2022年11月30日水曜日

目立て

山 今日は、のこぎりの目立てをしました。立ち木を切るための腰鋸、二本。本格的に。道具もいろいろ揃えましたから。あさり槌も鋸万力も。ユーチューブで勉強しました。結構切れそうになりました。午後は車のさび落とし。ところがただ錆が浮いていただけではありませんでした。鉄のところまで錆が行って、穴が開いていました。パテで埋めないといけませんが、持ってません。慌てて注文しました。そこで、チェンソーの目立て。やすりがさびていて、うまく研ぐことが出来ません。何とか一通りやってみましたが、果たして切れるようになるのやら。先日の大雨で、家の入り口の砂利が流されてしまいました。家にあった、砂利を運んだのですが、その時使った一輪車を持ち上げたら大量のヒル。人の血を吸う嫌な奴がなぜかうじゃうじゃ。明日は水源地に、山からひいている水道の修理にあがらなければなりましせん。あの辺はヒルの生息地。思っただけでも身の毛がよだちます。

2022年11月29日火曜日

ハード レイン

 昨夜の雨はかなり強かったらしく、側溝に積もった落ち葉が道に持ち上げられて、散乱していました。一時間に50数ミリとか。家の入口の砂利も流されたようで、段差ができていました。今日も時折雷を伴って荒れ模様。外仕事はできないので、窯の修理。午後には、停電も。工房の、段ボールを整理して、ゴミに出す準備をしました。昔、住まいとして使っていたときの洗濯室、今では空き段ボール置き場になってしまい足も踏み入れることが出来無くなっていたのを、何とか片づけました。実は探し物をしていたら、空き箱の山に面食らって、急遽片付け始めたのですが。昔の脱衣所に通じるドアがふさがれて開かずの扉だったのですが、何とか開けられるようになって、探していたものを発見しました。明日はそれを使って一仕事、果たして上手くゆくのやら。

2022年11月28日月曜日

おすそわけ

 今日、頼まれていた米寿の祝いの器を無事に手渡すことができました。記念の文字を入れてほしいという依頼でしたが、なかなか難しく、結局、印をを彫って文字を浮き立たせることにしました。釉薬をかけた後、文字のところをこすってはっきり見えるようにしました。きれいに出るのか心配でしたが、どうやら満足してもらえたようで、頑張った甲斐がありました。その仕事でとりあえず、注文をすべて作り終えたことになります。ほっとしたと同時にちょっと気が抜けたような気持ちです。去年の年末から春まではホテルからの注文と大阪のデパートでの展示で、ろくに休みも取れませんでした。正月返上で頑張ったのが懐かしい。今年はどうやらゆっくり過ごせそうです。今日の二人、そろってもうすぐ米寿を迎えるそうです。おそらく良いことばかりだったわけではなかったことでしょう。それでも、二人で乗り切って現在に至ったということは、なんとお目出度いことでしょうか。記念の品を作らせてもらったということは、ちょっとはおすそ分けを、頂いても罰は当たらないと思います。どうか、末永い幸せを祈っております。

2022年11月27日日曜日

学び

先日窯出ししました。息子が留守で、彼が作った釉薬を、よく確かめずに使ってしまいました。その結果釉薬が流れて、棚板にはりついたり、棚板からこぼれた釉薬が下の段の器に落ちて、被害がいろいろ出てしまいました。マット釉という名前に騙されてしまいました。まさか流れやすいマット釉があるなんて。まあ、すべての釉薬は二人で作っていますから。それに常に新しい釉薬にチャレンジしているので。釉薬づくりに限らず、工房では失敗を恐れず、むしろ、指導書や技法書でやってはダメ、というような仕事をあえてする傾向があります。人と同じようなものを作っていては、どこかで見たようなものしか造ることはできません。大昔、個展を開いたとき、その個展を見たある陶芸家が、どこかで見たようなものが並んでいたと、別の知人に語っていたのを漏れ聞いたことがありました。そのとき、多少自負していたところに、強烈なパンチをくらった気がしました。それから、です。独自の表現を求めるようになったのは。当然、後を追って似たようなものを作ってくる事もありますが、そんな時、競うのではなく、別の表現を模索するこピンチはチャンスと。今やっている仕事が、どこまで個性的かはわかりません。ただ、求めに応じて、変わり続けることを目指して、日々学習です。道の途中ではありますが。

2022年11月26日土曜日

眠れぬ夜

 昨夜は辛かったあ。眠れなくて。一体どうしてしまったのか。思い当たることはありませんが。布団に入って、YouTubeを見ていたのですが。古い、ノコギリを再生する動画でした。そのうちに、オークションでノコギリの目立てに使う、金槌を入札して、待っている間に、今度は大きな木を切る動画、なんだか自分で高い枝に登って切っているような気分になって。すっかり目が冴えてしまいました。延々と動画を次々に見て、そのうちに金槌を落札したことがわかり、次はまたオークションで古いノコギリを延々と見ていました。寝なくちゃと思って、強いお酒でも呑めば眠れると思って、お勝手でウイスキーをストレートで呑んだところますます逆に目が冴えてしまい、結局三時すぎまで寝つけませんでした。いやあ、辛かった。カミさんが時々眠れないと言ってたのですが、まさか我が身におこるとは。不眠症の方の気持ちが、ちょっとだけ分かった気がしました。

2022年11月25日金曜日

ひとの庭

 隣の庭は青い。昔から言われますが、実際庭仕事をしていると、よその庭が気になります。今日は棚卸。車で街までゆく途中、キョロキョロ。結構、みなさんまめに手入れしているようです。朝から熱心に草取りしているおばちゃんや、庭を掃き掃除のおじちゃん。草一本生えてません。やはり継続は力です。わがやはと言えば、朝のひとときしか、庭に出られませんから、どこもかしこも草だらけ。枝は伸び放題。サースでに足を踏み込むこともできないところがあっちこっちにあります。今やっているところもだいぶ目処が立ってきました。来週からはそろそろ畑のほうへゆきたいと思っています。

2022年11月24日木曜日

チェンソー

 青空が広がりました。朝からはひさしぶり。昨日やりかけていた、シマトネリコの枝切をしました。昨日からどうしたものか、悩んでいた太い枝も、思い切って切ることにしました。手鋸で頑張ってたのですが落とした枝があまりに太くて、とうとうチェンソーを使うことに。長く使ってなかったので動くかどうか心配でしたが、何とかエンジンがかかってくれてひと安心。最初は落とした枝だけと思ってましたが、思い切って梯子の上でチェンソーを使ってみました。危なくなったら手を放す覚悟で。おかげで手鋸では歯が立たない太い枝もさっぱり。シマトネリコのほかにも二本、隣の木も剪定することができました。カミさんがやってきて、ずいぶんさっぱりしたのねというので、次、いつできるかわからないから。と言ったのですが、心の奥からは次はないだろうなと、聞こえてきました。何はともあれ怪我無く一日動くことができました。


2022年11月23日水曜日

庭仕事

 朝から雨。散歩も庭仕事もできないので、工房で作業。以前はこの時期、いつも暗いうちから工房だったのですが、今年は庭ばかり。ラジオをかけて手を動かします。九時過ぎに、ひと段落ついて、まだ雨が降る中、我慢できずに庭におりました。風が強くて、シマトネリコの枝落としは一本でやめることに。午後になっても雨が降って、合羽を着ての作業です。それでも、草と格闘していると元気が出るから不思議。無念無想。今日は軽トラで三回、刈った草を運びました。とうとう置き場がなくなってきました、前に捨てた枝の上に草を積み上げることに。今夜はよく眠れそうです。

2022年11月22日火曜日

シマトネリコ

 今朝は、我が家のメインツリー、シマトネリコの枝を切りました。大きく育って、見事に枝を広げていますが、育ちすぎて、隣のレモンの木に日が当たらなくなってしまいました。脇から伸びている枝を切ろうとしたのですが、硬くてなかなか刃が立ちません。昨日、一生懸命、目立てしたのですが。悪戦苦闘して何本か、切り落としましたが、葉が茂っていて、軽トラが重さで悲鳴をあげそうでした。トネリコという木はヨーロッパでは農具の材料として使われたようです。粘りが強くて丈夫だからとか。工房の棚の上にカヌーが上がっています。80年代、まだドイツが統合する前の東ドイツ製です。組み立て式のカヌーで、ファルトボートというのが本当の呼び方です。骨組みはトネリコで出来ています。軽くて、波にもまれてもしなって丈夫。四十年たっても健在ですから。切った枝を、そのまま捨てるのは惜しいので、乾燥させて陶芸の道具を作ろうと思っています。昔から、島で育った硬い木。モッコクや山桜で作ると、一生モノの道具になります。

2022年11月21日月曜日

目立て

 朝の庭仕事を始めようと、道具をそろえていたら、のこぎりが見つかりません。仕方がないので、予備のほうで間に合わせました。終わってからの探しましたがどこにも見当たりません。また山にでも捨ててしまったのかと半分あきらめていたのですが、昨日、雨合羽を着ていたことを思い出しました。軽トラの後ろのコンテナーの中の,合羽の下から出てきました。ただ、予備ののこぎりのほうがよく切れたので、比べてみると錆がひどく、刃もすりへっていました。昼休みにやすりで刃を目立てることにしました。ついでにあさりと言って、鋸の通りがよくなるように広げたあった刃が狭まっていたので、ペンチで広げてみました。本当は専用の金づちがあるのですが、どこに行ったか見つかりません。目立ては大昔、炭焼き爺さんから教えてもらいました。当然見様見真似です。後からユーチューブで目立ての動画を見るとあまりにも自己流なので恥ずかしくなりましたが。それにしても、ユーチューブのすごさには驚き。大抵のことがわかってしまいます。すごい時代になったもんだと、思います。

2022年11月20日日曜日

工房の前

 最近、カミさんが工房の前の崖の草をきれいにしてくれました。そのあと、家の庭で増えたオリヅルランを植えていました。大分すっきりして、前から咲いていた紫色のヨメナとで、庭っぽくなってきました。そこに、リュウゼツランが二株加わって、ぐっと、雰囲気が変わったように感じられます。昨日、家の玄関の前に苗がおいてありました。夕方、工房の入り口あたりで、声が聞こえたような気がして、出てみたのですが、だれの姿もみつけられませんでした。おそらく声をかけてくれたのでしょうが、出るのが遅かったのでしょう。まさかこんなに早く持ってきてくれるとは思ってもなかったので、びっくり。大きくて立派な株が二種類。今朝、さっそく植えてみたら、あたりがすっかりトロピカルな感じに変身。奥のほうには、別のご近所さんが植えてくれたアナナスが真っ赤な花をつけて広がっています。工房の植物たちはほとんどが頂き物ばかり。ハイビスカスもホンコンカポックも。自分で植えたのはベンジャミンゴムくらいでしょうか。その下にはモンステラが巨大な葉を広げています。そうそう、ベンジャミンゴムはまるでガジュマルのような気根を伸ばして幹を増やし始めています。地球温暖化もあるのかもしれませんが、だいぶ南国感が増してきたように感じられます。 

2022年11月19日土曜日

ジャングル

 最近の朝は、いつもココから。家のある敷地のすぐ下の段です。そもそも、家を建てた22年前、まずはココから庭づくりがはじまりました。あの頃は何にも無い、ただの畑でした。元は田んぼだったところを、ユンボで庭にできるように整地してもらいました。そこにせっせと石を並べて、通路を作りました。木や草花を植えました。そこが終わったらだんだん他へ移って行きました。その場所が二〇年過ぎたら、木は育ち、勝手放題に色々な植物で覆われて、今ではまさにジャングル、足を踏み入れることもできません。それを何とか庭らしく戻したいと奮闘し始めました。毎朝、軽トラ一台分の枝や草をせっせと運び出しています。今朝あたりから、ようやく向こう側が見通せるようになりました。朝が早いので、音がうるさいチェンソーは使わず、手鋸と鉈だけで。リハビリも兼ねつつ。だいぶスッキリしてきたのが嬉しくて、軽トラど通る時はブレーキを踏んで、あそこをどうしようかなどと、思案を巡らすのが楽しみです。1年ほったらかした庭と畑、一年がかりでなんとか庭や畑に戻すのが現在のミッション。すっかりなまってしまった、身体を少しずつ元に戻すと言う、テーマもあわせて、朝の日々を過ごしています。

2022年11月18日金曜日

値上がり

 物価が上がっているのは知っています。スーパーにゆけばわかりますから。しかしまさか、倍になっているとは。窯の部品の話です。今日、故障が起きてあわてて、部品を注文したところ知りました。陶芸の原料が何割とか上がっているのは知っていました。ところがまさかそれ程とは。円安で海外からの輸入品が値上がりしていることはわかります。100円が140円の円安についても。でも4割ではなくて、倍とは。もう一つが、インボイス制度。息子から説明を聞きましたが複雑でよくわかりません。これまで、販売する器の値段は据え置きにしていました。零細なわが工房、原材料には軒並み消費税が上乗されていますが、内税ということで据え置いてきたのですが。取引業者から、インボイスの番号を知らせるようにとファックスが入りました。今後も取引を続けるためには納税業者の登録をせよとのこと。まさに弱い者いじめに思えてなりません。どうしたらよいのか。焼き物を初めて50年。これまでいろいろありました。それでも何とか乗り越えてきたのですが、今回は、本当に、死活問題になりそうです。零細な個人業者は、消えてなくなれということなのでしょうか。

2022年11月17日木曜日

冬の訪れ

 急に肌寒くなりました。どんよりとした曇り空。大陸の高気圧が張り出して、北西からの風。屋久島にもようやく冬が訪れたようです。天気図を見ていると、気圧の動きは、国境など関係ないように気ままに移動しているようです。日本のような島国では、国境はわかりやすいのですが、大陸では複雑に入り組んでいます。衛星からの写真だと、まさに丸い形の星であることがわかります。こんな一つの星の上に人間は線を引いて、国という複雑な仕組みを作り上げました。そして、隣同士あいみ互いに諍いを起こし殺し合っています。今回の巡航ミサイル発射と迎撃ミサイル。それに幕添えを食った人達。余りに複雑で、全くどう解釈して良いか、大体、真実とはなんなのか、それぞれ立場の違った人達が、自らの、正義を主張し合っています。地球の人口がもうすぐ80億になるとのこと。その80億の人間がそれぞれ、人種や立場の違いのもとに主張しあったら、世の中どうなってしまいのやら。いっその事、他の星から攻めてくるようなことでも起きれば、地球人達は協力して戦うことをするのでしょうか。人間とは愚かなもの、と言いたい所ですが、その愚かな人間の一人が、自分だと言うことも逃れようの無い事実なのです。

2022年11月16日水曜日

リュウゼツラン

 今朝の散歩の途中、海の近くの以前お店をやっていたところで、庭の手入れをしている奥さんと出会いました。朝の挨拶をして立ち話をしていた時、お店の建物の前に人の背丈ほどの大きな白い花が目に入りました。きれいな花ですねえというと、こんどあげましょうかといってくれました。毎年小さな芽が出て、捨てているというのです。花の種類はリュウゼツランとか。薄暗かったのであまり良く見ることはできませんでしたが、大きな葉が一株、その中心に巨大な花が伸びているようでした。工房で、その話を息子にすると、テキーラの原料だと教えてくれました。ふつうお酒の原料というと、むぎとかコメとか芋のようなでんぷん質で作られています。リュウゼツランはいったいどこが原料になるのでしょうか。根っこでしょうか。ランの仲間は普通は葉や花を観賞するようです。テキーラはメキシコで作られているようですから、暑い地方が育てやすいのでしょうか。屋久島では路地であんなに大きくなるのもわかるような気がします。先日はサトイモ科のシンゴニウムに出会いましたが、今度はリュウゼツランです。どうやら流れが観葉植物に向かっている気がします。

2022年11月15日火曜日

GG

 昨日はプロ野球のゴールデングラブが発表になりました。わがスワローズからは3人が選ばれました。捕手の中村は2年連続、あとの二人は初めて選ばれました。外野から塩見、それになんとショートで長岡君が選ばれました。ジャイアンツの坂本の故障でやや棚ぼた気味ではありますが、運も実力のうちといいます。たとえラッキーでもこれからの精進次第では来年も希望が持てます。今年は守備と同時にバッティングでも頑張ってくれました。まだ若いので、体も華奢な感じですが、鍛えればパワーアップしてゆけそうです。シーズン、フル出場したので肘も痛めたようですから、しっかりと休養して来シーズンの活躍を期待しています。村上君も数年したらアメリカに渡ることでしょう。そうなったときには、中心選手としてチームを背負ってほしいものです。まだ若いし、伸びしろ充分、これからのスワローズを大いに盛り上げてほしいと願っています。

2022年11月14日月曜日

植木鉢

 午後植木鉢のろくろ挽きをしました。先日お客さんで多肉植物を植える鉢はないかとたずねられ、息子が自家用に作った鉢を売ってしまいました。それを補充しようと、暇なときにぼちぼち作り始めました。先週、朝の散歩の帰り道、最近できた無人販売所の前を歩いていたら、観葉植物らしいものが置かれていました。その時はお金を持ってなかったので素通りでしたが、今朝、残ってたら買ってみようかなと、いくらかポケットに入れておきました。幸い、まだありましたので3鉢持って帰りました。一つはシンゴニウムと言って、以前育てたのですが、気が付いたら枯れてしまっていました。昨日奉仕作業の時、あの無人販売所の事を聞くとと、近所のフィリピンからお嫁さんに来た人がやっていて、友人たちからもらったものを置いているとのことでした。おそらく庭か畑で増えたものを出したのだと思います。枯らしてしまった植物なのに、上手に育てたものだと感心しました。今度は自作の植木鉢に植えて、何とか無事に育てたいものです。

2022年11月13日日曜日

奉仕作業

 年に2回。集落の奉仕作業があります。夏前と今頃。去年は手を怪我してたので息子が出てくれました。今年は、手は良くなりましたが、今度は膝がちょっと具合が良くありません。でもなんとか動けるので、自分が参加しました。場所は、地域のお墓。草を刈ったり木の枝を切ったり。我が家のお墓を立てるときに相談したところ、空いてる場所がないと断られたところです。そんなわけで今はちょっと離れた集落の大きな墓地にお墓があります。なぜか、今日は空いている場所があるからと誘われましたが。縁が無かったという事でしょうか。近所で、牛を飼っている人から新しい飼育法について相談されました。これまで、鹿児島の黒毛和牛といえば、サシが入った肉質でしたが、彼が今取り組んでいるのは、赤身の肉質の和牛だそうです。学者のかたの指導で新しい飼育法を模索中とか。その名も、「縄文牛」というそうです。餌にポンカンも使っているとか。やわらかい上にサッパリした肉だそうです。まだ研究段階で、知名度もこれからの様ですが、是非とも成功することを祈っております。現在は和牛の価格は低迷中。プーチンのせいだと言ってました。思いがけない所に、影響が及んでいる様です。コロナの蔓延もあるでしょうし、少子化だったり、円安だったり、どのような仕事も時代に翻弄されてしまうのだなあと改めて、感じました。

2022年11月12日土曜日

レリーフ

 朝からレリーフ作り。オーブン粘土は固く焼けてはいますが、ほとんど吸水性がなくて、粘土を押し付けると張り付きやすくなります。そこで、カタクリ粉の打ち粉を振りながら型抜きします。型に振ると凹んだところに埋まってしまい、せっかく彫ったところが出なくなります。そこで粘土のほうに粉を振って型取りします。乾かないように濡れた布に並べておきます。細かい作業で型取りだけで半日かかってしまいました。それを午後からカップに貼り付けます。やはり心配した通り、あまり恰好がよくありません。まあ、ほかに良い方法が浮かびませんので、釉薬で何とかカバーしようと思います。ただ、最後まで焼きあがってみないと、どんな出来になるのか、見当がつきません。今回のこの仕事、思った以上に難しいことがわかりました。今更、弱音を吐くわけにゆきませんので、できるだけのことをやってみようと思っています。

2022年11月11日金曜日

オーブン粘土

 早速オーブン粘土で印鑑を作ってみました。以前とはメーカーが変わったのか土がぼそぼそしていて、意外と作りにくく感じました。それと説明には乾燥までに2日から4日かけてくださいと書かれていましたが、そんな時間はないのでオーブンで50度位で乾燥させて、つぎに100度ほどで乾かして、最後は160度から180度ほで30分から一時間焼くという、説明署通りに焼いてみました。硬くなったので試しにカップに押してみましたが、なかなかうまく文字が出てきません。そこで、やり方を変えてウエッジウッド方式でやることにしました。レリーフ状のパーツを別に造って張って仕上げるということです。張った部品とボディーが一体感を出せるかが難しいところですが。実際、思いつくのと形にするのではこれほど違うのかと、改めて勉強させてもらっています。

2022年11月10日木曜日

篆刻

 久しぶりに印を彫っています。昔、凝ったことがありました。いわゆる、方寸の宇宙の世界です。先日頼まれたコーヒーに名前を入れる仕事。最初は手で書こうかと思ったのですが、青い釉薬だと文字が浮かびそうもないので、いろいろ考えて判を作って、浮彫にすることにしました。石膏に彫ってみたのですが、どうもうまく文字が出てくれません。おそらく文字が大きすぎて,粘土が逃げてしまうようです。もっと細かい文字を彫らないと。ところが石膏ではもろくて小さい字が彫れません。そこで、依然うまくいった、オーブン粘土をつかうことにしました。探したのですが、買い置きがないことがわかりました。早速注文して、どうやら今夜届きそうです。明日はまた、印鑑彫になりそうです。オーダーメイドでお客さんの希望を形にするのはいつものことではありますが、難しいことだと思います。

2022年11月9日水曜日

黄金の月

 今朝の散歩で西の空にまん丸の大きな月が浮かんでいました。昨日は皆既月食。かみさんが、二階のベランダからよく見えるからと呼びに来たのですが、こっちは白河夜船。残念ながら睡魔には勝てませんでした。それでも、今朝の月。充分堪能しました。散歩の帰りにはたくさんのカラス。こっちが歩くのに合わせるように移動してきます。先日ラジオの放送で、カラスの研究家が、人を襲うことはないという話をしていました。ごくたまに、ひなを守るために威嚇することがあるぐらいだとか。そうはわかっていても朝からあの群れを見るとあまり良い気持ちはしません。家のすぐ近くに、鳥が一羽、道で死んでいるのを見つけました。鹿児島では、鶴が鳥インフルで死んだというニュースを見ました。この辺で、流行らないとよいのですが。

2022年11月8日火曜日

 今日も屋根に上がるつもりでしたが、急に仕事が入って本業です。お祝いの器を頼まれました、夫婦そろって米寿とのこと。その記念のコーヒーカップを頼まれました。それもあまり時間がありません。今月中にと。しかも、二人の名前と、米寿の祝いだということがわかる様にということです。最初は文字を掘り込もうかと思ったのですが、格好があまりよくないので、印鑑を作って浮き彫りにすることに。それが中々。文字が小さいとわかりにくいし、大きく彫ったら、今度ははみ出しそうだし、バランスがうまくゆきません。時間は限られているし、縁起物だから失敗は許されないし、かなり苦労しています。まあ、お二人ともとてもそんなお歳とは思えないほど若く見えます。なんとかあやかりたいものです。そのためにも良いものを作りたいと頑張っているところです。

2022年11月7日月曜日

検診

 朝から病院へ行きました。三か月ごとの定期健診です。最近お酒を控えていたので、すべて正常でした。帰りにホームセンターで屋根用の塗料を買いました。ネットでめぼしをつけていたのですが、おなじようなのがあってつい手をだしてしまいました。送料を考えると、どちらで買っても同じようなものですから。午後から、屋根に上がって高圧洗浄機で掃除。ところが、どこかに引っ掛けたようでパイプに穴が開いて、水漏れです。古い型なので合う部品がネットでも見つかりません。どうしたものか。考え込んでいます。


2022年11月6日日曜日

休養

 今日はのんびり。「たまにはのんびりしたらいいのに」という、家族の言葉に従って。読書三昧でした。読んでいたのは「日本古代史を科学する」中田力さんの本です。医師である著者が、科学的な方法で、日本の歴史、特に邪馬台国がどこにあったのかを推測する本です。前に読んだときは途中でやめてしまいましたが、今日は最後まで読み終えました。昔から気になっていた、日本人がどこから来たのか、天皇家の発祥、そして天孫降臨について。彼なりの科学的な推理をおもしろくよむことができました。そして、人間の歴史、中国、半島、ひいてはアジアの歴史まで。いろいろ考えさせられます。今起きているロシアとウクライナの戦争、アメリカの立ち位置、アジアの中での日本人の歴史。簡単には答えは見つからいことばかりです。ただ、人間が営々とくりかえしてきたこと。それはどれほど文明が発達しようが、あまり変わることはないのでしょう。この時代に人類の破滅を迎えるようなことだけはさけなければいけないのですが。

2022年11月5日土曜日

庭仕事

 昨日は屋根にいたのですが、今日は庭です。朝は家の前で木を切ったり、草を集めたり。工房では入り口のベンチの後ろのベンジャミンゴムの枝打ち、去年、手を付けなかったので、茂り方がものすごく、電線も枝の中を通る始末。梯子を二つ、脚立と植木梯子、チェンソーは危ないので、腰ノコでギコギコ。時間はかかりますが、年寄にはちょうど良いペース。さっぱりしたところで工房の前の木を剪定。ビワは硬くて、なかなか簡単には切れません。昔は木刀の材料というのがわかります、陽が傾くまでやってだいぶ風通しが良くなりました。工房に入ると、西日が射して、すっかり趣が変わりました。これだけ切っても雨の多い屋久島、一年経てば、また鬱蒼とした山に戻ってしまうのでしょう。

2022年11月4日金曜日

屋根の上

 今日も屋根の上にいました。去年の今頃は病院のベッドの上でした。一年先のことはわからないものです。ウクライナだって、一年前はまさかこんなことになるなんて思ってもなかったことでしょう。「屋根の上のバイオリンひき」はウクライナで生まれたとか。今日は高圧洗浄機で、こびりついた、水垢や苔を落としていました。なかなかしつこくて、全然進みませんでしたが。「屋根の上でホース引」。綺麗になったら、塗り直したいと思います。まさか、そんなことを始めるとは、思っても無かったのですが。これも成行というものでしょうか。お猿さんのおかげかも。乗りかかった船とも言いますから。家のベランダもだいぶ痛んできました。塗りなおせれば良いのですが・・・。だいぶ元気が戻ってきました。


2022年11月3日木曜日

高いところ

今日も 屋根の上。昨日と変わって、前の畑で賑やかな音がします。どうやら、二人ががりでチェンソーで木を切っています。屋根の上ではトンテンカン、下ではバリバリ、なんとも賑やかです。息子は、初期不良で交換のパソコンが届いたので、接続作業。それぞれ自分の仕事に熱中しています。午前中は日が照って汗をかき、午後からは雨。あまり屋根の作業には向かない様です。午後三時過ぎにどうにかほぼ完了しました。ついでに屋根についた苔を落としたかったのですが、もう元気がありません。いずれまたと言うことに。最後に防塵マスクが行方不明に。どこを探しても見つかりません。まっ、ご愛嬌ということで。

2022年11月2日水曜日

屋根工事

波板が届くというので、屋根の修理を急ぎました。午後には来ると言うことで、取付の準備。先ずは、ガルバリウムの切断から。横幅が足りないので、工房にあった、ガルバの波板をサイズに切って、継ぎ足すことに。波のサイズが違っているので、タル木の上に板を打って高さをあわせることに 。実はピッタリのもあるのですが、ここ離島には配達できないとか。離島が故に色々難しいことがあります。そこで、手に入る材料を工夫することに。雨が降りそうで気にかけながら。夕方暗くなり始めたらポツポツ。なんとか、ギリギリ持ってくれましたが。とりあえず、なんとか動かない様にはなりました。あとはしっかり固定する作業が待っています。晴れ間を待ってゆっくりと。

2022年11月1日火曜日

踏んだり蹴ったり

 夜中にどこかで、動物の鳴き声がしたというので、気になっていたのですが、まさか工房が・・・。昨日、貼っておいたシートが剥がされて、下がぐしゃぐしゃになっていました。波板を剥がしたところを覆っていたのですが、どうやらサルの仕業でしょうか。足を滑らせて落ちて、大騒ぎして、ものはひっくり返すわ、置いてあった素焼きのカップを大量に倒して、あたり一面粉々になっていました。アイツらが、踏み破った屋根を修理してたのに、今度は蹴り倒されたようです。まさに踏んだり蹴ったり。情けないやら腹が立つやら。ウクライナの人の気持ちのほんの爪の先程、わかった気がします。理不尽な行い。全く程度が違いすぎて、むこの方達に失礼なのですが。どうして、あの様な行為ができるのでしょうか。かつて、日本人も大陸て同じ様なことをしたと思うと、悲しくなります。ミサイルを打ち込むとは、インフラに向かって。ちょっと、屋根をいたずらされただけでも、腹が立つのに。日本も、毎年毎年、台風に襲われて、大変な被害がでます。でも、自然災害と、悪意ある攻撃とは全く違います。人が戦うのはスポーツぐらいにして、平和を願わずにいられません。それぞれに言い分はあるのでしょうが。これ以上エスカレートしたら、墓穴を掘ることになりそうです。人類滅亡は紙一重です。