夏の里帰りも終わり、今日孫たちは福岡へと帰ってゆきました。あっという間でした。ダイニングテーブルで、端っこから定位置に戻ることが出来ます。ですがずっと端っこにいたいという気持ちでもあります。孫たちには責任がない分気楽に接することが出来ます。大きくなったねえというのが決まり文句。お兄ちゃんはサッカー、妹はダンスを習っているようです。ちなみにかみさんはスワローズの応援に嵌っています。それぞれが好きなことを見つける。なんて素敵なことでしょう。私は米粉のパン作りと畑で過ごす時間が目下のところの愉しみです。
陶芸屋久島日記
2026年8月17日月曜日
目標
孫たちが、米粉のパンを美味しいと言って食べてくれました。こんなにいい顔で食べてくれるのか、と感じました。そこで次なる目標に挑戦することにしました。ここまでは、ホームベーカリーで焼いていたのですが、これから始めるのは工房で出来るだけ手作業で米粉のパンを焼くことです。そのためには出来るだけシンプルな手順を考える必要があります。焼く道具は無水鍋。粉は手でこねる。発酵が難しいので、発酵器を手に入れました。そしてその先があります。米粉ではなく、普段食べている米を自分で粉にしてパンにする。あとは、玄米で作る、です。昔、子供のころ、よく家の前を「玄米パンのほやほやー」という声が聞こえてきました。最終目標は自分で育てた米をパンにする、というものです。現在畑として使っているところは、昔、田んぼでした。畑を田んぼに戻すのは簡単にはゆかないと思いますが、陸稲という手があります。いわゆるおかぼ。これなら畑で育てられます。たとえ、育てたとしても米にすることが出来るのか。昔お世話になっていた農家さんが、変わった人で、手作業で脱穀するのを手伝った経験があります。干した稲を足踏み式の脱穀機で落としていました。原始的ではありますが。今の時代は、コンバインという機械が畑でいきなりそこまでやってくれます。まさかあの時の経験がここにきて生かせとは。ワクワクします。もちろん、無農薬栽培です。果たして、やり遂げることが可能でしょうか。どうか、この先も、寿命に恵まれますように。
2026年8月15日土曜日
靖国参拝
八月十五日、終戦の日です。決まって、誰それが神社を参拝したというニュースが流れます。子供のころ靖国神社の近くに住んでいました。あの頃は路面電車が走っており、都電の12番、確か「九段下」で降りるとすぐ近くでした。しかし軍人だった祖父からあの神社の話を聞いた記憶はありません、毎年、みたままつりというのが行われ、親がよく連れて行ってくれました。きれいな灯篭が並び、有名人が描いた絵や文字が心に残っています。今になるとあの戦争について、色々な思いがありますが、幼い子供の目には、深い意味など特に知りようもありませんでした。あれから数年過ぎ、社会の色々なことが理解できるようになっても、ただ流れの中でメディアの言うがまま、情報に踊らされて、気がついたら齢を重ねてここまで来てしまいました。この歳になっても、主体性のない自分という存在にはがみしております。これから先も、おそらくこんな感じで終わってゆくのだろうな、半ばあきらめに似た気持ちでいるところであります。
2026年8月14日金曜日
土寄せ
サトイモの畝の土寄せの話です。本来ならば六月か七月にやるべきことなのですが、気がついたらもうお盆。遅ればせながら土寄せをはじめました。ところが土が固くて、スコップの刃が立ちません。もう手に終えなくて、つるはしを捜したのですがどこにも見つけることが出来ません。きっと、どこかに置き忘れたのでしょう。せっせと水撒きをしてもこの暑さ。サトイモは半分枯れかかっています。もうお手上げ状態です。何とかならないものかと思案中です。良い方法が見つかるとよいのですが。
2026年8月13日木曜日
墓掃除
朝、墓の掃除に行きました。盆と正月の二回です。という事は半年ぶり。前回花瓶に生けたドラセナがしっかり根を生やしておりました。あの時プランターに植えた前のドラセナもちゃんと生きております。周りの人のお墓にもドラセナが生えています。前回隣に新しいお墓が作られていました。そのお墓が知人のものと今朝知りました。同じ歳で一緒のソフトボールチームの人と初めて知りました。てことは、もし私が死んだら隣になるという事です。不思議な縁だと思いました。墓石は業者さんに頼むとほとんどが中国産。せめて屋久島の石でとお願いしたところ自然な形の島で採取した石を使ってくれました。墓標は自分で書きました。少し鉄分が所々に入っており、さびが流れて風情があります。折角この島で死んでゆくならこの島の墓石の下に入りたいと願ったためですが。東京からこの島にきてやがて五十五年。文字通り、島人として死んでゆくのだなと実感いたしました。
2026年8月12日水曜日
検診
朝から 、病院へ行ってきました。定期検診です。どこも悪いところがないので、終始米粉パン話でした。先生もすっかりパンにはまってしまったようです。うまくゆかないという話。ういろう状態になってしまうという。独自でいろいろと調べてたどり着いた材料で。こちらも現在の状況を話しました。それぞれの立ち位置が違うので、お互いの状況把握まで。今度一度私の作ったパンを食べてくださいという事で診察室を後にしました。おかしいですね。全然立場も生活環境も違ったもの同士が食べ物の話で盛り上がるなんて。看護師さんが時々のぞきに来て、怪訝そうな顔をしていました。
2026年8月11日火曜日
打ち上げ
今朝、まだ暗い時間、台風で飛ばされたネットをハウスにかぶせる作業をしていたら、突然大地を揺るがすような音が響きました。何事かと見まわしましたが特別変化なし。まるでキツネにつままれた気分でした。後から知ったことですが、その時ロケットが上がったようでした。無事成功。人工衛星も軌道に乗った模様です。丸い月が西の空に輝いて、満天の星空でした。わかっていれば、さぞやきれいな打ち上げが見れたのに。そういえばあの時誰かが前の道を上がっていたなあと思い出しました。おそらくあの瞬間を待っていた人でしょう。これが平和への道につながってくれるとよいのにと思っております。