2025年4月19日土曜日

風薫る

 まだ、四月というのにさわやかに晴れ上がり、清々しい空気が漂います。ニュースでは夏日のところが多かったようです。週末。なんとなく花の季節に浮かれそうです。エゴの花が満開、もうすぐ地面を覆いつくしそうです。らんまんの春。命に感謝。

2025年4月18日金曜日

 今日の昼ごはん。カミさんが出かけたので自分で作りました。大好きなインスタントラーメンです。冷蔵庫から有り合わせの野菜を捜して、フライパンで炒め麵に載せるだけ。でも鉄の中華鍋を捜して、強火でラードを溶かしてキャベツと玉ねぎ、それとシイタケをにんにくを加えて炒めるだけ。肉も使いません。それでも大昔から作っていたので、野菜しゃきしゃきでした。普段あまり銘柄までは書かないのですが今日は書いてしまいます。札幌一番味噌ラーメンです。

2025年4月17日木曜日

オークション

 昨日インターネットオークションをしました。今年二度目になります。前のは縄文土器。今回はある陶芸家の作品です。今振り返ると共通点があります。それは模様。縄文土器は縄目の模様。昨日のは印判の模様です。最近自分でもせっせと印を彫っております。ちょっと時間が空くとハンコ彫り。昔篆刻に凝ったことがありましたが。それを粘土に刻み最後は焼いて仕上げる。この仕事がライフワークになる予感があります。ワクワクする作業です。もしかすると、DNAにきざまれた遠い記憶なのかもしれません。

2025年4月16日水曜日

水道

 先日、応急でつないだ水道の修理に今日上がりました。息子と一緒に。この時期ヒルが多いのでヤマビルを寄せ付けないスプレーで態勢を整えました。水道は前の大雨でぐしゃぐしゃなままです。川に下りる途中には大きな水タンクがあります。海中温泉の前で民宿を営む人が建てたものです。今朝その方がお亡くなりになったという集落の放送が入りました。最近同世代の人が次々と亡くなっております。季節の変わり目は異変が起きやすいのでしょうか。腰が痛いのを何とか胡麻化しながら水道の修理を終えました。なんとなく心淋しい時間となってしまいました。

2025年4月15日火曜日

縄文

 昔の陶歴に「縄文の心を求めて」という文言を入れておりました。屋久島でいろいろなところから発掘された縄文土器の存在、それと山で生き続ける縄文杉へのリスペクトも含めて。ところが実は、縄文土器よりもむしろ弥生式土器の方に当時は惹かれていました。むしろあのデコラティブな縄文土器にはあまり興味がありませんでした。ところが最近になって、妙に縄文に引っ掛かってとらわれています。視覚的には美しい弥生に魅力を感じるのですが、皮膚感覚と言いましょうか細胞が反応してしまうようです。自分の体を流れている血が勝手に動き出すような。日本人のルーツ。おそらく様々な混血で成り立っているのだと思います。川の流れのように幾つもの支流が合流して最後海に注いでいるような。面白いものだなと思います。


2025年4月14日月曜日

東京焼

 昨日の話の続き。九十歳でもまだまだ元気な作家。オブジェを焼いた方。昔オブジェ焼と言えば京都の走泥社が有名でしたがそれに対抗する形で彼が生み出したのが東京焼。活字の「る」というのを配置した作品は私の印象としては文学的だなあと思いました。彼が起こしたのが多摩美術大学の陶芸科とのこと。若い作家を育てることに人生の終章を掛けたのでしょうか。先日見た動画。彼が育てようとしている若い作家たち。彼自身も若さを享受しているようにも見えました。

2025年4月13日日曜日

陶芸家

 昨日、工房に来られた方達。お一人は島の病院の歯医者さん。もう一人は陶芸家とのこと。まだお若い方。訊くと東京の美大卒業とか。東京という事で最近の美術界の情報に詳しい。話を聞いた中で、昔通っていた大学の彫刻家の先生がお亡くなりになった話。確か同じぐらいだと思ってたのですが調べてみるとほぼ一緒。最近、身の回りでもいろいろな方の訃報が入ってくるので落ち着きませんがまた知りたくないことが。ただ、別の作家でもうとっくに鬼籍に入られたと思った方がお元気との事。早速、夜、教えてもらったユーチューブの動画を見て、まだまだこれからだぞと勇気をもらいました。