昨日、お客さんから注文を頂きました。ろくろで高さ30センチまで挽かないといけません。昔だったら楽勝でしたが、この齢、おまけに腰の痛みがまだ残っている現在です。何とか蹴ろくろでチャレンジしました。出来るものですねえ。ほぼ目標を達成。ただ少しだけ高さが足りません。足りない分は後からつぎ足そうと思います。蹴ろくろだとそういう細工がやりやすいので。なんにしてもまだまだ工夫次第では何とかなることがわかりました。あとは焼き方次第。頑張って素敵な花瓶を目指します。
2025年2月12日水曜日
2025年2月11日火曜日
春が来た。
どこに来た。山に来た。里に来た。野にも来た。そんな感じの陽気になりました。蚊のような小さな虫も飛び始めました。今度は嫌な蚊のシーズンがやってきます。わが家のスズも何とか生きております。オムツを付けて、家をぐるぐる歩いております。認知症らしいです。目もほとんど見えないようです。飼い主であるこっちも先日、運転免許の認知検査をしました。何とか合格しましたが、自分ではなんで合格したのか首をひねっているところです。我がヤクルトスワローズのオーナーもお亡くなりになったとか。おそらく同級生でしょう。もう一度優勝を目指していたようです。今シーズンこそはしっかり応援したいと思っております。我が妻、実はすっかりファンになってほぼ全試合を応援してくれています。夫婦で応援です。つば九郎にも早く元気になってあのクルリンパを披露してもらいたいものです。
2025年2月9日日曜日
鉢
三島の鉢に挑戦中です。昨日のぐい呑みと片口は何とか終了。次の仕事に取り掛かっています。今回はろくろではなく型を使って。新しく作った型です。たたらで柄を入れた後に型にかぶせて、高台を付ける予定です。型物は成形する前に印を施すことが出来ます。だから丸い器でも方向性を持たせることが出来ます。丸以外でもいろいろな形にできます。これが終わったら、寿司台のようなフラットな物にも挑戦しようと思います。色々試してみたいと思っています。
2025年2月8日土曜日
さぶ
今年一番の寒さ。特に火の気のないこの部屋は深々と冷え込みます。午前中はろくろに向かって昨日挽いた器を削っていましたから、体を動かしてましたが午後からは三島印を押してたので動かしたのは手先だけ。ストーブは焚いてましたが隙間だらけ。指先までかじかんでしまいました。でも大好きな仕事。休憩も取らずにせっせと模様で埋め尽くしていました。新作の印も押し方次第。だんだん慣れてきて、器を見たとたんにどんな柄にするか。頭は介さず、目から直接手に動きが伝わるようになってきました。まあ、実際のところはまだまだ。また次に彫りたい印が浮かんできました。この仕事も何年か続ければましになるとは思いますが。果たして体がどうなることやら。とりあえず寒さに負けないように気を付けましょう。
2025年2月7日金曜日
復帰
何とかですが復帰を果たしました。先日ろくろには向かいましたが、あの時は削りだけ。今日は制作をすることが出来ました。おまけに朝から土練機も回すことが出来ました。まだ腰に違和感はありますが、これで全面復帰と呼んでも良いでしょう。一時は電動でやってゆこうかと思ったりしたのですが。なんとかかんとか。戻ってきました。よかったあ。これからは決して無理をすることなく少しでも長くやってゆきたいと思っています。
2025年2月6日木曜日
三島皿
ようやくですが新しい印でお皿を造ってみました。文字印は大皿に押すのに五時間かかってしまいました。目はかすむし、腰は痛くなるし大変な作業となってしまいました。しかし他の小さめのお皿は割と順調に出来ました。特にローラー形のは使い勝手が良いのが出来ました。まず、スラブローラーで薄い板を造って、肩に押し付ける前に三島印を施します。あとは型にかぶせるだけ。印の模様がつぶれないように薄いスポンジの板を型との間に使うのがポイント。明日少し乾いてきたら化粧を掛けようと思っております。
2025年2月5日水曜日
ライフワーク
今日、何とか文字印を造り終えました。最初は五百個ぐらいイメージしていたのですが結果はおそらく半分ぐらい。まあ、慌てないで随時作り足してゆきましょう。以前作ったのもありますから。もう思い起こせば五十年近く取り組んでいる仕事です。その間には木で作ったり竹を使ったり素焼きに本焼きにといろいろやってきました。おそらく死ぬまで続くことでしょう。いわゆるライフワーク。昔一緒にやっていた吉田明もだいぶ前に他界してしまいました。今は、彼が残した三島関係の本が手元にありますが。彼は朝鮮半島の焼き物に惹かれて足繫くあちらに通っておりました。マッカリまで自作していたようです。こっちはそれほど夢中にはなりませんでしたが、どちらかというとイスラムの文字が面白くて昔はそんなデザインの焼き物を造っていました。モスクの青に魅せられ、タイルのようなものを焼いてみたりと紆余曲折の人生です。どうもこの道一筋という生き方ではなく行き当たりばったりが似合っているのかもしれません。それでも気が付けば印判手に戻ってくるのはやはり原点と言っても良いのかなと思ったりもしています。
2025年2月4日火曜日
三島印
今日も昨日の続きです。寒くて筋肉が硬直したようで、腰の痛みが復活しました。おまけに同じ姿勢で一日作業。まあ、何とか体がもってくれたことは良かったのですが。それに今日で大体終わらせることが出来ました。なんだか、はんこ屋さんになったみたいです。最後に絵の具で色を塗ってカミさんにもらった箱に納めました。自分で作った棚は出来が悪すぎて没。これで新作の印を使った器が造れそうです。先日三島の器を注文した人のお姉ちゃんが来て催促されてしまいました。一歩ずつですが前には進んでおります。
2025年2月3日月曜日
印
三島の印が思ったほど、はっきり出ないので、素焼きを終えたところで彫りなおすことにしました。この作業、いつもよりも高い温度で焼いたので、なかなか作業が進みません。いつもは素焼き温度が750度ぐらいですが今回は900度ほど。わずか百五十度ぐらいの違いですが、こんなに硬くなるとは。吸水性もかなり減りそうです。篆刻刀を使ってもなかなか捗りません。あと、二三日はかかりそうです。三島の仕事は段取りが大切。頑張って準備をしておかないと、後悔しそうです。
2025年2月2日日曜日
節分
なぜか、今年は今日が節分だそうです。これからは春に向かってゆくのでしょう。今日は春めいた陽気。三寒四温という言葉が浮かんできます。今日は焼き上がった三島の印を使って、器を作りたいと思っていましたが、工房を整理していたら、腰を痛める前に挽いたカップが出てきました。まだ削りが終わっていません。それで午前中は削り。午後は化粧掛け。夕方三島印を整理するための棚を造ったのですが、ひどい出来で落ちこんでしまいました。もう自分で造るのは諦めて、ちょうど良さそうなものを捜そうかと思っています。いずれにしても暖かくなってくれることは有難い事です。
2025年2月1日土曜日
化粧土
黒化粧土がなくなったので作りました。腰がだいぶ良くなって重い攪拌バケツも何とか動かすことが出来ました。ミキサーで土と水を混ぜ合わせてそこに酸化金属を加えます。大きなバケツ一杯の化粧が完成。コーヒーカップと急須に掛けることが出来ました。午後になって海外からのお客様。聞けばオーストラリアからとか。あちらは現在夏で暑いそうです。屋久島は来週になると今年一番の寒波とか。地球は大きいと実感しました。