今朝の散歩の途中、海の近くの以前お店をやっていたところで、庭の手入れをしている奥さんと出会いました。朝の挨拶をして立ち話をしていた時、お店の建物の前に人の背丈ほどの大きな白い花が目に入りました。きれいな花ですねえというと、こんどあげましょうかといってくれました。毎年小さな芽が出て、捨てているというのです。花の種類はリュウゼツランとか。薄暗かったのであまり良く見ることはできませんでしたが、大きな葉が一株、その中心に巨大な花が伸びているようでした。工房で、その話を息子にすると、テキーラの原料だと教えてくれました。ふつうお酒の原料というと、むぎとかコメとか芋のようなでんぷん質で作られています。リュウゼツランはいったいどこが原料になるのでしょうか。根っこでしょうか。ランの仲間は普通は葉や花を観賞するようです。テキーラはメキシコで作られているようですから、暑い地方が育てやすいのでしょうか。屋久島では路地であんなに大きくなるのもわかるような気がします。先日はサトイモ科のシンゴニウムに出会いましたが、今度はリュウゼツランです。どうやら流れが観葉植物に向かっている気がします。