2024年9月30日月曜日

片口

 昨日組み立てた片口を仕上げました。削って化粧を掛けて、体験作品を仕上げました。昨日と一昨日ろくろ体験でお客さんが制作した器を削りました。陶芸体験の器はかなり厚く造られているので削りには神経を使います。形もまちまち。物によっては変形していることもあります。今日は仕上げ作業で一日が終わってしまいました。数が多い割には失敗することもなく無事に終わることが出来ました。週末頑張った疲労を何とか解消して、今週も新たな制作に励みたいと思っています。気がつけば今年も残すところ三か月。何とか大過なく過ごすことが出来るよう願っております。

2024年9月29日日曜日

夕焼け

 昨日の夕焼け空。まっかっかでした。思わずカメラを持ち出して。二階のベランダからパチパチ。デジタルなので何枚もシャッターを切りました。カミさんに言うと、昔は海に沈むのが見えたけど、今は木が大きくなって空しか見えないとのこと。家を建てたばかりのころはかみさんがカメラに夢中でした。それがいつの間にかこっちに移ってしまいました。今はスワローズのファン。ほぼ毎試合応援しています。山田ファン。昨日はホームランを放って大喜びでした。昔は巨人ファンでしたが。くしくも巨人が優勝を決めたのが昨日でしたが。あの頃は、確か高田のファンでした。今は寝室に山田の写真やつば九郎人形が飾られています。

2024年9月28日土曜日

ロクロ体験

 今日の体験。ろくろが六人でした。病院関係者。もうすぐ島を離れるので思い出作りの様でした。体験が終わって、帰った後、送り先の用紙になぜか名前の欄が消えていて全員名前が不記載。大慌てで連絡を取り、メールで知らせてもらう事になりました。携帯とメールという文明の利器。一昔前だったら大騒ぎだったでしょう。ずいぶん便利な世の中になりました。

2024年9月27日金曜日

釉薬

 釉薬仕事でした。ここにきて、いろいろ仕事が舞い込んでしまい、急遽素焼きを終えた器を捜して釉薬を掛けました。秋は観光シーズン。今年の夏が厳しかったので期待したいところです。ゆっくり旅を楽しみたい人たちが来てくれることを願っております。

2024年9月26日木曜日

棚卸し

 月末で出かけました。空港の近くのお店まで、棚卸に。お土産屋さんは船が欠航にもかかわらず人込み。もう一軒のホテルでは器の注文を頂きました。一区切りつきそうなタイミングで別の注文です。有難い事です。確か今日は種子島からロケットが打ち上げられるはずですが、あいにくの曇り空。屋久島からは見えそうもありません。海も欠航が続いてお店の棚もガラガラ。工房に帰ってくると青空が広がり夏の暑さ。屋久島もちょっと移動するとガラリと様子が変わります。秋から夏へと、季節が逆戻り。体がなかなかついてゆけません。

2024年9月25日水曜日

削り

 昨日ろくろで挽いた鉢を削りました。輪花と言って、丸い器の口辺部を何か所かつまんで、花びらのような形に仕上げます。高台も高め。ですからちょっと離れたところから見ると、朝顔のような感じに見えます。その鉢を削ったのですが、まだ少し柔らかいので二度に分けて削ることにしました。朝のうちに粗削りをして夕方仕上げ削り。まるで大工さんの鉋掛けのようです。高台も高いのでどのくらい削ったらよいか、なかなか思うようにできません。厚すぎると傷が入りそうだし薄く削りすぎると穴があいてしまいます。今日もいくつか抜けてしまいました。大きな鉢、それも蹴ろくろで挽いたので、厚みがなかなか均一にすることが出来ず、苦労しました。注文品なので好き勝手というわけにもゆきません。ここは職人仕事、腕の見せ所です。夕方いくつか、まあ、及第点を上げられそうなものが出来た気がします。

2024年9月24日火曜日

秋の訪れ

 朝がだいぶ涼しくなってきました。それに日も短くなってきたようです。これから散歩のときに電灯が必要になりそうです。昔は懐中電灯でしたが、最近はヘッドライト。今朝はご近所さんが草取りをしていました。朝が過ごしやすくなりましたから庭で作業をするにはもってこいです。我が家の愛犬もここにきて幾分元気になった気もします。カミさんが言うには犬の年齢に七を掛けると人の歳にたとえることが出来るとか。計算したらなんと百十二歳。もう歩いているだけでも奇跡的です。家に迎えたときはこっちも血圧が200を超えていたので、ここまで生きてこれたのも奇跡的。有難い事です。この先どれくらい生きられるのか。あまり考えたくはありませんが。とりあえず、秋の訪れを感謝したいと思います。

2024年9月23日月曜日

雷様

 昨日の夕方、すぐ近くで雷様がゴロピカ、停電。工房中の電源を落として家に帰りました。今日も一時停電。電気とは人間が作り出した文明社会の先端技術ですが、ある意味脆いものだと思います。最近は再生エネルギーとか化石燃料とか、屋久島では水力発電とかいろいろなところから作りだしていますが、よく考えるとすべてのエネルギーのもとは、太陽からです。詰まりおてんとうさまです。日本人は大切なものに様を付けます。雷様にお日様、お月様。お父様お母様。素敵な文化だと思います。

2024年9月22日日曜日

希望

 「死に至り病、それは絶望である」キルケゴールの言葉。絶望しない事。いやなことが多い世の中です。だからこそ希望を捨てずに。このような離れた島で暮らしていると、ときおり世間から取り残されているような気持ちになります。でも、過去を振り返って、失われたとか、取り返しがつかないとか、後ろ向きに考えるのはやめましょう。いつも前を向いて創造的に生きること。目の前にあることを一つずつ。たとえそれが草取りだったり、庭の手入れであったりと当たり前の事でも。のちの世につないでゆくためにも無駄なことなど絶対ないのだと。

2024年9月21日土曜日

週末

 朝から土練機を回して土づくり。湿度と気温に悩まされました。最近の仕事は主に注文仕事が多く、土の消費もバカになりません。せっせと器を作っては焼いてますが、なかなか捗りません。何よりもこの蒸し暑さ。実際、体を動かすと汗が噴き出してきます。台風の動きも複雑で、思うように予測が出来ないようです。先日の十号台風。どんどん西に進路が変わって気がつけばここ、屋久島を通過してゆきました。現在の十四号も上海から朝鮮半島、そして能登半島が大雨に見舞われています。お正月の地震からの復興もままならないというのに、今度は大雨。仮設住宅が浸水なんて、この世に神はおらんのか。ついあらぬことを口走りたくなります。

2024年9月20日金曜日

午後

 息子が歯医者に行ったので、少しゆっくりできるかなと思いましたが、そうは問屋が卸してくれませんでした。珍しくお客さんが何組か。その都度作業場に下りるのですが。中の一人は海外からのお客さん。それも自転車で。ずいぶんゆっくりだなと思っていたのですが。彼の話。二年程前にきてコーヒーカップを買って帰ったのだけど誤って壊してしまったとか。わかりにくい英語です。どこの国からと尋ねるとスイスとの事。数を数える時アンドウトロワと言ってました。日本が好きでよく来てるようです。以前、京都で買った急須を母親が割ってしまって探しているというので、大昔に焼いたのを見せると、気に入ってくれて、買いたいけど、バッグが小さすぎるので明日もう一度出直すとのこと。結構、熱心に作品を見てくれました。国籍は問わず、共通の感性の人がいるものだと不思議な感慨を持ちました。一期一会はどこに待っているのか。思いがけない出会いを感じてしまいました。

2024年9月19日木曜日

残暑

 朝からむわっとしています。風も強いし。おそらく台風の影響でしょうか。昨夜は空が赤く染まり、二階のベランダからシャッターを切りました。これから海に沈む赤い夕陽が楽しみです。「真っ赤な太陽 燃えている 果てしない波の 大空に とどろき渡るほ叫びは 正しいものの見方する」というのはハリマオというドラマの主題歌です。ハリマオは満州の大地で活躍した馬賊。ストーリーはほとんど覚えてませんが、あの広大な荒野と紅い夕陽が印象に残っています。「赤い夕陽が校舎をそめーて楡の木陰にはーずーむ声」舟木一夫の高校三年生という歌謡曲。舟木一夫とは四谷にあった三角原という公園で、一度だけキャッチボールをしたことがありました。すぐ近くには国会図書館がありました。今は迎賓館に変わっています。ポプラの並木が秋に色づいて日本ではないような光景でした。遠い昔の思い出です。

2024年9月18日水曜日

午睡

 最近、昼を過ぎると急に眠くなります。すると、あっという間に夢の中へ。そんなとき必ずと言ってよいほど、電話がかかって来たり、お客さんで目が覚まされます。歳をとると昼寝は必須。どこかの首相候補が八十まで働けと言っておりますが。まあ、体調が良い時には眠くならないのですが。昨日の晩は次男が一晩中暴れていました。こっちは寝たかと思うと起こされて、おまけに老犬も夜中に徘徊して、変なところから大きな音が響いて来たり。まあ、愚痴はよそうと思うのですが。夜もおちおち寝れないなんて、家族冥利というものでしょう。

2024年9月17日火曜日

秋の気配

 朝はだいぶ涼しくなってきました。しかし日中は厳しい残暑です。鳴くセミたちはツクツクボウシばかり。オーシンツクツクという鳴き声。夜中に目が覚めて木々の影がくっきり。十五夜だという事を思い出して、早速パチリ。例年工房の入口で花を着ける白萩が今年は台風にやられて咲いてません。色々なことが起きます。ヨーロッパでは大雪が降ったり、中国で台風が大暴れしたり。自然は一筋縄では行かないようです。

2024年9月16日月曜日

オークション

 インターネットオークションで、デジカメを買ってしまいました。二十年近くも前の機種。今使っているものが重いので、もっとシンプルで軽そうなものを。いわゆるバカチョンのような。かなり昔の機種なのでどのような写りなのかは全く分かりませんが。カメラで写りが変わるかどうか。ですが、チョットだけ愉しみです。

2024年9月15日日曜日

スワロー

 ツバメ。ヤクルト。1950年に国鉄スワローズでスタートしたチームも今年で74年目を迎えました。我が身と同じ歳。途中でサンケイアトムズと名前が変わって現在のオーナーはヤクルト。実は今年飲み始めたヤクルト1000ですが、最近はどこのスーパーでも手に入ります。そもそものチーム名は特急つばめが発祥とか。なぜこんなことを考え始めたのかというとムーミンのような造形物にどんな名前を付けようかという事で。ムーミントロールをそのまま真似するわけにもゆかないし。当然インスパイヤー元なのですが。屋久島にいるからと言ってもののけでは訴えられそうだし。ヤッシーでは昔どこかで県知事やってた人の愛称だし。何かないかなあとずっと考え中です。想像力皆無。情けなくなります。ヤックーなんてどうかしら。やはりヤクルトとかぶるなあ。うーん。

2024年9月14日土曜日

光る空

 最近カメラで空ばかり写しています。屋久島では自然の変化にばかり、目が向いてしまいます。中でも朝と夕方が光が劇的に変化します。「光る海 光る大空 ひーかる大地」これは昔よく見ていたエイトマンというアニメの主題歌の始まりです。「行こう無限の地平線」と続きます。カメラ越しにファインダーを覗くと変化する大空の色に吸い寄せられます。昨日も夕方の空に惹きつけられました。台風が近づくと空が普段とは違った表情を見せてくれます。昔、画家を目指していたころ、印象派の画家に強く惹かれました。たとえばシスレーの灰色の空、ボナールの紫、スーチンの赤。そしてなんといっても青い絵の具で描かれる風景画。屋久島に暮らして心に残るのは様々な表情を見せる青。雨、雲、水。風を感じ陽を感じ土を感じるのは、水を通してかもしれません。空から降り注ぎ、大地から蒸発し、地を流れ、海原に広がる。水の存在が無数に表情を変えて見せてくれます。六月からカメラを持って散歩を続けているとわずかずつの色の変化が季節の移り変わりを教えてくれます。

2024年9月13日金曜日

金曜日

 十三日の金曜日。なんとなく不吉な日。日本にはあまり関係ない気もしますが。キリストと関係があるのかな。我が国はおてんとうさまが守る国ですし。お月様も大切です。十五夜お月様とか。それでも無事に過ごしたいと思います。台風も接近しているようですが。毎日悲しくなったり、チョット嬉しくなったり。それが生きるという事でしょうか。余り具体的なことをここで書くわけにはゆきませんが。ただ、明日からの週末。ムーミンを作れたら楽しいだろうな。

2024年9月12日木曜日

残暑

 夏に逆戻り。朝はもくもく入道雲。気温もぐんぐん上昇。なかなか厳しい。愛犬もハアハアと肩で息をしています。なかなかつらいこの暑さ。台風も近くにきているようです。今朝はまた水が止まって、川に行きました。足を水につけるとひんやりとして幸せな気分。しかし、浸ってばかりはいられません。そろそろあのヒルのやつが活動をはじめます。油断大敵。くわばらくわばら。帰り道で虹を見ることが出来ました。

2024年9月11日水曜日

カメラ

 今朝目覚めると、南の空が赤く色づいていました。早速カメラを持ち出してシャッターを切ろうとしたのですが足を踏み外して危うくこけそうになりました。その拍子にカメラの液晶が暗くなって、反応しなくなりました。前にも何度か同じ現象が起きたので、てっきり故障かと思いました。工房であっちこっち触っているとあるスイッチを押すと突然に画面があらわれました。おそらく何かの拍子に手があったってしまったのでしょう。てっきり壊れてしまったかと思い込み、次のカメラを物色し始めたところでした。大した写真が撮れていたわけでもありませんが、毎朝、散歩のときに身辺のあれこれを記録するのは最近の楽しみとなっていました。よかったという安どの気持ちと、拍子抜けのような気持ちとで複雑です。明日からの散歩でまた首からぶら下げて歩くのが楽しみです。

2024年9月10日火曜日

ムカデ

 夜中に嚙まれました。ムカデに。あろうことか、股の付け根。あっ、やられたと思い慌てて調べました。明らかな噛み跡。急いでどこのいるのか探しましたが見つかりません。布団を裏返しても、シーツをひっくり返しても。諦めてトイレに立つと、服からボトリ。何とかつぶそうとしますが、さすが敵もさるもの。十センチもジャンプして逃げます。ようやく見つけ出してペーパーで押しつぶそうとしたら指と手の甲の二箇所を噛まれました。薬を塗ったら朝には痛みも引いていましたが、悔しい事。あいつら何のために寝ている人間のところまでやってきて噛みつくのでしょうか。世の中に色々な毒虫がいますがムカデはそのうちでも最も毒々しいやつです。誰が、あんな姿の生き物を造り上げたのでしょうか。

2024年9月8日日曜日

ハウス

 ムーミンハウスが焼き上がりました。半分は灯台のような感じ。灯台は英語ではライト ハウスというようです。大小合わせて五十個。我ながらよく作ったなと思います。全て白化粧を施して。素焼きした後1050度で焼き上げました。今回は釉薬を溶かす必要がないので本焼き温度と素焼き温度の中間ぐらいで。この温度だとかなり硬く焼けて丈夫さもなかなか。今日はムーミンとスナフキンを造ろうと思いましたが、暑さと疲れでそこまでたどり着けませんでした。次に持越しです。

2024年9月7日土曜日

屋久島焼

 夕方のお客さん。「ここの器は全部屋久島焼ですか」と聞かれて、「ここで五十年、屋久島焼としてやってます」ですから「ここの器は屋久島焼と言っても良いと思います」。たまにこういう質問を受ける事があります。その都度、返答に窮してしまいます。実は初めから屋久島焼を称していたわけではないからです。最初は何も名前がありませんでした。窯の名前も。そのうちに誰が言ったか、新八野という字の場所だから新八野窯という事で人が呼ぶようになりました。そして、屋久島で焼いているから屋久島焼だとも。気がついたらそうなっていたのです。でもそんな細かい事をいちいち説明するのも面倒なので。そういう事になったのです。気がつけばこの島で陶器を焼くようになって五十年余り。その間に土も窯も技法も変わりました。時代に連れて、状況はいろいろ変化してきます。そんな中で何とか続けることが出来るよう必死にあがいてまいりました。この先どうなってしまうのか見当もつきませんが、おそらく何とか生き延びるために必死に取り組んでゆくことでしょう。

2024年9月6日金曜日

散歩

 いつもの時間。六時に家を出て歩き始めました。しばらく歩くと、愛犬スズんの足の運びがちょっと変でした。「もう歳だからなあ、ちょっとコースを変えようか。」スズも気がつけば十六歳。獣医さんからはいつ死んでもおかしくないとお墨付きを頂いております。家に来た時はまだ生まれてすぐでした。あの頃、体調を崩して血圧が異常に高くなってしまいました。そこで思いついたのが毎日歩く事。一人では続きそうにありません。そこで迎えたのがスズ。あれからかみさんとの散歩が始まりました。気がつけばスズももうお婆さん。こっちも年老いて、先日は敬老の日の招待が届きました。名実ともに老境入りです。この調子だとスズとこっちとどちらが先だろう。そんな言葉が常套句になってしまいました。日々衰えを感じつつ、スズも頑張ってるんだから、こっちも弱音は吐けないぞと、なんとか日々を送っているところです。

2024年9月5日木曜日

野生

 この前の台風十号。影響は我々人間ばかりではなかったようです。台風が通過した後、家の周りで鹿の兄弟らしい四頭が出没するようになりました。こんなところに出てくると人間にやられるぞと語り掛けますが。何故か人里に下りてきました。山が荒れてしまったのでしょうか。今日は屋根の上で猿の走り回る音。お前たちもかと思わず口をついてしまいました。蝉の鳴き声も急にツクツクボウシに変わりましたし。朝の散歩でカニを見つけると無事だったかとつい口にでてしまいました。弥生杉が倒れたとニュースで知りました。様々なところで影響が出ているようです。わたくしたちは自然の中で生かしてもらっています。なんとか生きていることに感謝しなければと思っています。

2024年9月4日水曜日

屋根

 台風にやられた屋根の修理をしました。落ちた瓦を直したり、飛ばされた雨どいを修理したり、最後は土嚢袋で圧えたり。秋で早朝はかなり涼しくなりましたが、日中は日差しも強く骨の折れる作業でした。歳をとって足元がかなりおぼつかなくなって傾斜を歩くのは骨が折れます。何とか応急修理は終えましたが、工房は老朽化するばかり。先の事を考えると暗い気持ちになります。まあ、ネガティブなことは忘れて、とりあえず明日の事を思って明るく過ごしてゆきたいと思っています。

2024年9月3日火曜日

カメラ

 新しいカメラが届いて三か月がたちました。梅雨のアジサイに始まり夏が過ぎて気がつけば秋空が写っています。写真はほとんど朝の散歩の途中でシャッターを切っています。「カメラがないと写真は撮れない」という言葉はあるユーチューバーのカメラマンが言った言葉です。確かにその通りだと思うのですが。カメラがあっても良い写真は撮れないというのが、わが残したい言葉です。粘土がないと焼き物は出来ない。窯がないと焼き物は出来ない。というのも事実です。じゃあ粘土と窯があればよい焼き物が出来るのかというとやはりできません。なかなか難しいところであります。

2024年9月2日月曜日

遊び

 遊びをせんとや生まれけむ。働きせんとや生まれけむ。そんな言葉が浮かぶような日。よく、働きました。朝一で土づくり。土練機に向かいました。そのあと作品を外に出して乾燥。素焼きの準備。あとはろくろ作業。注文品を造りました。せっせせっせと。頑張りました。まだまだ出来るぞという気分。ところが昼に家では敬老の日の招待状。もうそんな歳かとショック。人からねぎらわれるようになるなんて。いやあ、まだまだ。老けるには早すぎます。

2024年9月1日日曜日

セプテンバー

 あっという間に九月。いつも仕事しながらネットで音楽配信を聞いています。いつもは青春時代の懐かしいフォークソング。しかし今日は検索して、アース・ウィンド・アンドファイアーとか竹内まりあを流しました。ろくろで昨日の続きの扁壷。これは蹴ろくろの特徴を生かした、手と足のコラボ。昨日と比べて一回り大きな花生けを造りました。予定は十個。しかし結果は四個だけ。思ったよりも進みませんでした。何回か失敗したり、思った形にならなかったり。苦戦しました。それでも楽しめたから良かった。大切なのは気持ちを入れることですから。