業をするときは、必ずもう一度確認しながらやるのですが、暑さと疲れで、頭がぼーっとしていたようです。軽い熱中症だったのかもしれません。まあ、怪我とかしないで良かったのですが。電動の工具を使ってますから、危険な作業が多いですし。亡きだ母はよく「大難が小難」と言ってました。それぐらいで済んで良かったのよと。先が見えてきた時ついゆるみ勝ちになります。ここでもう一つ、気を引き締めて最後までやろうと思います。

2020年5月19日火曜日

ハタガネ

雨が上がりました。そこで今日はガレージ作りの続きをしました。入口部分と脇です。手伝いがいないので、クランプが役に立ちました。反対側の柱に端材をクランプで固定しておいて、もう一方を持ち上げます。すると人の手の代わりをやってくれます。溝を切ったところへ材を打ち込むときにも便利です。今日はおかげで一人でもなんとか作業を進めることができました。夕方、インターネットオークションで落札した、ハタガネが届きました。ハタガネもクランプ同様、ものを挟んで締め付ける道具です。こちらは石膏の割型の仕事をするときに役に立ちます。手で押さえておいて、粘土を押し込むと広がってはみ出してしまいます。石膏型の両側を板であて木をしておいてハタガネで締め付けて粘土を押し込みます。

これまで、手前の四つしか持ってませんでした。もう少し別のサイズがないかなと探していたところ、偶然に見つけました。それにしてもいろいろな太さや大きさがあるものです。これですっかりハタガネ大尽になってしまいました。

2020年5月18日月曜日

地塗り

雛壇と座布団を塗り終えて、いよいよお雛様を塗り始めました。まずは地塗りからです。

昔は、胡粉を膠で溶いて塗っていたのですが、今は新しい素材がいろいろ出て便利になりました。この作業をやり始めた頃は、下地の上に泥絵の具を溶いて塗りました。ところが、定着がうまくゆかないと手についてすぐに汚れますし、逆に絵の具がひび割れて剥がれてしまうこともありました。塗り終えてしばらく経って、ボロボロ絵の具が剥がれてしまい、絵の具を削り落としてやり直したこともありました。現在ではアクリルをはじめとして、安定した素材がいろいろ出ています。色数も豊富で、自分で絵の具を混ぜ合わせなくとも欲しい色がすぐに手に入ります。ただ、限られた材料から自分で工夫した昔のような素朴さがなくなったのかもしれません。あの頃のように手間暇をかけて、やっていた作業がなくなったことは、ちょっと寂しい気もします。それに便利になったゆえの問題も出てきました。アクリルは油断して筆が乾いてしまうとそれでダメになってしまいます。絵の具も一旦乾いてしまうともう落とすことができなくなります。あまりにも強くなってしまったことによることです。色も鮮やかに発色しすぎて、味わいがなくなった気がします。そこで少しだけ補色を混ぜて彩度を落とすような工夫も必要になります。なんにせよ、絵付けは楽しいものです。

2020年5月17日日曜日

屏風絵付け

素焼きのお雛様を窯出ししました。運が良いことに一つも破損がありませんでした。普通、こういうオブジェを焼くとどうしても空気がどこかに入って、二つ三つは壊れると覚悟していたのですが。

早速屏風から絵付けを開始しました。まず、縁を黒く塗ります。その内側は金で彩色です。実はその金色の絵の具が少ないことに気がつきました。そこで、色を塗った紙を貼って春の雰囲気を作ろうとしたのです。そこで、昨日描いたアクリルの絵の上から和紙に水彩で色をつけたものを貼り付けました。だいぶ落ち着いた色になりました。それを小さく切って、筆で春、花、香る、という文字を加えました。さて、一つ貼り付けてみるとどうもしっくりしません。昨日と今日の午前中の作業は無駄になりますが、思い切って、全て絵の具で描くことにしました。まず、下側半分を黒で塗りつぶし、上側は銀色に塗りました。結構落ち着いた感じにはなりましたが、華やかさが足りません。そこで思い切って、ピンクで全体にドットを入れました。ドットは桃の花のイメージです。もうあれこれ言ってられませんから、せっせとドット打ちです。まるで、草間彌生さんになった気分で。100個、終わったと同時に五時がなりました。

今日も、お茶も取らずに作業に没頭です。試行錯誤の連続で。明日になったらまた、気分が変わって別の色に変えるかもしれません。初めての作業ですから、この先どこへ向かうのか、全く見当がつきません。

2020年5月16日土曜日

アクリル絵の具

蒸し暑い一日になりました。どうも、予報よりも前線が北上したようで、ここは降りそうで降らない、微妙な空模様でした。大工仕事をするには、今にも降りそうですし、かといって、土を捻るのも中途半端で、紙と絵の具で色あそびをしました。実はミニお雛様の屏風を金色にするつもりなのですが、全て金で塗りつぶすのも面白くないので、紙に色を塗って貼ってみようと考えたのです。まず、薄い和紙に水彩絵の具で色をぼかして塗ろうと試みたのですが、どうも思ったような雰囲気が出せません。頭の中で描いた色とは程遠いのです。そこで、午後からは画用紙にアクリル絵の具で色を散らしてみました。こちらも、イメージとは全く違った感じになってしまいました。

昔、絵を描いていた頃はデッサンはともかく、色だけは美しいと評価されたものでしたが。まあ、ここ何年も、紙と絵の具の表現から離れていましたから、思い通りにゆくはずがないのは当然なのですが。それと、少しせっかちに先を急ぎすぎました。絵を描くことは色を濁らせないためにも、下の絵の具をしっかりと乾かすということが大切なのに、ついつい焦って絵の具が乾かないうちに次の色を重ねてしまい、思った色が出ませんでした。それでも、ワクワク感を味わうことができましたので、良かったということにしましょう。また、絵を描きたいと思い始めてきました。

2020年5月15日金曜日

解除

天気予報では昼から雨。けれど、ちょっと早めの10時ごろからポツポツ来ました。幸い、波板をとめる下地までは打ち終えましたので、あとは雨が上がってからやろうと思います。ただ、一つ問題が出てしまいました。屋根の勾配が急すぎて、手前がかなり高くなって、南からの風が吹くと、ほとんど屋根の意味をなさないことに気がつきました。家を建てたとき大工さんに作ってもらった、裏の差し掛けに合わせたのですが、その角度がどうやらきつすぎたようです。そこで、反対の角度に庇をつけたいと思ったのですが、どうやったらできるのか頭を悩ましています。残った材料もわずかですし。まあ、まだ天気になるまで、時間がかかりそうですから、ゆっくり考えようと思っています。ところで、我が鹿児島県はなんとか緊急事態宣言が解除になりました。早速貼っておいた紙を剥がし、クローズドの看板からオープンの看板に戻しました。

と言っても、県外からのお客さんは来ませんから、昨日までと変わりなく、全く人の来る気配もありません。この調子が、あと何ヶ月続くのでしょうか。じっと耐えるしかないのでしょうね。今は、誰もが耐え忍んでいるのですから。気持ちだけはめげないように前を向いて行きたいと思います。

2020年5月14日木曜日

ガレージタル木

今日も昨日同様、快晴の青空でした。1日、材木と格闘しましたが、なんとかタル木を打ち付けるところまでで終わってしまいました。

なかなか思うようには進みません。一つやっては考え込み、まるで亀の歩みのようです。おまけに最後の最後で、金槌で、指を叩いてしまいました。つい不精して、脚立に上がらず、よくみないで釘を打とうとした為でした。慣れない作業で疲れていたのもありますが。まあ、この程度で済んで良かったと思います。どうやら、天気は下り坂、明日一日持ってくれるとありがたいのですが。

2020年5月13日水曜日

ガレージ

お雛様を乾かしている間に、ガレージ作りを始めました。まずは道具探しから。必要になりそうな道具を工房のあちらこちらから探し回りました。ところがのっけから水もり管が見つかりません。どこかで見かけたと思ったのですが。これでは小屋の水平が見れません。致し方なく目見当でやることにしました。結局これが最後まで苦戦の元になりました。今回は、ある材料で作るをテーマにしました。もちろん、最低限の材木だけは買ったのですが。ステイホームですし。柱は六本建てる予定でしたが、1本を急遽、減らすことにしました。どうしても車を入れた時に邪魔になることがわかったからです。今日、最後の三本目の柱でしたが、なかなか水平が出なくて、立てては切り直すこと三回、それでも、少し傾いてしまい、もう諦めて、素人なんだから、あまりうまくやりすぎると、大工さんに嫉妬されるから、などと捨て台詞をいう始末。

まあ、一本でも立てばと思っていたぐらいですから、上出来といえば言えそうですが。それにしましても、今回は製材した荒材のまま。せめて電気ガンナぐらいはかけたかったのですが、思いっきり手抜きしてしまいました。そのうち、手にトゲが刺さりそうなところは、サンダーでもかけようかとは思うのですが。まさに現場合わせのやっつけ仕事。まだまだこの先どうなることやら、全く行き当たりばったりで、お恥ずかしい次第です。

2020年5月12日火曜日

土人形

ようやく、豆雛人形作りも終わりです。軽い気持ちで始めたので、こんなに大掛かりになるとは思ってませんでした。お内裏様とお雛様の二つのつもりだったのですが、やり始めたら、三人官女も五人囃子も欲しくなって、それから、屏風に雛壇にと、どんどんエスカレートしてしまいました。ちょっと、手元にある人形作りの本を見ていたところ、昔全国的に作られていた土人形の分布が出ていました。

例えば東日本で最も盛んだった堤人形は、伊達政宗がお侍さんの生活費稼ぎのために薦めたのが始まりだそうです。西日本の伏見人形も農家の農閑期の副業が始まりとか。ということは、今ここで作っているのもあながち的外れではないような気もします。なにせ、このご時世ですから、土を飯の種に生きてゆくにはできることはなんでもしないと乗り切れるものではありません。昔読んだ、薩摩焼の歴史でも、庶民的な実用品の黒薩摩と、高級品の白薩摩との二つの流れを、時代の要求に合わせて使い分けながら、乗り越えてきたと14代の沈寿官さんは書いています。まさに、このようなピンチを切り抜けてきた知恵がそこには生きていたのでしょう。ちょっと話が大げさになってしまいました。実は、ほんとうのところは、こういう小さくて可愛いものが好きなだけかもしれません。この後、乾燥が終わると素焼きをして、いよいよ絵付けが待っています。実は絵付けの方が大変な作業なのですが、それもまた楽しみではあるのです。

2020年5月11日月曜日

材木

仕事の終わりが見えてくると、早く次へゆきたくなるもので、ここのところ、朝の4時起きでせっせと作業をしているのですが、あと少しのところで、手を離さなければならなくなってしまいました。

材木を今日届けてくれると言うのです。そこで、家の裏を片付けることにしました。家を建ててから20年の間に、土やら肥料やら、そのほかいろいろなものが積み上げられています。それらを思い切って、下のビニールハウスへ運ぶことにしました。軽トラで二度、かなりの量で、げんなりしてしまいました。午後3時過ぎに持ってきてくれて、一緒におろしたのですが、材木の重いこと。特に柱に使う四寸角は持ちあげるのやっとでした。本当はもう少し細い柱にしようと思ったのですが、家の裏で使っているのと揃えた方が良いのかなと、つい太い材を頼んでしまいました。あとで気がついたことですが、これをどうやって切るかです。12センチの厚みをいっぺんに切れるノコなんて持ってません。丸ノコで裏と表から切って、あとは手鋸で切ってゆくしかありません。プロがやってくれたのと同じ材料で作ろうと思ったのが、そもそも甘かったのかもしれません。一体どうなることやら。まさか、チェンソーで切るわけにもゆきませんし。どうせ、素人のやっつけ仕事ですから、まあ、なんとかなるでしょうが。テイク イット イージーでゆこうと思います。

2020年5月10日日曜日

恵み

雨です。一日中しっかり降っています。奄美地方では梅雨入りが発表されました。木も草も、急に勢いがついてきます。まさに命の水であり、恵みの雨です。人間にとっては、うっとうしい季節なのですが。

ただ、一つ期待があります。それは新型コロナウィールスです。前に、いくつかの記事で、湿度が高くなると活動が弱まるというのを読んだ記憶があります。そんな季節がやってくるのです。三密で感染する原因は、飛沫感染だとか。乾燥した空気ではどうしても長い時間ウィールスも浮遊しているように思えます。雨は、天然の洗浄にならないのでしょうか。まあ、田舎に住んでいるので、こんな期待もできるのでしょうが。都会では、あらゆるところでエアコンが効いて、密閉空間から密閉空間へと外気に触れることなく移動することも稀ではありません。人と人とが密集して暮らしているのが都市という空間です。新型コロナウィールスにはコウモリが関係していると聞きます。コウモリは、普段洞窟のような密閉された空間で生活して、夜になると表に飛び出して活動します。まるで都会に生きる人間の活動と似ているようです。それでも、日本は瑞穂の国と呼ばれるほど、雨が多く湿度も、特にこれから高い季節になります。この絶好の時期に、なんとかコロナウィールスを抑え込むことができたら、まさに恵みの雨になると思うのですが。

2020年5月9日土曜日

どっち

突然始めた、豆雛飾りづくりもそろそろ先が見えてきました。

さて、次はどちらに向かおうか、思案のしどころになりました。このまま、人形作りのバリエーションを広げるか。それとも器作りに帰るのか。その前に一つやることが出てきてしまいました。それはなんと、大工仕事です。ガレージを作って欲しいとのことです。基礎までは作ってあるのですが、まだ柱も屋根もありません。車が日ざらしです。こんな時でないとなかなか、できませんし、ちょうど、先日、木材の安売りのチラシが入っていたので、材料を注文しました。在庫がなくて、取り寄せになるので、しばらく待って欲しいとのことですが、そろそろ準備を始める必要がでてきました。以前のことですが、工房に差掛けを作ろうと、材料を仕入れたのですが、手がつけられず、とうとう腐らせてしまったことがありました。今回はそんなことにならないよう、できるだけ早く取り掛かろうと思っています。店を閉じている今がチャンスなのです。

2020年5月8日金曜日

メガネ使い分け

人形の型抜きが終わりました。思ったよりの早くできました。そこで午後からバリ取りに入りました。バリ取りというのは、割り型の合わせ目からはみ出た粘土を綺麗にヘラで削って、ついでに型抜きした原形の傷を修正する作業です。ただでさえ小さいのですが、さらに細かいところを仕上げるために細かい作業用のメガネの上から、はづきルーペを重ねて使います。ちょっと用事で動くときは通常用を、道具を持ち替えるときはハズキルーペだけを外してと、忙しいこと。三つのメガネをめまぐるしく付け替えます。

これでもよく見えないときはヘッドライトをつけ光を当てます。夕方になると目が霞んできます。まあ、今の所なんとか見えてますから、今後目が見えにくくなってきたら、この仕事ができなくなりそうで心配です。

2020年5月7日木曜日

屏風型抜き

今日から制作に戻ってきました。まずは雛飾りの型抜きです。最初に作り始めたのは屏風です。屏風が最も難しそうだから。土で立体物を作るのは、型で作るとしても工程が複雑になります。午前中は思うように進みませんでしたが午後に入ってだいぶ要領がわかってきました、ところが、そんな時が要注意。型を押した途端にボキッという嫌な音。案の定、枠が折れてしまいました。作り直すのも大変なので、石膏で外側から補強することにしました。まず、水につけて湿らせてから、一周り外に粘土で枠を作って、石膏を流しました。あとは乾くのを待つことにしました。屏風は後回しにして、お内裏様の型を抜きます。今回作るのは100セット。

とりあえず、そのくらいのロットでやってみようと思います。お内裏様の次はお姫さま。こちらの方がが型がうまくできてるようで抜きやすようです。明日は、一回り小さな三人官女の予定です。

2020年5月6日水曜日

扁壺試作

昨日片側だけ石膏を流した扁壺の原形を仕上げました。型を割って、中の粘土を取り出し早速、粘土のたたら板を詰め込んで試作しました。合わせて八種類。ところが、どうも似たような形が並んでしまいました。もう少し、形の変化をつければよかったと、まあ後の祭りですが、反省です。まだ、石膏が濡れてますが、なんとか形にしてみました。

口作りが難しく、いろいろやってみましたが、まだしっくりとはゆきません。もう少し、型が乾いてくれれば、シャープな感じが出てくれるかもしれませんが。これで、石膏の仕事とは当分はお別れです。そろそろまた制作モードに戻りたいと思います。

2020年5月5日火曜日

扁壺型取り

昨日作った扁壺の原形が、朝見てみると、どうもしっくりきませんでした。そこで奥行きを深く作り直してみました。厚みが出て、なんとかおちつきましたが、それだけで半日使ってしまいました。午後は型取りです。割型にするために、まず半分のところに粘土を巻いて石膏をせき止めます。そのあと、もう一回り外側に粘土で壁を作って石膏を流し込みます。全部で八個、夕方までになんと片側の石膏型ができました。

本当はすぐに反対側も型取りした方が良いのですが、もう夕方になってしまいました。そこで、粘土が乾かないように濡れ雑巾をかぶせて、明日を待つことにしました。今朝は四時起きで頑張りましたので、もうだいぶ眠くなっています。ここのところのコロナ騒動で、気持ちが集中できず、畑仕事も陶の仕事ももう一つ乗らなかったのですが、ここへきてようやく少しずつ気持ちが戻ってきました。鹿児島県は、これから少しずつ経済活動も再開してゆこということのようです。島に観光局が戻ってくるのはまだまだ先のことと思いますが、嘆いても始まりませんから前を向いて進んでゆこうと思っています。

2020年5月4日月曜日

雛壇

ようやく、雛壇と屏風の型作りが終わりました。ちょうど、一週間かかって、豆雛飾りづくりのすべての工程が終了しました。あとは型が乾燥したら、試作してみようと思っています。来年の三月にはこれを飾ってくれるところがあるのでしょうか。コロナ騒動が持ち上がったのが3月ごろからでしたから、なんとか一年先には落ち着いて、穏やかな日が戻ることを祈りたい気持ちです。ところで、雛壇という言葉からは、国会議員さんとか大臣とかがずらっと並んでいるような絵柄が浮かんでくるのはどうしてでしょうか。晴れの舞台といったような雰囲気からの連想でしょうか。雛形という言葉も、一般用語として使われます。今はテンプレートというような意味でしょうか。「ちょっと、ひな形作ってみてよ」なんてビジネスで使ったのではないでしょうか。昔は、お雛様を飾るという習慣が今以上に当たり前だったのでしょう。現代の暮らしでは部屋も空間にもそれほどゆとりがなくなって、大きな雛飾りは邪魔になってしまいそうです。まあ、生活にゆとりがなくなったとも言えそうですが。さて、これで、石膏の仕事は終わりと思ったのですが、その前に一つどうしても作りたいものが頭に浮かんでしまいました。小さな花瓶ですが、型で作る扁壺になります。五月になって自宅の脱衣所のカレンダーが変わって、扁壺に活けた花の写真になりました。その画像を眺めて、ハッと閃いたのです。我が工房の青い釉薬を使えないかと。青い釉薬は流れやすく、器の外側には使えませんでした。しかし、扁壺の一面にかけて、横に寝かせて焼けば流れることはありません。表の面に使うことで綺麗な青い色が花瓶の全面に出るのです。そこで早速、原形作りに取り掛かりました。

もちろん、石膏で型を作るわけです。明日はなんとか石膏取りまで行きたいと思っています。

2020年5月3日日曜日

雛形完成

雨です。朝から降っています。こんな日が続くと、石膏が湿気てしまいそうで心配になります。石膏が湿気た状態を泣くというそうです。そこで型作りを急ぐことにしました。今日は五人囃子ですが、朝方、ネットで画像を見ていてあることに気がつきました。歌にも、「五人囃子の笛太鼓」と歌われてますが笛を吹いている人が一人います。その笛を持つ手の向きが反対だったのです。横笛は持ち手が決まっているようで、勘違いで反対に作ってしまいました。高さ1センチちょっととはいえ、間違えたとなると作り変えるしかありません。まず、が逆向きの原形を作りそれを型取りします。その型で同じものを10体ほどこしらえて、それを使って数を抜く型を作ります。割り型ですから、まず半量流した石膏に半身だけ埋め込みます。それが固まったところで残りの半分に石膏を流すのですが、最後の最後にミスをしてしまいました。いつもは一つぶんずつ石膏を溶いて流してゆくのですが、面倒なので、五個ぶんまとめて流し込んでしまおうとしたのです。ところがどういうわけか、五倍の量で水と石膏を合わせて撹拌したところ、石膏がいつもよりも早く固まり始めてしまったのです。大慌てで型に流し込みましたが、どんどん硬くなってうまく型に馴染みません。手で無理やり広げて突っついたのですが、心配した通り部分的に石膏が隙間ができてしまいました。幸い、顔の部分は大丈夫なようでしたので、あとは個別に修正して使うことにしました。

最後の最後につい手を抜いてしまう癖、自分の人生そのもののようで、にが笑いするしかありません。

次の雛壇の型を取る準備を始めました。

2020年5月2日土曜日

石膏三昧

昨日成形した五人囃子を石膏取りしました。

次に、内裏雛と三人官女もです。一日中、石膏と格闘です。型に流し込んでは型から外し、同じ作業を7回、それでも。まだ五人囃子が残っています。それと段飾りと屏風もです。日暮れて道遠しです。でも、これって、数をたくさん作るための作業です。果たしてそんなに作っても、行き先があるのでしょうか。いやいや、備えあれば憂いなしです。何事も前向きに進めることが大切、弱気を捨てなければと思うのです。

2020年5月1日金曜日

五人囃子

昨日まで、豆雛作りが難航していると思って焦ってましたが、よく考えてみると意外と順調に進んでいるような気がしてきました。だって、今日で五日目ですから。それで、なんとか十種類の人形を作って、最初の石膏型まで取れたのですし。今日のはまず、それぞれ種類別に型を作るための、元の型を作る作業です。五人囃子だけは、先に一つだけ型を作って、それ元に五種類の原型を作りました。今回作っている中では一番小さいもので、高さが1.5センチぐらいしかありません。その小さい人形に五種類の動きそさせるのですから、なかなか細かい作業になりました。笛を吹いている人、歌を歌っている人、それと三種類の太鼓を叩いている人、お囃子方の五人になります。

ところで三人官女の官女とはどう言う意味なのでしょう。ひとりはお酒を継ぐ係で、もう一人は三方を手に持っているようです。そして、後の一人は柄杓のようなものを手にしているように見えます。おそらくそれぞれに、何かいわくがあるのでしょう。一体雛飾りの風習はいつから始まったのでしょうか。江戸時代なのか、もっと古く平安時代なのか。調べてみたら、きっと面白い話が見つかるかもしれません。

2020年4月30日木曜日

難航

思いつきで始めた豆雛作り。どうやら考えが甘かったようです。なかなか思うように進みません。なんとか屏風を立てることはできましたが、お内裏様とお雛様の座る台が収まらなくなってしまいました。屏風が厚すぎて手前にせり出したためです。しかし、薄くしすぎると華奢になって簡単に壊れそうです。なんせ素焼き止まりですから。仕方なく、台の後ろを斜めに切ってやっとなんとか収まりました。しかし、段に対してあまりにもギリギリすぎて、窮屈になってしまいました。

段を大きくすれば簡単なのですが、できるだけコンパクトに作りたくて悩んでいます。現代の暮らしはミニマムな、無駄を省いた生活を送る人が多いだろうと、なるべく小さいお雛様を作ることを思い立ったのですが。とりあえず、屏風と五人囃子も。それにひな壇も三種類。一段、二段、三段と作ってみました。あとは型取りですが、それぞれ別々に型を取らなければなりませんから、お雛様だけでも、十種類、それと、屏風と、段が三種類。合わせますと十四種類の型が必要になります。思っただけでも気が遠くなりそうです。あまり先のことは考えず、とりあえず、お雛様の型枠を作りました。

明日はいよいよ、石膏どりができるのでしょうか。

2020年4月29日水曜日

屏風

昨日作ったまめ雛の原型の型取りをしようと思ったのですが、やはりどうしても五人囃子も欲しくなって作り始めました。なんとか形が出来上がって、並べてみるとどうも大きすぎることがわかりました。そこで、思い切って半分の大きさに作り直しました。そうなると並べるためのひな段も欲しくなりました。木で作ろうかとも思いましたが、焼き物屋さんですからこの際土で作ることにしました。夫婦雛用と、五人雛用、それと十人雛用の三種類です。だんだん止まらなくなって、屏風も欲しくなりました。これもなんとか土でやろうと作り始めました。

全て型で作るための原形作りです。あとは、ぼんぼりですが、そちらはろくろで作ろうかと思っています。果たしてそんな小さいものができるかどうか、わかりませんが。なんだかミニチュアワールドができそうです。昔は女の子は、こういうものでおままごとをして遊んだのでしょうか。果たして、今の子供たちはままごと遊びなんてするのでしょうか。おそらく、ゲームで疑似体験遊びを楽しむのかなと想像してしまします。

2020年4月28日火曜日

まめ雛原形

まめ雛の原形がなんとか出来上がりました。

お雛様は初めてなのでだいぶ手こずりました。お内裏様とお雛様は3センチぐらい、三人官女は2センチほどでしょうか。これが素焼きすると一回り小さくなります。果たして、その小さな人形に絵付けができるのでしょうか。特に難しそうなのが目と口です。何と言っても、人形の命は目にあると思います。原形を作るときにも、近いもの用のメガネの上からハズキルーペをかけて、やっと作りました。明日はいよいよ型取りです。実は五人囃子も作ろうと思ったのですが、とりあえず今回は見送ることにしました。まずは一個どりの型を作って、その後、数をまとめて抜ける型を作ろうと思います。今回、原形作りの仕事をして思ったのですが、意外と陶芸用の粘土は土が荒いように思います、次は油粘土を使ったほうが良いのかもしれません。まあ、こんなに時間がいくらでもあることなんて滅多にないと思いますから、これから、いろいろなバリエーションを作ってみたいと思います。そのうち、もう少し腕も上がってくれると思います。

2020年4月27日月曜日

希望

朝、近くの店で工房の上で牛を飼っている友人と出会いました。いきなり、彼が良い粘土が出たと教えてくれました。どこにと尋ねると、工房のすぐ上の方の畑の脇からだとのことでした。早速行ってみると、そこは牛の飼料用のタネを蒔いたばかりの広い畑の脇でした。

すぐ後ろには水を流すための水路ができていて、その場所が山からの湧き水が出てくるところのようです。早速、土を掘ってみました。それは白っぽい鼠色のかなり粘りのある粘土でした。

我が工房のすぐ脇を流れる川を上流に辿った同じスジでした。昔、すぐ上の家に住んでいたおじいさんから、家のすぐ前の川沿いから、鼠色の粘土が採れて、昔は髪を洗うのに使ったという話を思い出しました。早速見せてもらいに行ったのですが、その時には言ってた粘土は見つけることができませんでした。まさにあの話の粘土の層がその上の畑の脇にあったのです。昔は、畑から縄文土器のかけらがよく見つかったと聞きます。それが、重機で開墾するようになってからは、おそらく土の中に埋まってしまったのだと思います。今日、見つけたような粘土の層も、昔はきっと、どこにでもあったように思います。だから、土器もいろいろなところから見つかったのだと思います。時代が変わって、森林伐採と蜜柑畑を作るための開墾で水の流れや、土地の構造が変って、粘土層が少なくなってしまったのだろうと想像されます。それにしてもこんなに近くから粘土が出てくるとは。混ざって出てくる石は頁岩が多いようです。もう少し標高が上がると花崗岩が多いのですが、これまで採取してきたのは、ほとんど、国有林と民有地との間近辺から出てくる、花崗岩の風化粘土でした。しかし、今日見つけたのは、頁岩の層でしたから、耐火度が下がるだろうと思います。1300度近い温度では溶けてしまうかもしれません。逆に花崗岩質の粘土ではその温度でもなかなか焼きしまってくれません。まあ、実際に窯で焼いてみないことには、わかりませんが、今の粘土に混ぜて焼くことができれば、まさに足元の粘土で焼いた、ヴァナキュラーな焼き物と言えるものになりそうです。なんだか、急にワクワクしてきました。まさに。地産地焼の焼き物が生まれるのですから。土をもらった地主の人にもその話をしたところ、目をキラキラしていました。きっと今の辛いコロナ騒動の中で耐えているのだと思います。そんな地元の希望になればと思います。これから色々、研究してみようと思っています。

2020年4月26日日曜日

マスクIII

昨年の夏の終わり、島で民宿を営む人が陶芸体験に来てくれました。その時、在来のトケイソウを二ついただきました。たまたまみかん畑で拾って来たそうでした。どこかへ置いたまま、そのことをすっかり忘れていたのですが、何かの拍子にカラカラになって見つかりました。そのうち一つの実を割って、タネを取り出して、試しに土に蒔いてみました。もうだいぶ秋も深まっていましたが、運よく三つだけ芽が出て来ました。それをハウスに植えて、今はだいぶ大きく育って来ました。

昔はどこにでもあった在来のトケイソウですが、最近は実が大きな種類ばかりでほとんど見かけることがありません。売り物としての価値も実が大きい方にはありますが、在来はおそらく自家用のみだと思います。実は十数年前にビニールハウスを立てたときも実の大きなトケイソウ、いわゆるパッションフルーツの栽培が目的でした。それがいろいろな理由から、トケイソウ栽培を諦めて今はパパイヤとかドラゴンフルーツを育てています。それが、偶然ですが、またトケイソウを育てることになりました。大きい実のトケイソウは、人工授粉をしないと実になりませんが、在来は放っておいても実がつきます。今年の夏は、パッションフルーツの入ったスムージーが楽しめるかもしれません。朝から、頑張って型作りを終えて、夕方まで、マスク作りをしました。前に作ったものはだいぶ娘のいる福岡へゆきましたから、もう少し作り足そうと思ったからです。前回までのは、ゴムがきつく長くマスクをしていると、耳が痛くなりそうでした。そこで、今日はマスクの横の長さを少し長めにしてあまり耳に負担がかからないように工夫しました。作り方も少し簡略にしました。前回はちょっと頑丈にしすぎたと思いましたので。午後から初めて、24枚できました。これでトータル76枚作ったことになります。もう少し貯まったら、また娘のところへ送ってあげようかと思っています。

2020年4月25日土曜日

ミニ雛人形

昨日、やっと石膏が届きました。早速朝から型作りです。今度は配合を間違えることなく、しっかりと固まってくれました。ただ水を減らしたぶん、泡が出やすく、結構ブツブツが出てしまいました、物事はなかなかうまくゆきません。ところで、空いた時間にミニのお雛様の原形作りを始めました。息子からの提案です。今のような新型コロナ騒ぎがいつ収束するのか見当がつきません。このまま、お客さんが来ない状態が続くようでは、何か対策を練らないと、工房存続ができなくなります。世間の同業者はどうやらネット販売を始めたり、産地ではネット陶器市など、通信販売にシフトし始めているようです。しかし、この屋久島にはハンディがあります。離島ですから配送料が割高になりますし、送る時の破損のリスクも高くなります。なんとかできないかと考えたところで、ミニのオブジェを思いつきました。これまで、招き猫や狛犬、それにミニの仏像などは作ってきましたが、より一般の人たちに喜んでもらえるような身近なものを作りたいと、まず選んだのがお雛様です。ちょうど、手元にあった、コレクションを参考に試作することにしました。絵付けの土人形になります。

土人形は、毎年年末に作っているので、技術の蓄積はあります。それに何よりも、小さいので、送料も抑えることができます。なんとか、この先いつまで続くのかわからない新型コロナとの戦い、生き延びるための努力をしたいと思っています。

2020年4月24日金曜日

改装終了

今日でなんとか工房の改装が終わりました。全て収まるところに収まってしまうと、もう何十年もこんな感じだったようになりました。使った材料は全て古材ばかりですし、中にはここを建てたときに屋根裏にストックしておいた板もあります。今から40年近くも前ですし、そのときすでに何十年も前の板ですからおそらく7、80年は経っていると思います。これでなんとか作業場と展示場との間に仕切りができました。この先、もし緊急事態宣言が解除になって、またお客さんが来てくれるようになっても、密接は避けれると思います。ウィールスを完全に根絶することは難しいようですから、できるだけ感染しにくいように努めようと思います。さて、最近窯出ししたパンケーキ皿です。以前、お客さんから注文をもらって、そのときに作った型で作りました。

今回はベージュの生地に色を散らしました。どちらかというとおとなし目に仕上げました。次はもう少し、激しい色使いにしてみようかと思っています。

2020年4月23日木曜日

ラスト体験荷造り?

窯出しして、荷造りをしました。陶芸体験の作品です。しばらくは、体験工房も閉鎖。それだけでなく、お店も閉じてますから、後のことはわかりません。何よりも、この後、体験が再開できるかどうか、もしかするとこれがラスト体験荷造りになるかもしれません。

思い起こせば、45年前、当時は屋久島での陶芸では収入にならず、東京の自宅に小さな工房を作り、陶芸教室をやりながら、半分屋久島、後の半分を東京という生活をしていました。あの頃から、陶芸を教えてきたわけで、我がことながら、人に教えることが好きなのかもしれません。大学受験するとき、美術の先生を目指したこともあるくらいですから。それが、まさか突然にこのような形で、とりあえずは教えることから、手を引くことになりました。いつか再び始めることができるのか、歳も歳ですし、まずはなんとか生き延びることを目指そうと思っています。

2020年4月22日水曜日

改装作業

まずはクローズドの看板を作りました。

そのあとは、工房の改装作業です。いちばんの目的は、お客さんとの接近を少なくすること。そのために、展示場と作業場の間に、支払いや包装をするカウンターがわりのテーブルを置くことです。そして、空いたスペースにはこれまで、入り口にあった、休憩用のベンチとテーブルを移動しました。上には棚受けがわりの孟宗竹が通ってましたが、思い切って取り外すことにしました。すると展示場がずいぶん明るくなりました。入り口回りも広々として窮屈な感じがだいぶ改善しました。

あとは、棚にあった器たちをどこへ持ってゆくか。まあ、物置代わりの離れに運ぼうかと思っています。

2020年4月21日火曜日

工房模様替え

釉薬掛けを終えて、窯づめをして、看板を書こうと考えているところへ、宅配便の配達員さんがが来て、教えてくれました。もう、観光客は全くいませんと。それから、土産物屋さんも全部閉めていますと。二三日前は、それでも、たまに迷子のようにお客さんが来てくれることもあったのですが。我が工房も看板を下ろしていますが、今日からは、ついにクローズドを出そうと、看板に色を塗り始めました。なにせ、年中無休で、大晦日も元旦も店を開けてましたから、本当に緊急事態です。そこで、この際、思い切って模様替えをしようということになりました。これまで、作品を包んだり、袋づめをしていたスペースを移動して、お客さんとの距離が離れるようにすることにしました。

長い間棚ざらしだった作品は、思い切って壊したり、洗って別の場所に移動したり、この際ですから、整理しようと思っています。もう何十年も前に作って、素焼きのままで埃をかぶっているものも壊すことにしました。なんだか断捨離を始めた気分です。こんなことを始めると、終活みたいでちょっと縁起が良くない気もしますが。もうかなりの高齢者ですから、このコロナ騒動、なんとか生き延びることができると良いのですが。