2024年7月31日水曜日

性格

 人の性格は面白いと思います。昨日の陶芸体験の家族連れ。一番小さい子は小学校の一年生でした。まだ幼い子でしたが、性格がはっきりしていました。しっかりと自己主張していました。あの子の性格はどこから来たのか、きっとお母さんではないのかなと思ったのです。そういう事は何となくわかるものです。たとえば、日本人は、生真面目で、几帳面、チョット内弁慶。民族も、先祖から受け継いだ長いアイデンティティーで培われるのだと思います。たとえばオリンピックを見ると、ついつい日本を応援してしまうのも、愛国心だけでは説明できない、血のなせる力という気がしてなりません。

2024年7月30日火曜日

夏休み

 もうすぐ八月です。夏休みも十日近く過ぎてしまいました。ここのところ、朝の散布の帰りにラジオ体操に集まってきた子供たちに出会います。今日の陶芸体験は関西からの家族連れ。まさに夏休みを利用した家族旅行でした。子供のころに父が務めていた会社が持っていた海の家や山中湖のロッジが思い出されました。まだ戦後それほど経っていない頃でしたが父は毎年家族を連れて海へ山へと連れて行ってくれました。今思い出すと幸せな家庭だったと思います。学校での友人たちの多くは裕福な人たちが多く、学校ではみじめな暮らしと引け目を感じいていましたが、地方へ行くともっと暮らしの貧しい人たちに会って、子供ながらに社会についていろいろなことを知ることが出来たように思います。あの頃からずいぶん年を経て今ではおじいさんになってしまいましたが、子供たちに接しているとこれから先、どんな世界が待っているのかと不安を感じてしまいます。願わくば戦争などに巻き込まれず、家族で助け合うような平和な暮らしを願わずにはいられません。

2024年7月29日月曜日

小壷

 昨日、壊した小壷に再挑戦。何とか造りました。あまり変わりばえしませんが。そこで分かったこと。人が造るもの。それほど一気に変化することはないという事。ただ、造る側の意識。この程度でも良いかあといったような。昨日は頭の中にもっとすごいものが渦巻いていたのですが、そんなものは突然生まれないという現実。でも、ただの粘土の塊から瞬間的にそれなりの造形物に変化できた事。これはそれなりの経験と修練のたまもの。だから、出た結果を良しとする。物事、ポジティブにとらえてゆきたいと、改めて思ったところです。

2024年7月28日日曜日

職人

 今日も仕事。ろくろ作業でした。しかし、なかなか思うような形にならず最後全てを壊してしまいました。職人としては失格。作家っぽい事をしてしまいました。テレビなんかで焼き上がった器を壊している映像を見るとあまりいい感じがしません。だって、プロとしていかがなものかという風に思ってしまうからです。そんな自分が気に入らないから、一日の作業をふいにしてしまうのは、どうにも職人らしくありません。焼き物屋には職人としてのプライドと、作家としての想像力が併せ持って居るようなところがあると思います。昔、彫刻家の友人から、お酒を呑んで「この器職人」と言われて、頭に血が上ってビール瓶で殴ったことがありました。今では恥ずかしい思い出ですが。職人こそがモノ造りであるという気持ちがいつの間にか出来上がっていたつもりでした。そんな積み重ねが、今日の行動を恥ずかしいという気持ちにさせたのだと思います。まあ、どっちでもよい話ではあるのでしょうが。

2024年7月27日土曜日

サマー

 夏空が戻ってきました。昨日までのにわか雨続きとはだいぶ違います。なんとなくですが、体も慣れてきたみたい。油断大敵ですが。海の向こうではオリンピックも始まりました。最近の世界は物騒なことが続いています。どうか、無事に終わりますように。

2024年7月26日金曜日

片口

 午後から片口を挽きました。別のものを造りたかったのですが。息子のリクエストで。確かに在庫がほとんどありません。最近、結構人気があります。ぐい呑みとセットで。昔、造っていたぐい呑みは現在のよりずっと大きかったのですが、あまり売れませんでした。だんだん酒が弱くなって小さくなってきました。その酒も最近はほとんど飲みません。今は缶入りの発泡酒を一缶で終わり。あとはご飯を食べて、六時には布団に潜り込みます。なんという健康的な生活。でも夜中に起きてスマホで動画ばかり見ています。これって健康的と言えるのでしょうか。

2024年7月25日木曜日

棚卸し

 早いものですねえ。もう月末です。棚卸を兼ねて買い物。スーパーには子供たち。夏休みです。お母さんたちもさぞや大変でしょう。我が家にももうすぐ孫たちが帰ってきます。花火を買いました。店の中で集落の区長さんにばったり。手には大きな花火を抱えていました。なんとなく口元がほころびます。我が家のは小さめ。実は去年の夏に買った大きな花火がまだ残っているので。果たして、湿気で使えるのか、でも捨てるわけにもゆきません。夏は、爺さん婆さんにとっても心躍る時期でしょうか。

2024年7月24日水曜日

熱中症?

 朝から土練機を回していたのですが、土を造り終えて、家で朝食を摂ろうとしたとき急に具合が悪くなってしまいました。貧血のような症状。スズが横になっている脇に体を横たえてしばらく休憩。前日も、朝から心臓が苦しくなってのろのろと動いたのですが。貧血かなと思って血圧を測りましたが正常。という事は熱中症でしょうか。まあ、病院へ行くほどではないのですが、しばらく休めばよくなる程度の。もう若くはないので無理は禁物。午前中は工房で横になって過ごしました。息子が言うには、いびきをかいて寝ていたから怖かったとのこと。なんにしても年相応の動き方を心掛けようと思います。

2024年7月23日火曜日

エビデンス

 最近、動画を見ていると知らない英語がやたらと飛び交っています。エビデンスもその一つ。その言葉が連呼されると全くついてゆけません。あとルサンチマンとかメンヘラ。昭和生まれの古い人間には全く理解不能。余り良い意味で使っているとは思えませんが。この調子で英単語ばかりになったら、おそらくちんぷんかんぷんでしょう。ここはどこの国でしょう。

2024年7月22日月曜日

 とめどなく流れます。夏ですから。おまけに例年以上の高温。水分摂取に気を付けていても際限がありません。会う人ごとに決まり文句。暑いですねえが。こんな調子で乗り切れるのでしょうか。愛犬スズも舌を出して口を開けてハアハア肩で息をしています。もう十六歳。最近目がほとんど見えないようで家の中でもあっちこっちごっつんこしています。

2024年7月21日日曜日

ボン

 我が家の愛犬の名前を間違えて書いているとカミさんから言われました。十六歳になる犬の名前はスズ。間違えた名前はボン。昔飼っていた犬です。車で走っていたら飛び込んできて轢いてしまった子犬。飼い主に言うと殺してくれやとのこと。獣医さんのところへ連れてゆくと足を切断するしかないというので、手術してもらって我が家の犬になりました。三本足の愛犬。これまで何匹も買ってきましたが、最も勇敢で飼い主を信頼してくれたのがボンでした。まだ思い出すのねとかみさんから言われて恥ずかしくなりました。実はちょっと複雑な流れがあるのです。最近よく見ているある動画。その中で出てくる犬がボンちゃん。毎日見ているのでつい間違えてしまったのです。詳しい話は省きますが、昔飼っていた犬と現在毎日のように見ている犬とが同じ名前であったという事にかみさんから指摘されて初めて気が付きました。ユーチューブで毎日のように見ている人は偶然にも青春時代に過ごした町に住んでいたとか。今から五十年近く前、あの街のどこかですれ違っていたのかもしれません。人の縁とは不思議なものです。

2024年7月20日土曜日

 この道一筋というような生きる道。若い頃画家を目指して大学に通っていたがどうもしっくりこなくて迷っていたころがありました。その頃映像ではどうかと京橋のフィルムセンターへ通ったり、カメラマンを目指して一眼レフを手に街を歩き回ったのですが、どうも人間に興味がわかないと気が付きあきらめたことがありました。そして、最近カメラを手に入れてもっぱら散歩の途中とか山へ入るときにも手にしているのですが、どうも良い写真が撮れません。やはり人には向き不向きがあるのでしょうか。今日も水源地にカメラを持ってゆきましたが、シャッターを切っても全然無駄ばかり。そのうち下手な鉄砲でも数うちゃあたるで心に残る画像が残せるのでしょうか。

2024年7月19日金曜日

削り

 焼酎カップを削りました。削りというのは陶芸をやっている人の専門用語です。陶芸作業には独特の言い方がありまし。削りに使う台をシッタと呼びます。窯の中で棚を組むのに使う支柱はツク。釉薬の事はクスリ。先日体験に来た方がこれはどういうクスリですかと、聞かれて、どこかで習っている人だとすぐにわかってしまいました。そのことを尋ねると、「ハイ、チョット」という答え。これも定番です。おかしなものでほとんど同じリアクションをします。これはどうやら世界共通。昨日の中国からのお客さんも不思議と、臭いでわかってしまいました。この仕事、長くやっていると器を手にしただけで、同業者だと分かってしまうものです。

2024年7月18日木曜日

昼に蕎麦屋

 お客さんを連れて蕎麦屋へ。残念ながら売りきれでしたが。昼前に来たお客さん。どこかに食事するところないかと聞かれて。いつもなら、簡単に場所を教えるぐらいですが。外国の人。女性。学生時代は絵を勉強して、今は陶芸作品も造っているとか。スマホの写真を見ると、どこか似ているような。まだ若い方ですが、中国の方。珍しく、その気になって軽トラで出かけました。途中で滝を見せて、最後はパン屋さんに連れてゆきました。そこでお別れ。中国の人ってもう少し違う印象がありましたが、普通に日本人と変わらない印象。先入観は良くないと学ぶことが出来ました。

2024年7月17日水曜日

扇風機

 新しい扇風機が届きました。家の食堂兼お勝手に。その部屋は壁のしきりがないのでエアコンは無理。そこで壁掛け式の扇風機を付けることに。我が家の愛犬ボンには専用に扇風機があるのですが。今年の暑さ。尋常でないのでカミさんの体力がかなり消耗しています。昨日の晩に届いたのですが、今朝改めて位置を確認しながら設置しなおしました。ちょっと風があたるだけでかなり楽になる気がします。実は寝室にはエアコンもあるのですが動くためにはその部屋に閉じこもってばかりもゆきません。各地で熱中症のニュースがきかれます。命にかかわるようなことも。特に高齢者にはこたえます。何とか無事にこの夏を乗り切ってゆきたいものです。

2024年7月16日火曜日

猛暑

 突然ですが、猛烈な暑さになりました。体験が入っていたので体験工房ではエアコンを効かせていたのですが、外はまるで超熱帯。気分が悪くなりそうです。どこかはるか遠いところでは台風の卵が。いよいよシーズン到来かしら。世界中でいろいろなことが起こっています。無事に夏を越せますように祈るばかりです。

2024年7月15日月曜日

ベランダ

 体験工房への入口のベランダが突然落ちました。木の床が傾いてしまったのです。何が起こったのかともぐりこむと柱に繋いでいた根太が腐っていました。そこで応急修理。厚い板を切って、根太の下に差し込みビスで留めました。ここのところ少しずつ傾いてはいたのですが。突然、がさっと落ちるとは。たった一本の釘で支えていたのですから。最近の雨続きで木がやわらかくなって割れ落ちたのです。今回の修理も相変わらずのやっつけ仕事、またいつ落ちても不思議ではありません。おかげで午前中の予定がつぶれてしまいました。窯仕事の予定だったのですが。午後になって、遠くで雷鳴が響いています。まだまだ雨のシーズンは続いているようです。

2024年7月14日日曜日

騒然

 世間騒然。アメリカでも東京でも。屋久島の田舎にいても、ネットではリアルタイムで世界の情報が流れてきます。インターネットは空っぽの箱という本を昔読んだことがあります。確かに空っぽだったのですが気がつけば情報があふれています。もはや、新聞テレビを凌駕する勢い。先日、鹿児島でも知事選挙が行われたはずですがほぼ波風立たず。まるで忘れられたかのように。ここにはただ悠久の時が流れているのでしょうか。

2024年7月13日土曜日

個展終了

 奈良での個展が終了しました。昨日、残った作品が帰ってきました。足を運んでくださった方には心より御礼申し上げます。そして今後も、より魅力的な作品を生み出したいと鋭意検討いたしております。思うところは継続は力という事です。作品をご覧いただいた方にこれから少しずつでも、変貌してゆく姿を見届けていただきたいと願っております。それともう一つ、今回初めて息子が中心になって進めてくれました。今後は代替わりしつつ、新たな展開をお見せできれば幸いです。

2024年7月12日金曜日

買い出し

 出かけてきました。カミさんと。余りの暑さで元気が出ないとか。おそらく暑さ負けでしょう。空港の近くの店でまとめ買い。大きな量販店が出来て、皆さんおそらくそこで買い物を済ませているのでしょう。我が家もカートが一つでは足りず二台で駐車場の車まで運びました。沢山買い物をするときは、少しでも安い店を選ぶのが一般人の行動です。ましてや、円安で物価高騰の折。皆さん、よく耐えておられる。島には観光のお客様もあまり見かけませんし、海外からのお客さんもどこかに行ってしまったようです。まるで潮が引いてしまったかのようです。何とか耐えて忍んで、逆境を乗り越えてゆきたいものです。

2024年7月11日木曜日

雨降り

 からからの乾燥した植物にとっては恵みの雨になりました。時折雷鳴もとどろいてますが。工房では午後の体験が二組。窯の仕事をしつつ、釉薬も作り足したり、なかなか忙しく動き回りました。体験の作品も気がつけばすごい数。何とか頑張って間違わないように焼き上げることが今回のミッションです。大切な思い出の器ですから、いつもながら緊張します。

2024年7月10日水曜日

不快指数

 最近、聞かなくなりましたね。不快指数という言葉を。言葉にも、流行り廃りがあるのでしょうか。今朝、あまり聞きなれない言葉を耳にしました。某、公共放送で。待機障がい者というもの。待機児童はよく聞きましたが。施設に入りたいけど入れないという意味でしょうか。でも、現実に取材していたのは例えばご両親が世話をしていましたが、高齢化に伴っていつまで世話を続けられるかわからない、将来についての不安という方でした。我が家でも同じような環境にあります。でも、そういう意味では障碍者だけではないと思います。まさに高齢者の方がそういう人は多いような。しかし、今のところ待機高齢者という言葉はあまり聞きません。それよりも今の世の中、団塊世代が良くないと言われます。言外に早く、くたばれというような、雰囲気。団塊世代の人間だって、自分で選んで生まれてきたわけではないのですが。たまたま生まれたのが戦後のベビーブームだったというだけ。それなりに頑張って生きてきたと思うのですがねえ。

2024年7月9日火曜日

プレート

 ろくろで挽いたプレートの後に、スラブローラーを使って長方形のプレートを造りました。長方形はフラットで反らないように裏を彫りこみました。割と薄造りなので乾燥にあたっては頻繁に返しながら陽に当てて乾かしました。今のところはそれほど反り返ってはいないのですが、本焼きでどうなるのかが気がかりです。焼き上がったら針金で壁に飾れるように工夫しております。感じとしては抽象画を壁面に並べるイメージです。この後、前から作りたかったマスク、いわゆるアフリカンマスクに取り掛かりたいと思っています。日本にも古くから能面や伎楽面という文化があります。鬼や天狗のお面もよく見かけますし、ひょっとこ、おかめも縁日で見かけました。最近ではかぶり物、いわゆるキャラクターもアニメなどでよく見ることがありますし、ディスニーとかサンリオなどでも子供たちを喜ばせてくれます。昔から変身願望は人の暮らしと切り離すことが出来ない要素なのでしょうか。

2024年7月8日月曜日

縄文

 屋久島のあちらこちらから縄文土器が見つかります。初めてこの島に来た、五十年前にはついその辺の田んぼでもゴロゴロ出てきました。ところがほとんど最近では見つかりません。実は土壌改良で大型の重機が使われて、おそらく粉々になってしまったのでしょうか。五十年前には縄文時代の住居跡も見ることが出来ました。屋久島には一湊という集落があってそこから九州独特の土器が見つかっています。その土器の特徴はタルクという素材が混入されているのが特徴とか。しかし屋久島にタルクが発掘されているという、記録はありません。土器の破片を調べると花崗岩が風化した粘土が使われているようです。花崗岩は昔から熱に強いという事で土鍋のような耐熱性もあると思います。おそらく煮炊きにも使われていたのでしょう。昔、息子が縄文遺跡の発掘を手伝ったことがありました。その遺跡からは沢山の貝殻が見つかったとの事。そんなことを考えると、この島の花崗岩質の粘土が耐火性があるという事でしょうか。これからその辺の焼成試験をして耐熱性を検証できたらと思っています。

2024年7月7日日曜日

素焼

 陶芸体験の作品がたまってしまい、素焼きをすることにしました。体験工房の棚が満杯。引っ張り出したらあまりの多さに唖然。こんなにやったかなあと思い返すほど。ため込んでしまったことを大いに反省しています。個展の作品造りとデパート用の作品造りについつい気持ちがいってしまい、おろそかになったことに反省しております。今年も折り返しをすぎて、残すところ半分。この夏はまだ台風も来ておりません。この先いったいどんなことが起こるやら。

2024年7月6日土曜日

プレート

 スラブローラーでプレートを造りました。長方形の。昨日まで作ったのはろくろを使って円形のウェルカムプレート。ただ、ウェルカムの文字は入れないことにしました。文字を入れてしまうと使い方が限定されてしまうので。出来れば、アブストラクトアートの平面表現を意識して食器とインテリアという新しい表現を目指すことにしました。陶芸という世界、特に使う事を意識しない作品は中々面白い気がします。

2024年7月5日金曜日

ウェルカムプレート

 お客様を迎える時に飾るプレート。ウェルカムという文字を浮彫で入れました。このプレート。蹴ろくろで造りました。本当は電気轆轤で挽くつもりでしたが、最近使い慣れた蹴ろくろを使いました。かなり大きめ。昔造ったものよりもだいぶ大きいもの。黒化粧を施した上に白い化粧土を使って文字を入れます。ところが柔らかすぎて細い字が書けません。そこで、化粧土に粘りを加えて盛り上がるように工夫しました。陶芸の世界でイッチンという技法です。昔は竹の筒を使いましたが現在はプラスチックやゴムが使われます。文字はパソコンでいくつかの字体を見つけました。書いてみると文字がヨレヨレしてあまり恰好が良くありません。仕事には経験値が必要なようです。明日も文字入れをする予定。今夜、どうやったら格好良い字にできるか、じっくり考えようと思っています。

2024年7月4日木曜日

ツクツクボウシ

 昨日の夕方でした。初、ツクツクボウシ。もう秋でしょうか、夏もまだだというのに。本格的な暑さがやってきました。けれども体はだいぶ慣れてきました。湿度も99パーセントから77パーセントまで下がってきました。今日はかみさんの誕生日。アメリカの独立記念日です。いつか、どこかの預言者がこの日が危ないと言ってました。場合によっては一年先かもしれませんが。なんにしても無事にこの日が終わることを祈っております。

2024年7月3日水曜日

 球の形を作っています。昔色々な大きさで作っていたのですが、最近よく来てくれるお客さんからのリクエストです。石膏で型を作って二つを張り合わせて造ります。そのあとウェルカムボードに挑戦。こちらは娘が結婚式を挙げたときに頼まれて作りました。いくつか焼いて最後の一つを工房の入口にぶら下げていたのですが、やはり同じお客さんから造ってほしいとの要望です。今回は屋久島ブルーの釉薬に文字だけ白く浮き上がるようにしようと思います。

昨日の日記で書いた四国のデパートの展示。問い合わせがありましたから簡単にお知らせいたします。業界では展開と呼ぶらしいのですが季節や時期的な特別の企画。それほど大きな催しではありませんが、お客様の目先を変えるという程度の小企画で通常の展示にアクセントを加えるというぐらいのどちらかというと軽い変化を時折やるようです。それにわが工房の作品を使いたいとの要望に応えたという事になります。もし、興味をお持ちになりましたら、お気軽に食器売り場に足をお運び頂ければ幸いです。こちらといたしましても通常制作しているような作品を送らせていただきました。いずれも屋久島まで足を運んでいただかないとご覧いただけないものです。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年7月2日火曜日

 夏が来ました。体感的には。青い空に暑い空気。これからしばらく、続きそうです。今年の台風が気になりますが。家はこの梅雨空でとうとう雨漏りしてしまいました。屋根をどうにかしなけりゃ。痛い出費になりそうです。今朝の散歩の途中でご近所から声を掛けられました。去年届けたサトイモのお礼です。今年は畑、野菜は何も作っていません。サトイモをのぞいて。芋畑は草だらけ。少しずつでも草取りをはじめなければ。現在奈良で個展開催中ですが、明日からは高松の大丸で展示が始まります。結構陶芸は頑張っております。

2024年7月1日月曜日

打ち上げ

昼にロケットの打ち上げがありました。いつも工房から見ることが出来るのですが、今回はあいにくの曇り空。そのかわり、ネットの実況で見ることにしました。前回は心臓がドキドキしましたが、割と冷静に追うことが出来ました。スケジュール通り進んで無事衛星を切り離すことが出来ました。関係者の方々も一安心したことでしょう。昔、打ち上げ関係の 人が良く工房体験にきてくれました。その時は種子島からわざわざ陶芸にきてくれると思っていましたが、のちに打ち上げに携わる偉い人だとテレビで知って驚いたものでした。種子島はすぐ隣。屋久島でも東の方に行くと、打ち上げの衝撃波で窓が揺れるものです。最近は島の建設工事に関わる人の多くが馬毛島の自衛隊の基地工事に駆り出されているようです。屋久島のすぐ南には中国国籍の潜水艦も出没しているようす。海の向こうには目には見えないですが、いろいろな国の思惑が蠢いているのでしょう。最近よく流れるJアラートの実験放送ものんびり聞き流していられないのでしょうか。