2022年1月31日月曜日

一ヶ月

 今年もあっという間に一ヶ月が経ちました。例年にも増して早く感じます。気がつくと12分の一が終わってしまったとは。外は日差しでポカポカですが、工房の中で手だけを動かしていると、寒さが身にしみます。まだ、寒中ですから。きのう頑張りすぎて、鉢の仕上げが終わりませんでした。大阪の物産展の書類がファックスで送られてきました。どんどん迫ってきます。仕事は、進んでないのですが。

2022年1月30日日曜日

タタラ

 タタラが大量に余っていました。おそらく数を間違えて作りすぎたようです。せっかく作ったのを潰すのも勿体無いので、今日も角鉢の続きを作りました。ここにきてようやくスピードが上がってきました。と言っても40個作っただけですが。これでタタラを全て使い切りました。明日仕上げれば、ちょうど一月で作り終えたことになりそうです。


2022年1月29日土曜日

型仕事

 やっと、五角鉢を115個作りました。ほぼ目的の数です。息子の予言通り、仕上げまですると、一月が終わってしまいそうです。「今月中にできれば良いんじゃない」との言葉通り。いやあ、きつい作業でした。やってもやっても進みませんから。これからは窯の仕事が待ってます。陶芸の仕事は昔から一窯二土三作りと言われます。実はこれからの窯仕事が一番大切な作業なわけです。形造りは陶芸制作の一歩目ということにすぎないのです。

2022年1月28日金曜日

シロアリ

離れにシロアリが入って数ヶ月が経ちました。ベイト剤と言って、シロアリが食べると巣に帰ってから、脱皮ができなくなって巣ごと絶滅するという薬を置いてみました。あれから数ヶ月経ちました。ベイト剤は綺麗になくなって食べ尽くしたので、絶滅したかなと思っていたら、小さいのが数匹かろうじて動いているのを見つけました。まだ絶滅してないようです。今日、友人のシロアリ屋さんが来たので、聞いてみました。すると、冬になると動かなくなるので、もうしばらくして暖かくならないとわからないと言われました。ベイト剤を暖かくなるまで置いて様子を見た方が良いということでした。インターネットで、いろいろ情報を集めた話をしたところ、あてにならないよ、というのが答えでした。シロアリ業者が流す情報はあまり信用できないとのこと。確かに、彼らはビジネスとして、ネットに載せるわけですから、丸ごと信じてはいけないということでしょうか。 

2022年1月27日木曜日

特捜部q

シリーズ8作目に入りました。特捜部qです。こんなに続けて読むことになるとは思いませんでした。こんなに読んでいるのに、未だに作者の名前も覚えていません。作者の年齢が一緒の1950年生まれで、デンマークが舞台の警察小説です。カール マークと アサドそれにルーセという女性の三人で古い未解決の事件に挑むというものです。作者はこのシリーズを10作完結の予定だったようですが、あまりの人気にまだまだ終わりになりそうもありません。そして、8作でようやく追いつきました。ですから、次からは翻訳待ちということになりそうです。この作品でなんとかこのシリーズから解放されそうです。次は何を読もうかなあ。

2022年1月26日水曜日

失速

 今日は朝から調子が良くて、型物仕事もはかどりました。ところが3時が近づいた頃から、手が止まってしまいました。眠気がまず襲ってきました。まあ、4時からやってますから、次は手が動かなくなって、目標としていた数に届きませんでした。最初に飛ばしすぎたからでしょうか。手仕事というものは一日に波があって、良い時と落ちた時では雲泥の差が出ます。古い話ですが、東京マラソンで。高橋尚子選手が四谷の外堀の前の坂でばったり足が止まってしまったことがありました。ちょっとアレを思い出しました。あの場所、実は我が生家のすぐ前の場所だったのでよく覚えています。あんな大都会のど真ん中で生まれ育ったことも。学校に通うとき、遅刻しそうになって、あの坂を必死になって走った思い出があります。そんな話はどうでもよいのですが、今日はちょっと調子に乗りすぎたようです。明日からはもう少し、ゆっくりやってゆこうと思います。

2022年1月25日火曜日

曇りのち晴れ

今日の天気です。我が心もそんな感じ。朝は、体が動かなくて、重くてしんどくて、一気に20ぐらい年取ってしまったようでした。釉薬仕事をして、窯仕事をして梱包仕事をして、体を動かしているうちにだんだん気分も上がってきました。ここまできたら焦っても仕方ないし、できることしかできないし、ケセラセラ、なるようになれです。 

2022年1月24日月曜日

しんどいね

 夕方の息子の言葉です。「しんどいね」。一日、釉薬を作ったり、掛けたり、あれこれ仕事に追われ、二人ともだんだん、言葉が少なくなりました。土、日も仕事に追われていますから、疲労も蓄積してきます。できることならば、少しゆっくりしたいところですが、現状ではそうもゆきません。なんとか乗り越えなければと。今が試練の時。その向こうには、新しい風景が見えるのでしょうか。

2022年1月23日日曜日

春の気配

 朝から雨です。空気が暖かく、工房の温度計で16度ありました。ストーブもつけずに過ごすことができました。だいぶ過ごしやすい一日でした。家の庭には、なぜかルドベキアが花を咲かせています。夏の花ですから、勘違いで咲いてしまったようです。今年はこの時期でも、南天が赤い実を残しています。例年ならば、ヒヨドリが食べつくしてしまうのですが。年によっていろいろあります。夕方の放送で、島から、新型コロナの感染が発表されました。本土では、かなり広がっているようですが。とうとうやってきたようです。この先が心配です。

2022年1月22日土曜日

内職

一日中、タタラを五角形に切る仕事をしました。それでも、70個ぐらいがやっとでした、目標は100でしたが。ねんどを乾かしながら、周りを5角形、内側も5角に切り抜く作業でしたが、やってもやっても進みません。内職に追われる気分です。なんとか2、3日で作り終えようと思っていたのですが、1週間はかかりそうです。そうこうするうちに二月になってしまいます。慌てず焦らず諦めずと自ら言い聞かせつつ、手を動かしています。 

2022年1月21日金曜日

五角鉢

五角鉢を作り始めました。昨日、焼きあがったサンプルを見てもらい、オッケーが出ましたので。型物、特に五角形のは手間もかかり、無事に焼きあげるのが難しいので、なかなか手がつけられませんでした。しかし、逃げてばかりもいられません。引き受けた以上は。実はもう一つ、仕切りで三つに分かれたお皿も頼まれていたのですが、そちらはどうやってもうまくできませんでしたので、ギブアップしてしまいました。しかし、ホテル側ではなんとか作って欲しいようで、サンプルだけでもと言っておりました。タタラではできないというのが結論なのですが。 

2022年1月20日木曜日

休館

 島のホテルはこの時期お休みになるところが多いようです。正月のお客さんも去り、春の観光シーズンまでの間は一年のうちでも、最も閑散期になります。従業員の人たちも多くは里帰りしたり、残っている人は掃除をしたり、普段できないようなことをしているようです。今日も二つのホテルから人が来ました。一つは注文いただいている器の進行状況を見に来ました。もう一つはホテルで使っていただいている器にチップが入って、その修理の依頼です。その数がお多いのにびっくり。まあ、7、8年前に収めたものですから、見方によってはよく持ったと言っても良さそうに思いますが。焼き物ですからいつか壊れるものです。ただ、ちょっと手を入れればそれほど目立たなくなりますから、昔から繕いという技術が伝わっているのです。手を入れながら長く使う。これこそが昔から日本人に伝わる文化だと思います。現在仕事に追われて、直す時間がありませんが、手が空いたら、修理しようと思っています。

2022年1月19日水曜日

なんとか

 なんとかたどり着くことができました。長い道のりをです。今日で72歳の誕生日を迎えました。実は父親がこの歳に亡くなりました。ですから、一つの目標にしていました。親父の年齢をです。あまりふり返るのは好きではありませんが、道のりは決して平坦ではなかったと思います。ただ大きな病気をしなかったことが幸いでした。そして、今の厳しい状況。息子がパソコンに向かって収入の計算をしています。コロナ禍ですっかり落ちてしまった我が工房の売り上げ。どこも苦しいのは同じでしょうが希望を捨てずに前を向くしかありません。明日から、新たな気持ちで進んでゆきたいと思っています。

2022年1月18日火曜日

捨てる神

 病院へ行ってきました。形成外科です。骨折後の経過観察。前回、一ヶ月前でしたが、変化なし、このまま放っておくしかないのかと、絶望的な気持ちになりました。それが今回は変化が。裂けた骨の間に新しい骨が形成され始めたのがわかりました。先生も明るい顔で、だいぶ良くなりましたと。いつもは背中を見せてパソコンに向かっている事務のお姉さんも、良かったですねえと笑顔を見せてくれました。前回は完全に神から見捨てられたと思ったのですが、今日浮かんだ言葉は、捨てる神ありゃ拾う神ありです。希望が湧いてきました。まだまだ終わってないと。この歳になっても、再生力がなくなってなかったということ。前を向いて進んでゆこうと思っています。

2022年1月17日月曜日

朝方、咳がひどくなって苦しくて眠れなくなってしまいました。散歩から戻ってもいっこうに止まりません。朝食の後、カミさんが診療所からもらった咳止めをくれました。最後の一錠だとか。それが、びっくりするほど良く効いて、一日快適に過ごすことができました。明日は一ヶ月ぶりに手の骨折の後の診察で、病院の診察日です。咳が止まらないと病院の入り口で止められるに違いありません。今朝、最後の咳止めを飲んでしまったのが悔やまれます。こんなに効くのなら、明日にとっておけばよかったと。実は次男の診察に付き添うために一度キャンセルしたのです。今度は自分が体調不良になるとは、思ってもいませんでした。 

2022年1月16日日曜日

悪化

夜中から咳が止まらなくなって、それでも4時過ぎに起きて6時まで工房で頑張りましたが、頭がくらくら、ムカムカ吐き気がして、こりゃあダメだと一旦家に帰って布団に横になりました。二時間ほどしてだいぶ良くなったので、仕事に再チャレンジ。今日の予定は息子のリクエストで花生けに挑戦しました。なんとか夕方まで頑張って12個、作ることができました。ダメかと思ったのですが、なんとか一日、仕事ができて、達成感はありました。それにしてもこの咳と鼻水、ただの風邪でしょうか。下手したら、オミクロン株の方がもう少し軽いのではと思ったりしまテイマす。 

2022年1月15日土曜日

性質

 性質と書いてタチと言います。今度の風邪、かみさんに言わせると、本当にタチが悪いと言いました。次男がだいぶ良くなったと思いましたら、また鼻水が出てきたり。一筋縄にはゆきません。今度の新型コロナが風邪ぐらいで大したことないという人がいます。風邪は決して大したことない病気ではありません。昔流行したスペイン風邪では世界中でどれほどの人が死んだことでしょうか。健康な人には大したことない普通の風邪でも、高齢者や基礎疾患を持った人たちにとっては肺炎を起こして命取りになることもしばしばあります。現に我が家の次男も、肺炎になって、一歩間違えばこの世にいられなくなるところでした。今もどうなるか、親としては決して安心できません。どんな病気もできることを精一杯やって、少しでも蔓延しないように努めるのが、私たちの務めだと思います。

2022年1月14日金曜日

通院

 診療所も今日で四日目。次男の数値もだいぶ良くなって、今日でとりあえずは点滴は終了です。あとは家で抗生剤で療養することになりました。カミさんもだいぶ良くなってきました。ただ、今度は長男が熱を出してしまいました。その話を先生にしたところ、家族で熱を出すということはコロナが疑われるのでPCR検査をするということになりました。私が代表して。一旦外へ出て、ビニールの仕切りの中に入って透明な壁越しに鼻に検査薬を突っ込まれました。さっきまで散々、近くで接触してたのに、おかしな話ですが。検査が終わって外で15分待つように言われました。変な話です。それが規則だとか。結果は陰性。ただの流行り風邪ということのようです。しっかり検査料は請求されました。検査無料の国も多いようですが、我が国はしっかり請求されるようです。千数百円ですが、保険証の提出を求められたところを見ると、医療保険の対象になっているようです。ということは検査料は八千円ぐらいということになるのでしょうか。細長い綿棒の先に薬をつけて、検査薬につけて判定するだけで。もしこのまま、オミクロン株が広まったらどれほどの税金が検査に使われるのでしょうか。日本では医療制度に救われることも多いのですが、医療費の無駄遣いも大いに気になるところです。



2022年1月13日木曜日

点滴

今日も朝から診療所へゆきました。次男を連れて。カミさんが寝込んでしまい一人です。だいぶ元気が良くなってきたのですが、そのぶん動きが激しくなって、なかなか点滴の針が入りません。なん度もやり直しているうちに、痛くなったのでしょう。ますますしずかにしてくれません。なんとか点滴ができるようになるまで一時間あまりかかってしまいました。帰ってきたのは昼をだいぶ過ぎてしまって、半日仕事でした。せっかく朝の四時から工房におりたのですが、仕事はなかなかはかどりません。風も強く、気温も上がりません。こっちも鼻水ダラダラ喉はイガイガ、なんとか熱は出てませんが、体調は最悪です。共倒れにならないように夜は暖かくすごさねばと思っています。 

2022年1月12日水曜日

本末転倒

 昨日、診療所で風邪をひいたようです。特にカミさんがひどくて鼻水と咳。何しろ、戸は開けっ放し、小部屋の上には換気扇が回り、すぐ後ろの窓は空いていました。そんなところで次男の点滴。動かないように抑えていましたから。こっちも、朝、薬を飲んでなんとか1日寝込むことはありませんでしたが。今日も、診療所に行ったのですが、暖かい場所をなんとか確保して、無事点滴を終えました。それにしても、本来は病気を治すところで、病気になるなんて、本末転倒というかミイラ取りがミイラというか、困ったことです。コロナ対策でそうせざるを得ない診療所の事情も理解できますが。おそらく当分通わないといけないようですし。しっかり自己防衛が必要なようです。

2022年1月11日火曜日

診察

 次男を連れて、診療所に行ってきました。三連休明けの大混雑で、お昼前の時間に来るようにとのことでしたが、診察は1時過ぎでした。昨日は40度を超える高熱が出て心配でしたが今日になってだいぶ落ち着いてきました。まずはPCR検査から。車にビニールを張って、丸い筒状の隔壁ができているむこうから、鼻に検査キットを差し込みます。前回と比べますとだいぶ進歩しています。15分ほどで結果が出て幸い陰性でした。前と後ろに同じように検査の車が並んでいたところを見ると、同じ時間が指定されたようです。それからおきまりの血液検査と点滴、最後の注射をうち終えて家に戻ったらもう4時を過ぎていました。ほぼ1日がかりでした。まあ、結果はそれほど悪くはないようですが、肺炎という診断で、楽観は許されない状況でしょう。昨日までは最悪な状況も想定していましたから、やや、見通しが明るくなりましたが。仕事は全然進みませんでした。

2022年1月10日月曜日

小競り合い

 昨日から始まった、大河ドラマを観ました。途中までですが。鎌倉時代を舞台にした壮大なる小競り合いだそうです。あまり次々と知らない名前が出てきて、途中で諦めてしまいましたが。あの時代の歴史小説は結構読んできたのですが、北条氏の時代は全く空白でした。一つ思ったことは、日本人は営々とこの列島で小競り合いを繰り返してきたのだなということです。それは今になっても終わることなく、続いていると思います。政争という名で。そしてそれを嬉しそうに眺めている庶民がいることも。あの時代は平氏を義経が滅ぼして、その義経を頼朝が殺して、頼朝亡き後の幕府後継争いに北条がいきのこる。その北条氏を、北関東の足利が滅ぼし、それから応仁の乱、戦国時代へと延々と日本列島の小競り合いの歴史が続いてゆくわけです。本当に飽きることなく戦い続けてきた日本人。人間は争いを通して、文明を発達させてきたということになるのでしょうか。

2022年1月9日日曜日

初熱

 次男が熱を出しました。今年、最初の熱です。鼻水ベーベー。風邪だと思うのですが。早速練薬を背中とお腹に貼りました。薬が効くと良いのですが。今年は何度、この思いをするのでしょうか。

2022年1月8日土曜日

五寸皿

 朝から轆轤に向かって皿作りです。気合いを入れて。目標は100枚。残念ながら65枚で終わりでしたが。連休の初日で、お客さんを相手にしながらですから上出来でしょう。結構、充実感がありました。ただ、明日の削りはきびしそうです。昨日引いたのもまだ削ってませんから。多分二日はかかりそうです。心地よい疲れで、今夜はよく眠れそう。

2022年1月7日金曜日

轆轤初め

午後から今年最初の轆轤作業でした。その前に窯出ししたのですが、見事に大失敗。ちょっと、温度が高すぎたようです。ほぼ全滅。青の釉薬は本当にシビアでわずかに温度が高いだけで、釉薬が煮えてしまって、使い物にならなくなります。去年作り終えたと思った器が作り直しになってしまいました。泣いていても誰も助けてくれませんから、不撓不屈の精神で再制作です。年の初めにここまで悪いと、あとは上るしかありません。ネバーギブアップです。 

2022年1月6日木曜日

列島

日本列島は縦に長いのですね。ここはポカポカ春の陽気だというのに、東京では大雪警報が出ているとか。昼間は外にいると、芽が出そうでした 。気温20度ありました。おまけに工房では素焼きをしてたので。この前はは蚊が飛んできましたよ。大阪では500人オーバーとか。もうコロナを止めることはできそうにありません。沖縄も大変そうですし。ここもそのうち。確か10月に入院していた頃、近くでコロナがぞろぞろ出てました。今度はもっともっと、大変なことになりそうな予感がします。


2022年1月5日水曜日

臨機応変

 今年最初の本焼きをしようと、釉掛けをしていたのですが、近くのホテルの売店から電話がきました。注文です。ところがどれも在庫がないものばかり。そこで予定を変更して、ホテルの注文品から先に焼くことにしました。実は三月のデパートでの物産展用にと準備をしていたのですが。新型コロナがまたまた感染拡大をしてきました。例のオミクロンです。この調子では三月に物産展ができるかどうか、先が全く読めません。それならば、目の前の注文を先にこなしてゆかないと。昔から一寸先は闇と言いますが。今年も、コロナに振り回されそうです。


2022年1月4日火曜日

初荷出し

今朝、今年初の荷物出しをしました。去年の大晦日に来てくれたお客さんの荷物です。半年ほど前に来てくれて、注文してくれました。その時、大晦日に取りに来ますと言われました。半年も後の話でしたから、どうかなと思っていたのですが、約束通りに来てくれました。ところが年の暮れから、フェリーがずっと欠航してしまいました。エンジントラブルとのこと、それがようやく再開して、今朝宅配で旅立ちました。欠航が続くと、荷物が混雑しますから、無事に届くか心配になります。壊れ物ですから余計です。なんとか無事に届くと良いのですが。何しろ今年の最初の煮出しですし。 

2022年1月3日月曜日

リベンジ

釉薬作りに挑戦です。去年、作って失敗したつや消しの黒釉 に再挑戦です。普通の下地には溶けるのですが、去年作った赤化粧の上にかけるとガリガリになって剥げてしまったのです。ということはより溶けやすくする必要があります。そこで大昔のノートを引っ張り出しました。なんと40年以上前のものです。あの頃色々試した結果が書き込まれていました。面白かったのは、そのノートに書かれていた内容です。やっていたことが現在とあまり変わってないのです。人間なんていつまでたっても同じようなことを繰り返しているのだなということです。ていうか、自分の進歩の無さに呆れてしまったというのが本当かもしれません。あの頃できていたことが今できないなんて。進歩どころか後退しているのかもしれません。新年早々、ちょっと恥ずかしくなりました。


2022年1月2日日曜日

 今朝は、畑に下りました。里芋の収穫です。お客さんが来て、お土産にもたせたいからとカミさんから頼まれました。最初はちょっとのつもりでしたが、思ったよりもできが悪くて、収穫量が少ないので、結局ビニールハウスの脇の畑全てを掘り返す事になってしまいました。暗いうちから始めましたが、夜が明けて明るくなってゆく朝の畑は、気持ちが良くて寿命が伸びるような気がします。また、畑仕事ができるようになると良いのですが。今は、ぐっとこらえて制作に励んでいます。今日はコーヒーカッフの把手つけ。元旦に書いた、今年の目標「丁寧に」を肝に命じてゆっくり作業を進めました。そうそう、昨日、高校時代の友人から電話が入りました。もう何十年ぶりでしょうか。、以前は時々電話が来たのですが、20年前に住まいを別にしてから、夜の電話は取れなくなってしまいました。声は昔のまま、若い頃よく飲んだことを思い出しました。一度は大晦日に酔っ払ってビール瓶で頭を殴って、元旦から医者に連れて行ったこともありました。あの時は、「うつわ職人」と言われたことに腹を立てたのでした。今なら、なんと名誉なことかと喜ぶのでしょうが。若かったし、芸術家だという自負があんな行動を取らせたのでしょうか。まさに若気の至りでした。そんな古い思い出が蘇った、昨日の元旦でした。

2022年1月1日土曜日

あけおめ

 明けましておめでとうございます。穏やかな正月をお迎えのことと思います。今年も、なかなか一筋縄ではゆかない年になりそうですが。でも。負けることなく明るい希望を捨てずに共に乗り越えてゆきたいものです。今年も年頭の決意のようなものを述べさせていただきます。毎年同じですが3Aから。慌てず焦らず諦めず。オリンピック1500メートル自由形で柴田亜以さんがコーチから教えられた言葉だそうです。あれ以後我が座右の銘のトップの座を譲ることがなくなりました。それに今年は「丁寧に生きる」を加えたいと思います。去年の出来事を反省した時、焦っていたり、気が急いていたり、そんな時に限って思わぬ事故が起こっていたような気がします。ですから、もう若くはありませんし、一つ一つより慎重に細部を大切にして過ごしてゆきたいと思っております。年齢もだいぶ重ねてきました。ここらでちょっと立ち止まって、ゆっくりとした時間を重ねてゆきたいものと思っております。

新しい年のご多幸をお祈りしております。