2023年2月28日火曜日

崖崩れ

 朝からチェンソー2台で、昨日切り倒した木の片付け。一番大きな木の枝を落としていたら、先日積んだ崖が崩落。下にいなくて良かった。自分で積み上げた石の下敷きで死ぬなんて笑えませんから。もう怖くなって、大きな幹はそのまま放置することにしました。下手に切るとまた崖を川まで転がり落ちそうですから。ちょうど土留めになりそうな場所ですし。倒した幹の下軸になった束石の羽子板がぐにゃりと曲がっていました。あの下敷きになったら、入院どころかあの世行き間違いありません。夕方まで掛かってなんとか波板打ちまで漕ぎつけました。いろいろ失敗が多かったのですが。よその人が見たら、あんなところにいったい何があるのだろうと思うことでしょう。まるで防空壕かシェルター。いや、一番ふさわしいのが昔の炭窯でしょうか。以前、下の川におりて向こう側に渡っていったら、炭窯の跡を見つけたことがありました。まさにそんな感じ。明日は穴の壁が落ちないようにセメントで補強しようかと思っています。

2023年2月27日月曜日

小屋

 排水パイプを修理するためのスライド継手というものが届いたので、さっそく取り掛かろうと思ったのですが、動画を見ているうちにうちの場合は使えそうもないことに気が付きました。継ぎ手からパイプが抜けてしまった上に、土の重みでまがっているのです。スライドする構造は、かなりクリアランスが少なく、そのために滑剤という特殊なものを塗って滑りをよくしないとなかなかうまく動きそうもありません。それにパイプを切ってしまうと、継ぎ手が増えて、ますます引っかかったり抜けたりしそうです。そこでスライド継手はあきらめて、テープを巻いて修理することにしました。幸い、水に強く、濡れたままでも作業が出来るという材料を見つけました。もう一つ、修理箇所を埋め戻さず、時々チェックすることにしました。そのために雨水が溜まらないように屋根をつけることにしました。材料を建材屋さんで買ってきて、土方仕事から始めました。まず柱を立てるための基礎作り、それから小屋のすぐ横の大きな木を切らないといけません。木の伐倒は大の苦手。出来ればやりたくなかったのですが、逃げるわけにもゆかずやることにしました。心配したのが崖から突き出している排水パイプの位置。どうも、当たりそうで心配でしたが、もうイチかバチかで切り倒したところ、見事に直撃。バキッという大きな音がしました、もし割れてしまっていたら、何とかしないといけません。すでに日が暮れてきましたのでの続きは明日の仕事です。まさに、「行うは難し」を実感しました。

2023年2月26日日曜日

月間目標

 今年、年の初めに立てた目標は、「丁寧に暮らす」でしたが、一月が終わった時疲れてしまい、「ていげいに暮らす」に変えることにしました。もうすぐ二月も終わり。そこでまた変更することを考えています。何年前か、「深く考えない、すぐ忘れる。」というので過ごした年は割と楽だった記憶があります。そこで、今年は年間目標はやめて、月間目標で生きようと思っています。さて三月はどんな目標を立てましょうか。「低迷暮らし」はどうでしょうか。ていシリーズで。どうも、ついつい頑張ってしまう自分に対する警鐘として。頑張らないこと。いい加減に生きること。それに、上昇志向を捨てるために。どう目標を立ててみ、結局自分は自分。別の人間に変われるわけではありません。だから、上は向かない、足元を見て先の事も過去にもこだわらず、行き当たりばったりでよいのではないでしょうか。でも、こうして月々目標を立てるなんて、すでにとらわれている証拠かもしれません。あーあ!。

2023年2月25日土曜日

ケーキ

 朝は家の裏の崖の土を掘りました。掘った土は雨に削られてへっこんだ道の修理に使いました。そのあとケーキを焼きました。先日、沢山のたんかんをもらった方へのお礼のためです。工房ではカップの化粧掛け。午後は洗面ボウルの釉薬掛け。前に作り替えたスプレーブースを使いました。いくつか焼いて、良さそうのを渡そうと思っています。いろいろしました。土方からケーキ屋さんまで。最後は本職の焼き物屋に戻ってきました。

2023年2月24日金曜日

棚卸

 今年二度目の棚卸にいってきました。帰ってきたら、陶芸体験が待っていました。手びねり二人。一人が扁壷。もう一人は型を使った蛇腹皿。どちらもなかなかの難易度。そんな中、キャンピングカーのお客様。昨日が還暦のお祝いで、記念にといろいろ買い物をしてくれました。棚卸先でいろいろ、ありましたが、「終わり良ければ総て良し」と思うことにしましょう。

2023年2月23日木曜日

陶芸体験

 久しぶりに体験指導をしました。コロナでお休みしていましたが、再開して初の体験でした。実は先日もやったのですが、そちらはろくろ体験。息子がやってくれました。役割分担がほぼ決まって、ろくろは息子、私は手びねりを受け持っています。今日は手びねりでした。それも4人一緒。全員お皿を作りました。二人が型を使って、あとはフリーの板作り。ここのところ、人と過ごすことがほとんどありませんでしたので、緊張してしまいました。手びねりはお客さんと一緒にいる時間も長くなりますし。ですから気疲れもあって、あとはぼーっとしてしまいました。それも段々慣れてくるとは思うのですが。

2023年2月22日水曜日

動画

 最近よくみている動画。排水管の詰まりを修理するというもの。昨日も延々と見ているうちに、自分でやっている気になってしまい、気分が高ぶって眠れなくなってしまいました。木の根っこが排水管にびっしり張って、延々と高圧洗浄機で吹き付けているというもの。内視鏡でそれを映し出して、最後、とうとうパイプを切って手で引っ張りだすという、何のひねりもない結末。それなのにまるで自分が戦っているような気持になって、目が離せなくなってしまいました。我が家の雨どいもいくつか詰まってしまい、なかには根っこが地面まで届いて、屋根の上で育ってしまったものもあります。今取り組んでいる家の裏の排水管が終わったら、次はそちらを何とかしないとと思っています。それに割れた屋根もどうにかしないと。工房の庇も腐ったところがあっちこっちに。家というものは時間とともに、痛んでくるものですが、それにしても、エンドレス。死ぬまで戦わないといけないのでしょうか。

2023年2月21日火曜日

穴窯

排水パイプを掘っていた時、何かに似てるなとおもったのですが、わかりました。穴窯づくりとよく似ているのです。穴窯は斜面を掘り下げて、壁を立ち上げて、そこに屋根をかけます。大昔は、完全に地中を掘ったようですが、あまりに湿度が高くてなかなか温度が上がらず、半地上式の穴窯へと移行していったようです。壁の部分にはレンガを使ったのですが、それよりも前は石を積み上げたようです。屋久島でも炭窯は花崗岩で壁を立ち上げて、アーチ状の屋根を土を練って造りました。 かれこれ五十年前から何度も作ってきた穴窯ですが、数えてみたら十基以上は作ってきました。最初の窯場で四基、独立して三か所、場所を移してきましたがそれぞれ数基ずつ作り直しました。現在も工房には三つの薪窯があります。昨日まで穴を掘っていた間、妙に懐かしく感じたのは、夢中で窯を築いたあの頃がよみがえってきたのだと思います。今日から、家の裏に溜まった土をすこしずつ掘り下げて、水はけがよくなるようにと傾斜をつける作業に取り掛かっています。まだしばらくはこの作業は終わりそうにもありません。

2023年2月20日月曜日

武田節

「 ひとは石垣 ひとは城」。今日は朝からこのフレーズが鳴り響いていました。母が甲州の出身で、母の兄弟であったおじさんの十八番。酔っぱらうといつも歌っていました。掘り出した土に混じっていた石を石垣のように積み上げて、土留めにしていたので、この歌詞が頭に浮かんだのでしょうか。昼前に何とか排水管を1メートルほどの長さ、露出することが出来ました。後は継ぎ手が届くのを待つばかり。今日も途中で大きな石が出てきて穴掘りを妨げてくれました。絶望感と取り除いた時の達成感。言葉にできない日々でしたが、これで終わってしまうのかと思うと、ちょっと寂しい気持ちも湧いてきます。明日はどんな作業をしようか。まだまだやらなければならないことは沢山あるのですが。

2023年2月19日日曜日

穴掘り

今日は一日中穴掘りでした。何とかしないとという思いで、必死でした。最初は重機屋さんを頼むか水道設備業者さんにお願いしようかとも思ったのですが、場所が場所で危険なところ、果たしてやってもらえるかもわかりません。大体、重機が入ることが出来そうもないのです。もう何日やったでしょうか。冬でよかった。それと土や石が川まで流れないように、土留めを用の石垣を積んだのが良かったと思います。夕方何とか、詰まっていたところまで掘り進めることが出来ました。継ぎ手で割れているのだろうと思ったのですが、なんと抜けていました。隙間に手を突っ込んで詰まった根っこを取り出したのですが、100ミリのパイプにびっしりと根が張っていました。これでは詰まるわけです。何とかここまでやることが出来ました。後は、最後。継ぎ手を注文して 、自分で修理を終えようと思います。今は、そんな土に埋まった排水管用の伸縮する継ぎ手もあるようなので。これもユーチューブのおかげです。

2023年2月18日土曜日

ファイト

 今日も暗いうちから、家の裏山を掘っています。ここ最近、と言っても五年も十年もですが、耳鳴りがひどくて、頭の中でシャーという音が響いています。なので気にしないようにしているのですが、今日はある歌のフレーズがずっとくりかえしていました。確か中島みゆきの歌だと思うのですが、なぜか吉田拓郎が歌ったバージョンが残っているのです。「ファイト 戦う君の歌を 戦わないやつが笑うだろ」という詞です。今日は午後もしばらく掘ったのですが、その時もずっとこの歌でした。なんか、鼓舞したいときに決まりの歌のようになってしまいました。「ファイト 冷たい風の中を・・・。」体を動かしてると汗がにじんでくるのがわかります。春が近いことを感じる今日この頃です。

2023年2月17日金曜日

体験

 今日から再開です。陶芸体験。コロナが流行りだして、ずっとお休みしてましたが。今日のお客さんはリピーターさんでした。前に作って焼き上げた、器の画像を見せてくれました。気に入って毎日使っているそうです。有難いですねえ、陶芸を教えてつくづくよかったと思いました。大昔、東京で教室を開いて、気が付くと50年が経ちました。教え子の中には独立して何百人もの弟子を持った人もいました。陶芸の本を出した人も。いろいろな出会いがありました。そしてこれからまた、新たな出会いも。ろくろ体験は主に息子が、手びねりはこちらの分担です。ろくろの仕上げは、こっちの仕事。時々、釉薬を間違えて叱られることも。何しろ齢でちょっと呆けかかっていますので。

2023年2月16日木曜日

なせばなる

 今日、一日頭に響いていた言葉です。「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」。ネバー ギブ アップ。年甲斐もなく力んでしまいました。

2023年2月15日水曜日

シロハラ

午後、工房に鳥が飛び込んできました。シロハラという種類だそうです。それが窓際の花瓶を落としてしまいました。その下に飾ってあった、大皿の上に。両方とも、欠けてしまって大被害。おまけにすぐに出てゆきません。何とか追い出そうとしましたが、屋根裏に上がってしまいました。仕方なく、工房中の窓を開け放して午後は寒さに震えて作業をしました。ちょうど、寒の戻りで今日は寒さが戻ってきまして、風邪をひきそう。こういうのを踏んだり蹴ったりというのでしょうか。近頃、どうも良い事がありません。忍耐の日々です。 

2023年2月14日火曜日

排水

 今朝、排水パイプの通り道の上に山になっていた、裏山で伐採した木の枝を片付けました。これから、どうするか全くわかりませんが、どけておかないとどうしようもありませんので。おそらく、木の根が伸びて、継ぎ手のノリが剝れて、その隙間から根っこが入り込んだのではと思うのですが。しかし、パイプは地下2メートル近い深さに埋まっています。重機を使わないととても掘ることが難しいと思います。しかし場所は家の裏、あとから作ったベランダが邪魔をして、ユンボの通り道がありません。それに、業者さんに頼んだら、費用がどれほど掛かるのか、見当もつきません。何とかDIYで出来ないかと思案しているところです。そのあと、今日は昨日削った、洗面ボウルの排水用の穴を削りました。ミリ単位の細かい作業です。春に家を新築する方の依頼品です。金具と接続する大切なところ。きちっとつながらないと水漏れしてしまいます。水漏れだけは避けたい。でも焼き物は焼きあがるまでに収縮します。収縮率を計算して削るのですが、最後は手加減次第です。今日は排水で苦しむ日になってしまいました。

2023年2月13日月曜日

洗面ボウル 削り

 一昨日成型したボウル、削ってみました。今日は一回目。後2回、削れば成型終了となりそうです。硬い土で造ったので、ろくろで広げたとき、ひび割れたような、表面に模様が出てしまいました。実際、粘土のほぼ限界だったと思います。まずヘラでその表面をならして、目立たなくしてから削りました。まだかなり柔らかいので一気に薄くはできません。目標の半分ぐらいにして、もう少し乾かすことにしました。午後は蕎麦猪口の成型。今回はマットな釉薬をツートンに仕上げたいと思っています。今日はだいぶ気温も高く、春を感じる暖かさになりました。

2023年2月12日日曜日

下水管

 大雨であふれるようになった下水。先日浄化槽の会社の人が来て調べてくれました。ちょろちょろとはながれているが、大雨が降ると、川に放水する下水管の排水が追い付かずに逆流するのではないか、との事。自分でやるなら、何か管を通して、詰まっているものを押し出せばとのこと。そこで、ネットで売られている、下水の詰まりを通す、パイプを購入しました。昨晩それが届いたので、さっそく修理に挑みました。直径10センチほどの下水管に突っ込んでみたのですが、五メートルほど進むと、そこから止まってしまいました。線が細すぎると、山から引いている水道が詰まった時に使っている、昔、テレビの有線を引いていた丈夫な電線を使って、通してみました。やはり半分ほどで止まってしまいます。それでも、何度か繰り返していると少しずつ進むようになりました。ところが長さが足りないので、次は川のほうからより太い塩ビのパイプを突っ込んでみました。何度か繰り返すと、どうやら木の根っこのような白いものが出てきました。上から、川からと行ったり来たり。急な崖ですから、足を滑らせて川まで落ちそうになったり、もうくたくた。気が付けば手には血がにじんでいました。最後、半分諦めかけたとき、何とか突き抜けることが出来ました。しかし通ったとはいっても、途中抵抗がおおきいところがあります.おそらく、そのうち、そこで詰まってしまうことでしょう。後で、ネットの動画で、木の根が継ぎ手から入り込んで、下水管をつまらっせてしまうことが多いと出ていました。その動画の木は小さい樅の木でしたが、我が家の木はチェンソーでも簡単には倒せそうもないような巨木です。おそらく、プロに頼んでユンボでも使って、掘ってもらうしかなさそうです。改めて自然の力の物凄さを目の当たりにしました。と同時に、自分の無力なことを知らされました。カミさんから急に年取ったと、顔を見ながら言われてしまいました。確かに、生も根も尽き果てたような気持ちです。

2023年2月11日土曜日

焼き物屋

 今週はみっしり仕事をしました。それも、焼き物屋として。しっかりろくろ作業に励みました。今日はとうとう、焼き上がりで40センチの鉢を挽きました。途中お客さんが見えて、やばいと思ったのですが、何とか最後形になりました。いやあ、自分が焼き物屋であったと実感できた一週間でありました。

2023年2月10日金曜日

削り

 大鉢を削りました。折角、蹴ろくろで造ったので、削りも蹴ろくろを使いました。これがなかなか難しい。何しろ足で蹴りながら大皿を裏返しにして削ってゆくわけですから、ぶつかってしまいます。そこで、膝にあたらないように蹴ろくろの上に15センチぐらいの台を乗せて、鉢を伏せて削ります。まだ少し柔らかいので、一度の削りでは歪んでしまいそうですから、最初は厚めに削って、二度目に薄く仕上げることにしました。風が強いので注意しながら乾かしてゆっくりと削ってゆきます。ふつうはろくろで挽く倍ぐらいのスピードで削ってゆくのですが、今日は大きな鉢ですから、芯がずれないようにゆっくりと蹴って削りました。結果、何とかすべての鉢を削ることが出来ました。やればできると確認しました。次は洗面ボールに挑戦しようと思います。こちらはもっとずっと大きく作らなければなりません。果たしてうまくゆくか。きつい戦いになりそうです。

2023年2月9日木曜日

 少し肌寒くなりました。三寒四温というのでしょうか。すんなり春が来るとはゆかないようです。昨日から、大皿を挽いているのですが、この風が気になります。口が白く乾いてきて、底のあたりが柔らかいと、削りが難しくなります。いわゆる片乾きには気をつけないと、割れたり歪んだりの原因になります。かといって工房は板壁一枚で。風がすーすーしています。今回は削った後に足をつけようと考えていたのですが。どうなることやら。

2023年2月8日水曜日

蹴ろくろ

 何か月ぶりでしょうか。ろくろに向かうのは。しかも大皿を蹴ろくろで。注文品です。なぜ、蹴ろくろかというと、お客さんから、画像で送られてきたからです。偶然ですが、好きな作家さんで、いくつか作品も持っています。はっきり言って、ろくろの名人です。しかも、蹴ろくろで挽いているのではないかと思われるような、優しさの中に、力強い造形。これは電動で挽くわけにはゆかないと、挑戦しました。昔は大物もすべて蹴ろくろでしたが、年を取って果たして出来るだろうか。まあ、チャレンジです。結果。何とか出来ました。最初はイメージとは違う形でしたが、だんだん思い通りの挽きになったと思います。最近、落ち込むことが多かったのですが、久しぶり。ちょっとだけ自信をとりもどすことができました。衰えたとはいえ、まだまだやれるという気になってきました。

2023年2月7日火曜日

春の気配

 急に暖かくなりました。朝のうちは雨が残っていましたが、陽が差し始めて気温が上がって、ポカリポカリ。やはり、良いですねえ。このまま、春になるのでしょうか。それにしても昨日の雨。ひどい降りで、我が家の下水があふれそうになりました。去年も一度あふれたので、心配になって、調べてみたのですが、よくわかりません。どこか詰まっていたら大変です。最近水道も風呂場で漏って、水道屋さんを頼んでいるのですが、忙しいようでなかなか来てもらえません。水に悩むとは、家を建てて20年余り。そろそろあっちこっち老朽化が始まっているようです。まあ、こっちの体も老朽化していますから。

2023年2月6日月曜日

定期検診

 病院に行ってきました。薬をもらいに。前回病院から、当分来なくて大丈夫ですね、と言われましたが、三か月なんてあっという間でした。あの頃は確か、家の前の庭の木を切っていたような覚えがあります。まさかあれからずっと、木を切ったり小屋を建てたりするとは思っていませんでした。それもようやく落ち着いて、制作を再開。ここにきてだいぶ落ち着いてきた気がします。島の北のほうは雨が強く、戻って来た時は小降りでしたが午後からは本降り。ちょうど、小屋の雨漏りテストになりました。想像した通り、手直ししないといけないところが何か所か見つかりました。雨漏りも気になりますが、これから台風のシーズンがやってきます。風で吹っ飛ばされないよう、今のうちに補強を考えておかないといけないようです。

2023年2月5日日曜日

方針転換

今年の目標。「丁寧に暮らす」をやめることにします。まだ。11か月残っているので。ちょっと、頑張りすぎたみたいで、疲れてしまったようです。「ていげいに暮らす」に変えます。字も一字変わるだけなので。ていげいとは鹿児島の表現では「てげ」というようで、「てげてげ 」ともいうようです。おそらく「大概」という言葉が音便変化したも「「あまり物事きっちりしすぎず、柔軟にゆきましょう」ぐらいの意味でしょうか。ビートルズの「レット イット ビー」に近いかな。ケセラセラというのもありました。成り行き任せみたいな意味。肩の力を抜いて、流れに任せて。世の中なるようにしかなりません。楽しく、あまり頑張りすぎないことが一番です。

2023年2月4日土曜日

休養日

 気が抜けてしまったようで、何もする元気が出ません。作りかけのお皿の続きをやろうと思ったのですが、気力が湧いてきません。小屋づくりがひと段落して、腑抜け状態です。ユーチューブで動画を見ていました。ベトナムの女の子が、一人で家を建てたり、小屋を作ったり、畑を開いたりを延々と流している動画です。自分でブロックを作ったり、竹で家や身の回りの道具を作ったり、鶏小屋を建てたりしています。大昔、屋久島に来たばかりのころ、山から木を切り出して丸太で小屋を建てたり、萱を切ってきて屋根を葺いたり、なんでも手作りした頃を思い出します。つい最近まで畑を開いたりしてたので、余計に我が事のようについ目が離せなくなってしまいます。ユーチューブって、なんでも見せてくれます。自分で何でもできるという気分になります。実際には簡単にはゆかないのですが。まして歳を取って、体が言うことを聞かなくなっていますし。

2023年2月3日金曜日

木の葉皿

 今日から、型物でお皿を作ります。木の葉の形。釉薬を色面のように幾何学的に掛けます。最近よくやる技法です。蝋抜きという古くからある技法をアレンジしています。大量の蠟を使うので本焼きするとにおいが充満します。目に沁みます。最近色々な釉抜き材があります、油性に水性。ほかにもゴムのような素材もあります。それにマスキングという方法もあります。スプレーでかけるときに効果的です。今はいろいろな技法を組み合わせて独自の方法を研究しています。

2023年2月2日木曜日

土練機

 今年初めて土練機を回しました。去年の暮れ以来です。あまり制作してなかったので。前に作った土が手で寝ることが出来ないほど硬くなってしまいました。土は乾かなくても、時間が経つと不思議と固くなるものです。だから、固まりごと、たたきつけると不思議に柔らかくなります。しかし、乾燥したうえ時間が経った土はとても硬く機会を壊しそうなほどです。あさから機械を通して再生した土で、今日もカップを作りました。調子も出てきて思ったよりも進みました。明日は別の器を作ろうと思っています。初心に帰って、型物ですが。

2023年2月1日水曜日

工房生活

 昨日は制作にすっかり疲れて頭がぼーっとしてしまいました。木工にすっかり慣れて、陶芸がどうもしっくりきませんでした。それが今日になってようやくいつものペースが戻ってきました。ラジコで朝からいつもの局の変わらぬ声を聴きながら。今日も昨日の続きで型を使ってカップ造り。だいぶ調子も出てきた気がします。陶芸は何といっても土とのふれあい。だいぶ暖かくなってきましたし、そろそろ庭仕事、畑仕事も再開したいと思います。