2024年3月19日火曜日

ピリオード

 仏像制作はとりあえず今日まで。造りかけていた観音様は早朝からの作業で何とか完成という事にしました。まだまだ、もっともっと、手を入れたいところではありますが、いじくり回すと余計おかしくなりそうなので。あまり造りこみすぎると、動きがなくなりそうな。物を造るという事はもうちょっと、ぐらいが良い場合もあると思います。後は窯にゆだねることも必要かと。未練はありますが。止め時も大切。そして本業の器づくりに当分は励むことにします。

2024年3月18日月曜日

観光シーズン

 そろそろ春の観光シーズンが近づいてきました。家の庭ではタラの芽が出始めて、四月の移動も間近。リニューアルしていたホテルのオープンと、何かとせわしない季節です。工房にも、あれこれと電話やメールが来たりと、対応が忙しくなってまいりました。あれもしなけりゃこれもしないとと、気持ちも落ち着かなくなってきます。のんびり仏像などを作っている心のゆとりもなくなりそうです。しばらくは器づくりに励むことにしましょう。

2024年3月17日日曜日

観音様

 箱モノを作り終えて、特大の観音様に挑戦しています。石膏型でざっくりとフォルムを決めて、あとは手で形にしようと思っています。ところが原形が動きに乏しく、これをどういう風にしたら、魅力を出せるのか。悩んでいます。おまけに、かなりでかい。造りで高さが70センチ以上あります。少し乾いたところで思い切り動きを付けないと、置物っぽくなってしまいそう。明日から何とかしようと思うのですが、午後からあいにくの雨。仕方がないのでヒートガンで乾かしながら、チャレンジ中。過去これだけ大きいのもは初めてです。頑張らねば。

2024年3月16日土曜日

コンドル

 ユーチューブを見ていたら、ケーナの演奏が流れてきました。動画はマチュピチュの上空をコンドルが飛ぶ映像でした。「コンドルは飛んでゆく」のメロディーが何ともゆったりとして思わず見とれてしまいました。突然箱モノの上にコンドルを飛ばせようと思いました。箱の上にマチュピチュの遺跡を作って、空にはコンドルが飛んでいるというイメージです。針金で浮かせて空を飛ぶ感じにしたいと思いました。早速コンドル造り。これが難しい。どうしてもカラスやツバメになってしまいます。見たこともないものを造るのは簡単ではありません。あきらめて鳥のようなものという事で勘弁してもらう事にしました。変な物ばかり、最近造っています。

2024年3月15日金曜日

初鳴

 今朝、鳴き声が聞こえました。今年最初の「ホーホケキョ」。例年はもっと下手だった気がするのですが。鶯なんて名前、いったい誰がつけたのでしょう。青い空に澄んだ声が響くと、春だなあと感じます。毎年の事ですが。今年も聴くことが出来たと、なんだか嬉しくなります。朝はまだまだ肌寒いのですが。散歩道にはタツナミソウが紫の花を着け、百合がすくすく育っています。いつもの時間ですがだんだん明るさが増して、ヘッドライトもいらなくなってきました。

2024年3月14日木曜日

箱もの

 昨日は蓋物と書きましたが、四角いものはハコモノとも言います。箱モノは粘土を板状にして四角く組み立てふたの部分は後から切り離して、ずれ止めを張り付けるという方法で形にします。今日はずれ止めを付けてみました。蓋にする部分の内側に薄く切った粘土の紐を張り付けて蓋と本体が合うようにします。しかし正方形ではありませんから一か所しか合う場所が出来ません。それをわかりやすくするのが今日の肝。一目でわかるように作らないといけません。それに蓋にオブジェをつけるとなると重さで下がらないようにしなければなりません。何かで支えのようなものをつけることにしました。なんだか小屋を建てている感じ。どんどん形が崩れてきて、見苦しくなってきます。いったいどうやってまとめることが出来るのか、ますます迷路に踏み込んだようになっています。

2024年3月13日水曜日

蓋物

蓋物とは文字通り、ふたの付いたものという意味です。昨日から作り始めました。ろくろで造るのが早いのですが、丸いものしかできません。そこで板作りで四角の蓋物です。シュガーポットほどの大きさ。今の世の中砂糖をポットで出すところはあまりなくなった気がします。まあ、ちょっとしたアクセサリーとか飴でも入れたらよいのかもしれません。昨日は全然進まなかったのですが、今日は少し形が見えてきました。昼間は釉薬を掛けたり作り足したりでしたが、朝と夕方、蓋物に向かっています。蓋がずれないようにするのが難しく、その作業は明日になります。そして、蓋の上にオブジェを造るのが今回のミッション。どんなデザインが良いかあれこれと現在思案中です。