2023年6月30日金曜日

目標

 毎朝、一日の目標を立てます。ノルマというほど重い物ではなく、「これだけ出来たらよいなあ」ぐらいの軽いものですが、達成できた時はやったあと思いますし。出来なかったときは、ダメだったかとちょっと、がっかりします。今日はすべてクリアー。満足感があります。朝の草取りから、ここまで出来たらというところを取ることが出来ましたし、朝からの土練機作業も、五寸皿の化粧掛けも、そして小皿も50個、挽くことが出来ました。五寸皿は二日がかりでしたので、余計に満足感があります。まあ、大きさも作りも違いますが。でも、むし暑い中、かなり集中したことは間違いありません。はっきり言って、ほとんど目標には届かないことが多いのですが。

2023年6月29日木曜日

五寸皿削り

二日がかりで挽いた、五寸皿を削りました。一日ではむりだろうと思ったのですが、なんとか削り終えることができました。午後にはお客さんが来て手を止めて話をしたり、畑まで行ったりしたので、明日まで掛かることを覚悟したのですが。全て削り終えて、ろくろにセットしてあった削り台を撤去して、後は明日の化粧掛けに備えてケースに収納というところで一枚削り残していることがわかりました。最近、結構こういうことが起きます。注意力が減退しているのでしょう。それでも、頑張ることが出来たことに 、ちょっぴりですが満足しております。

2023年6月28日水曜日

ろくろ体験

久しぶりに体験指導。ろくろです。その前に昨日の続きで五寸皿。少しずつ感じがつかめてきた気がします。仕事は続けることが大切。でも、少量多品種がわが工房の日常ですから。五十個ぐらい造ると飽きてきてしまいます。次に作るのは一か月先かも。これではなかなか上達しないわけです。 

2023年6月27日火曜日

轆轤挽

 今日から器仕事。工房の定番品を作り始めました。毎年夏になると欠品してしまうものたち。5寸皿から。以前は一回り小さい小皿が最も人気があったのですが、最近はそれに代わって直径15センチほどのお皿が良く出るようになりました。ろくろ目を消して、平たくしてちょっと洋風に。50枚は挽けるだろうと思ったのですが、とてもとても。その半分がやっとでした。まあ、昨日突然のお客さんでついつい飲みすぎたのか、休憩時間に入るといつの間にか眠ってしまい、気が付いて目が覚めると一時間。そんな状態では仕事が進むはずはありません。それほど飲んだとは思いませんでしたが、かなり酔っぱらっていたとか。夜中に大きな声を出したり、突然歌を歌いだしたりしたそうですから。

2023年6月26日月曜日

高齢者運転

棚卸に出掛けました。工房から出たところで側溝に脱輪。すぐに脱出できましたが、次は県道に曲がるところで後ろの車輪が 歩道に乗り上げました。なんという最悪な出だし。その後は何事もなく進んだのですが、一時停止の標識があるところで、止まったところ、前の車両が警察のつかまっていました。間一髪というか危機一発というべきか。明日は我が身でした。その後、県道で対向車がパッシングで取り締まりを知らせてくれたので、安全運転で何とか無事帰ってくることが出来ました。つくづく歳をとったなと感じる一日でした。

2023年6月25日日曜日

朝から雨

畑にいたら降ってきたので、朝の草取りはあきらめて、工房で過ごすことにしました。最初はツリーにサインを入れたり離れを片付けたりしていたのですが、小止みになったところで工房の前の庭の草を取りました。ふと思いついて、古いベンチに崖に捨ててあった腐りかかった木の板を置いて、簡単な植物を置く台を作りました。最初は新しい板で造ろうと思ったのですが、草だらけの庭に馴染みません。そこで腐りかかった板を使うことにしました。その上に自作の植木鉢に植えた草花を置いたり、空いたところに昔造って離れの段ボールに入れて積み上げていた少女のオブジェなどを置いてみました。意外と面白かったので、壁掛け用に作った女の子のレリーフも針金で庭木に縛り付けたりして遊んでいました。午前中はツリーの化粧掛け、そのあとはツリーを置く台、前に木っ端を集めて置いたものに色を塗って遊んでいます。雨が静かにまた降り出しています。

2023年6月24日土曜日

釉薬

 上手くいったと思った釉薬ですが、使ってみると欠点が見えてきました。使い方に慣れが必要なようで、まだまだ発展途上な気がします。やはり、使いこなすまで、まだまだ。細かいところに工夫してゆかないと、いけないようです。どんなものでも、簡単なようで、100パーセントのポテンシャルを引き出すためには、コツを覚えないといけないようです。ゆっくりと時間をかけて。

2023年6月23日金曜日

ツリー

今日は轆轤でツリーを造りました。ある、お土産屋さんから頼まれてしまったので。いつもよりも小さめに。楽しかったなあ。もう仕事というより遊びです。もうすぐ夏のシーズンがやってきます。そうなれば当分器づくりに追われます。その前のちょっとした気分転換です。熱い夏が来ます 。負けないように。何とか元気に過ごしたいものです。

2023年6月22日木曜日

青空

 午後から陽が差してきました。なんだか、梅雨明けも近い予感がします。今日は急に体験のキャンセルが入って、ぽっかり時間が空いてしまいました。窯仕事をした後、先日造ったツリーに台をつけました。最初はそのまま焼くつもりでしたが、急に気が変わって、台をつけることに。良くイングリッシュガーデンで見かける烏帽子のようなもののミニチュア版です。最近多肉植物の動画をよく見ているのですが、植物と可愛いオブジェが一緒に飾られたりしています。手のひらに乗るようなミニチュアの世界。いろいろ土で造ったら面白そうだなと思っています。

2023年6月21日水曜日

ジャム

 スモモでジャムを作りました。収穫が多かったので我が家で一番大きな鍋に入りきらず、もう一つ使って煮ました。前に収穫して冷凍してあったレモンも加えて。自分の畑でとれたものだけで作ることが出来ました。今日は夏至とか。昼が一番長い日。まだ夏も来てないのに、不思議な感じです。今日もよく降りました。梅雨末期独特の強い雨。土砂崩れが心配です。久しぶりに畑にシカがあらわれました。スモモを収穫した後でよかった。彼らもこの雨で、山の食べ物が少なくなったのでしょうか。昨日山から引いている水が止まったので水源地に行ったとき、今まで見たこともないような美しいキノコを発見しました。真っ白な茎の上にゴルフボールを大きくしたような丸い形があまりにも見事で、息子を連れてもう一度、見に戻ったほどでした。自然の造形は時として、信じられないような姿を見せてくれます。

2023年6月20日火曜日

スモモ

 朝、スモモを収穫しました。娘の、小学校か中学校の卒業記念の木ですから20年以上は経っていると思います。実が熟す頃にお猿さんがやってきて丸坊主、なんてことが多かったのですが、今年は無事でした。ただここにきて雨が続いてかなりたくさん落果してしまいました。いったん落ちるとアリがやってきて一気にぐじゅぐじゅになってしまいます。先日落ちていたのを食べてみたら甘くてほんとうにおいしかった。毎年、収穫すると砂糖を加えて煮てジャムにして、朝のスムージーに加えています。甘酸っぱさが加わって、味が深くなります。今夜あたりの作業になりそうです。

2023年6月19日月曜日

見繕い

 工房の片隅で、見たこともない花が咲いてました。ホタル袋を大きくしたような花。タグを見るとカンパニュラの仲間と書かれています。そんな花買ったかなあと首をかしげたのですが。ひょっとしてと思い当たることがありました。ある、種苗会社の見繕い苗のセットを買ったことを、割安と出ていたのでつい飛びついてしまいました。確か宿根草のセットとあったような気がします。届いた苗を見てちょっとがっかり。聞いたこともない植物たち。おまけに屋久島のような厳しい環境ではとても生きてゆけないと思ったからです。その一つが花をつけたのでしょうか。可愛い花がうつむいて咲いています。うす紫の。その他にも確かミヤコワスレもあったような気がします。東京の実家の庭にも咲いていました。ただ、暑さに弱かった印象が。あまり日が当たらない畑の隅に植えたのですが。今のところは生き延びているようです。昔と比べると植物たちも品種改良が進んでいるようです。ひょっとしたらこの屋久島でも生き延びてくれる花たちが出てくるかもしれませんね。

2023年6月18日日曜日

切り払い

 雨の中での農道切り払い作業でした。怪我無く無事終わり、良かったと思います。そのあと、ホームセンターの売り出しで、培養土を買ってきました。前回、たくさん買いすぎたと思ったのですが、気がついたら使い切っていました。今日も同じ数買って帰りました。これで秋の種蒔きも楽しめそうです。まだ夏も来てないのに、気の早い話ですが。春に蒔いた植物たち。アゲラタムもサルビアもケイトウもすくすく育っています。今朝は、庭に置くオブジェも焼き上がりました。新しい配合の釉薬もほぼ完成と言えるところまで来ました。いろいろありますが、前を向いて進んでゆきたいと思っています。

2023年6月17日土曜日

パパイヤ

 今朝はパパイヤの周りの草を取りました。ビニールハウスの脇に以前植えたものです。食べた後の種を捨てたところから出てきたものです。去年の台風でかなりやられて枯れてしまったのもありますが、数えてみると11本が生き残っていました。すぐに手入れしてあげればよかったのですがずっとほったらかしにしていました。中には横になったまま何とか生きながらえているものも。周りの木がかぶさって、かなり元気がなくなっているので、ついでに木の枝を切って日が当たるようにしました。根元はサースがはびこっていたので手で引っこ抜きました。これで少しは元気になってほしいと願っています。

2023年6月16日金曜日

メルカリ

最近植物をメルカリで買いました。今まではほとんど、オークションばかりでしたが。メルカリは送料が無料というのが多いようです。植物を育てている人が余ったものを処分しているケースが多いのでしょうか。シダを2種類。屋久島にはシダが多く生えています。しかし、あまりに元気すぎてわざわざ鉢で育てようという気持ちにはなりません。島の植物を紹介する図鑑では固有種だったり、稀少な種類が掲載されています。けれど、写真で見てもなかなか違いが分かりません。気が付かないで切り捨てていた中に、珍しいシダも入っていたのでしょうか。 

2023年6月15日木曜日

ツリー

 木です。オブジェの。そもそものきっかけは大きなクリスマスツリーに添えたもみの木のイメージ。グリーン系の釉薬を重ねてかけて複雑な色を着けます。高さはそれぞれ数センチ。置いておくと、結構連れて帰ってくれます。そこで今日はちょっとだけ時間が空いたのでいくつか作ってみました。最初はツリーでしたが、次第に脱線して、ミニの鉢を置くための台などを作ってしまいました。小さな植物を入れた鉢。セダムでもよいし、その辺の草でも育てて、それを眺めるもよし。植物は様々な表情を見せてくれますから。

2023年6月14日水曜日

農道

 恒例の集落総出の、農道切り払いが次の日曜日の予定です。その前に農道に面した土地を持っている人は各自で、草を払うことになっています。今朝、その作業を行いました。まずは、ビニールハウスの入口のグレーチングの下から。そこは毎年土が溜まって、大雨が降るとあふれるところです。土が溜まるとそこに草が生え、ますます流れにくくなり、上から流れてきた土や木の葉で埋まってしまいます。一人暗いうちからグレーチングを持ち上げて、二時間格闘して何とか掃除を終えました。6時からの犬の散歩の後家族総出。草払い機で工房の前から裏山まで刈ってゆきました。刃を新しいのに付け替えたので、よく切れて道路まではみ出した木の枝もすいすい切れます。調子に乗って切り過ぎると後片付けが大変です。家の裏山の切通しのところが、木が大きくなったためでしょうか。崖にシダが生い茂って、だいぶ感じが良くなりました。それに陽があまりあたらいせいか、草の生え方もおとなしくなった気がします。植物は光合成をして大きくなるという事を改めて勉強しました。いつもならば一気にあと片付けまで終えていたのですが、歳を取って無理は禁物。片づけは明日に持ち越しです。今日は久々、陽が差して汗まみれの作業となりました。

2023年6月13日火曜日

コンパニオンプランツ

 相性の良い植物を一緒に育てることを、コンパニオンプランツというようです。野菜でいうと例えばトマトとバジルとか里芋とショウガの組み合わせ。ビニールハウスの脇で育っているサトイモの隣でショウガも出ています。今年植えたものではありませんが、掘り残したものが大きくなっています。雨の止み間。草を取りました。今年は野良ばえの野菜に期待しています。一か月ほど前に肥料をやったら、サースが芽を出して草だらけ。3時間ほどかけて草取りでした。ショウガは茎に触れると、強い香りでわかります。あのさわやかな香り、心が落ち着きます。バジルも植えていますので、触れるとよい香りがします。和のハーブ、ショウガと、洋のハーブ,バジル。バジルはピザやパスタに、しょうがは醤油に漬けてご飯のお供に、食卓を楽しませてくれています。

2023年6月12日月曜日

釉薬づくり

 今日は5種類の釉薬を作りました。これまで仕入れていた陶芸材料の販売店さんが対応できなくなってしまいました。陶芸の材料は仕入れ先やロットが変わってしまうと、がらりと別物になってしまうことが往々にあります。そんなこともあろうかと、三年前からぼちぼち準備はしていたのですがやはり実験的に少量作るのと沢山の作品に使うのとでは違いが出てしまいます。しかし、ここに来て待ったなし。逃げているわけにはゆきません。新しい材料を工夫して、これまでの作品とあまり変わらない器を焼き上げなくてはならないのです。そこで今日は新しい釉薬を作ったというわけです。今回のは大きなバケツにかなりの量を作りました。これがうまくゆかないと死活問題になってしまいますから緊張しました。以前の継ぎ足し継ぎ足しとはまるで違います。すべてを新しく始めるという事は大変なことだと今更ながらわかりました。

2023年6月11日日曜日

チップ

 お皿などの小さな傷をチップというらしいです。以前ホテルに納めた大皿の修理を依頼されて、数が多いのでそのまま倉庫に置きっぱなしにしていました。その催促が昨日来て、先送りにもできないので、今日修理をしました。大きな傷ではないので思ったよりも時間はかかりませんでしたが、初めての接着剤なので結果が心配になります。うまくゆくとよいのですが。午後から夕方にかけてここ最近は、まったくなかったお客さんが、立て続けに来てくれて、バタバタになってしまいました。結局、ゆっくり過ごす予定が、真逆の一日。この時期にしては、思いがけない忙しさに、驚いています。

2023年6月10日土曜日

植木鉢

 雨が続いて、一昨日挽いたぐい呑みをやっと削ることが出来ました、そのあとにミニの植木鉢を仕上げて、さて今日は、角の鉢でも造ろうかと土を練り始めると、硬めの土でうまくまとまらず、ひびが入ってしまいます、そのひびが面白くあえて塊のまま、小さく切り分けて穴を彫ってオブジェのような鉢にしてみました。この鉢に植物を植えたら面白そうです。今朝雨の中畑に行ったら、野ゲイトウがたくさん出ていました。あの子たちを植えこんでみたいと思います。その他色々な草も。そのわきに置くオブジェも作らないと。

2023年6月9日金曜日

草払い機

日 昨日、久しぶりに家の庭の草を払いました。今年は、例年よりも伸びていない気がします。ただいつもだったら躊躇なく切り払っていた雑草たちを切ることが出来ませんでした。この草はかわいいから鉢で育てようとか、畑に移そうとかついつい気持ちが行ってしまいます。中でも玄関の前に広がっているハツユキカズラはかわいくて、遠慮してしまいます。それとベランダの前にひろがっている名の知れない草、ライムグリーンの草ですが近頃せっせと畑に移植しています。ただの草だと思うのですが、畑で見ると愛おしく感じられます。それと駐車場の前のヒメツルソバとプレクトランサス。植木鉢に入れたらどんな感じだろうかと、ワクワクしてしまいます。今日小さい素焼きの鉢が一つ、焼き上がりました。早速何か、草を育てたいと思っています。

2023年6月8日木曜日

ミニ鉢

 ぐい呑みを挽いた後、ちょっとだけ自家用のミニ鉢を作りました。いろいろ買い集めてきましたが、いつの間にか庭の草に戻ってきました。特別な山野草ではなく、家の周りに自生している普通の雑草を植えてみようと思っています。鉢も本焼きではなく素焼きで。出来るだけ手間と費用をかけず、楽しみたいという気持ちです。よく見まわすと、足元にはかわいい花や草がいろいろ育っています。そんな植物を自分で作った鉢に植えて楽しみたいと思っています。

2023年6月7日水曜日

トゲ

近頃、毎日トゲ抜きをしています。庭の草取りをしていると、棘のある植物が多いことがわかります。第一は野ばら。次はサルトリイバラ。いわゆる山帰来。それと名前のわからないいくつかの植物。もう一つ、穴の開いた手袋をしていることもあると思います。 捨てるのがもったいなくてついついまた使ってしまいます。今日など二か所。二つ目はだいぶ前から痛かったのですが放っておいたところです。薬指の先っぽで針で突っつくと血が出てきてなかなか止まりません、かなり前に刺したらしく周りがかなり黒くなって、硬くなっていました。とげと思わなくてろくろ

2023年6月6日火曜日

イッツ ハードレイン

 雨ですねえ。梅雨ですから。雨が降る中、前の畑では草払いをしています。

牛さんは雨関係なくおなか減るでしょうから。蝉も鳴いてます。

生きられる時間、限られているでしょうから、必死なのでしょう。

遠くで雷鳴が響いています。一度、停電もありました。

お客さんはありませんが、ここにきてせわしない日々を送っています。


2023年6月5日月曜日

ミカワノギク

 朝の庭仕事。草を取っていたらコデマリ木の根元にミカワノギクが咲いていました。濃い紫の小さな花。昔東京の実家の庭に咲いていたミヤコワスレにそっくり。可憐な花で雑草に覆われたとき多分消えてしまったと思ったのですが、どっこいしぶとく生き残っていました。それも株を何気に増やしながら。本当にうれしくて思わず声をあげてしまいました。いったんは消えたと思った花が生き残っているのを見ると胸がきゅんとします。大昔鹿児島の木市で手に入れたものです。ネットで検索しても、なぜかその植物はヒットしません。別の呼び方があるのかといろいろ調べましたが出てきません。ノコンギクが近い気がしますが、画像で見るよりも色がもっと濃く、ノコンギクの花期は秋というのです。今花が咲いているという事は別の植物という事でしょうか。息子に、その話をするとノギクは複雑でなかなか判別が難しいとの事です。確かに家の庭に広がっているシロギクは前からそこで育っていたヨメナらしい植物と交雑して、薄い紫に変わってきています。ノギクや野バラのような自然界の植物は、様々な条件で微妙に変化しながら生きているのでしょうか。

2023年6月4日日曜日

一喜一憂

 畑にいるといろいろ起きます。今朝は使っていた鎌を何気なく手放してどうしても見つからなくなりました。ほぼあきらめたとき、刈った草の山の中から出てきました。思わずやったと叫んでしまいました。畑に行くと、錆びた石油缶の上に置いたあった素焼きの大きな鉢が落ちて割れていました。手作りの鉢で長い間畑の隅に置いていたので苔むしていい感じになっていました。雨で重くなって石油缶がつぶれていました。まさに一喜一憂。まあ、黄金色に輝く満月を見ることが出来たのだから、良かったのですが。今朝も四時間、夜明けの畑を堪能しました。

2023年6月3日土曜日

季節

 今朝、四時ごろ畑にいたら、小さな光が見えました。土曜は、よく朝帰りの人が通るので、それかなと思ったのですが、動きが変です。東に向かってたと思うと急に向きを変えたり高くなったりと。そこで気が付きました。ホタルだと。それにしても大きな光。それもミドリの。しばし眺めているとどうやら木の枝に留まったらしく、明かりが消えてしまいました。昨日は晩に、流し虫(シロアリの巣別れ)が飛んできましたし、今朝は畑の草むらで、でっかいムカデと遭遇。いやあ、自然の濃いところです。屋久島は。それに蝉が朝からにぎやかですし。周りが森ですから。熟したヤマモモが道を染めて、畑のスモモも色づいてきました。

2023年6月2日金曜日

 今日、カップに窯印の印を押していて、誤って手をひっかけて落とし、壊してしまいました。ここまで仕上げてきたのにと、自分の不注意に腹が立って仕方ありませんでした。もう、こんな不注意はしないぞと心に誓った、そのすぐあとに、また同じことを繰り返してしまいました。情けなくて、年を取ったものだと言い訳したのですが、若いころを思い出しました。日雇い仕事をしていた時、あるマンションの建設現場でした。そこに置いてあったベニヤのきれっぱしを片づけるとそこに穴が開いていました。うっかり足を踏み入れて下の階に落ちてしりもち。誰も見てなかったのを幸いと、上の階に戻ってベニヤで穴をふさぎました。しばらく仕事をしているうちにその穴のことをすっかり忘れてしまい、またまた板をどかして穴から落下。つまり、生まれつきの不注意ものだという事です。同じ過ちを繰り返す懲りない性格です。今日のミスもまたやっちまっただけの事。まさに、「バカは死ななきゃなおらない、」という事なわけです。自虐のことばではありますが。

2023年6月1日木曜日

停電

 午後、突然停電になりました。風もそれほどでもないのにと思っていたら、鳥獣被害との事。サルかシカですか。ろくろで削りの真っ最中。ヘッドライトをつけて続行しました。こんな時蹴ろくろでよかったと思います。原始的な方がいざというときどうにかなります。家の緊急用発電機もチェックしておいた方がよさそうです。台風は、南に逸れてくれそう。直撃する事だけは避けてほしかったので。明日から船もすべて欠航しそうな気がします。当分は孤島になってしまいそうです。