2023年3月31日金曜日

雨の朝

 小雨の降る中、朝は草と格闘です。頑張ったおかげで、ライムが二本出てきました。それぞれつぼみが付いていました。そのあと、サース畑、嫌、ただほとんどサースに占拠された畑の事ですが、前はサツマイモを育てていたところ、病気で全く実が付かなくなってしまいましたが、そこの草を抜いて、サトイモ畑にする予定で、草取りを始めました。サトイモは一度育てると、四、五年は空けた方が良いらしいので、まだ一度も植えたことのない、その畑で育てようと思っています。一緒にショウガを植えると育ちが良くなるとかで、ネットでショウガを大量に仕入れましたが、箱の中でカビだらけ。おそらく腐りかかっているようです。慌てて、陽に当てて干していますがおそらく手遅れでしょう。畑で埋もれていた里芋とカビの生えたショウガ。果たしてどんなことになるやら。その前にサースを抜かないと植え付けできませんが。

2023年3月30日木曜日

パープルファンテングラス

 今朝は株分けをしました。パープルファンテングラスです。もう何年も植えっぱなしでした。大株が三本。庭を陣取っています。調べたところ、毎年植え替える方が良いと知りました。雨の予報ですから、植え替えにはもってこい。ところがなかなか簡単にはゆきません。しっかりと根を張って、まるで大島草のようです。例によって根起こし機と鉄こん棒二本との包囲作戦。少し持ち上がったところで鋸で根を切り分けて何とか起こしました。後は庭のあっちこっちに植え付け。予報通り午後から雨が降り出しました。これで何とか無事に根付いてくれるとよいのですが。少しずつですがメドウガーデンぽくなってきました。

2023年3月29日水曜日

レモン

我が家にはレモンの香りの植物が三種類あります。今朝、ミニハウスの前で育っていたレモングラスの無事を見つけました。てっきり、サースにのみこまれて絶滅しているものと思っていました。うれしい発見に思わず声を上げてしまいました。畑にはレモンマートルが三本、大きく育っています。それにレモンの木も三本、今年はびっくりするほどたくさんのつぼみが付いています。しかも一本には、実がなっていました。木にぶら下がったまま熟して、巨大化していました。サースの勢いに押されて、このままでは枯れさせられるかも知れないと 、おそらく生き残りをかけて、たくさんの花をつけようとしているのでしょう。植物の生態とは不思議なものだと思います。

2023年3月28日火曜日

大島草

 庭と畑の間、崖に生き残っていた大島草を抜きました。今までで最も手ごわい、しっかりと根を張った株でした。以前、畑を作った時、生え広がっていた大島草を一本ずつ、大変な時間をかけて抜いてゆきました。強力な根起こし機が一台壊れるほどの作業でした。何年か前に今の株を取り掛かったのですが、たいしたことないだろうと後回しにしていました。それが気が付くと、強力にパワーアップ。根起こし機が壊れそうで鉄こん棒と合わせて挑みましたがびくともしません。そこで、もう一つ予備の鉄こん棒を使って、三方から攻めてみました。それでも根が浮かないので、鋸を入れて、株を三つに切り分けてどうにか起こすことに成功、根っこだけで一つが30キロはありそうでした。これで敷地からすべての大島草が撤去されたようですが、決して油断はできません。短い茎でも残っていたら、根を出していつの間にか大株になっているという、モンスターです。除草剤に弱いという話は聞いていましたが、これまで、使ったことがありません。折角、除草剤不使用で頑張ってきましたから、何とか人力でこれからも戦ってゆこうと思っています。

2023年3月27日月曜日

棚卸

 毎月末、行っていました棚卸が今日で終わりになりました。いろいろありまして、商品を引き上げてきました。もう一軒のホテルのほうは、かみさんが一人で出来るということで、一緒に行くことはなくなりそうです。毎月の末に、二人で出かけることも今日までです。いつものように、海を見ながらの弁当も最後。なんとなく、「ああ、終わったのか」という思い。どんなことも、必ず終わりが来ます。それも突然に。生きるということは、そういうことを一つ一つ受け入れることなのかなと思っています。

2023年3月26日日曜日

レモンマートル

 畑に、レモンマートルが3本育っています。そのうち一本はエゴに圧倒されて窮屈そうです。今朝はその畑で、スモモの周りの草を取り、エゴを鋸で切りました。実はエゴだとは思わず、スモモが実生で育ったものと勘違いしていました。今エゴの白い花が下向きに咲いて見事なのですが、レモンマートルが負けそうなので、かわいそうですが、思い切って切ることにしました。足元にはほったらかしの里芋が芽を出しています。二年間手入れを怠った畑ですが、耕さなかったので勝手にいろいろな野生化した野菜も育っています。今年は自然農に近い、不耕起栽培をしてみたいと思っています。

2023年3月25日土曜日

クジラ

 昼前に、知人が泊まっていた宿に立ち寄って、立ち話をしていると、宿のご主人が突然大きな声で「クジラだ」と叫びました。宿から海がきれいに見渡すことが出来て、穏やかな青い海が広がっていました。彼が指差す方を見ると、着水したらしいところが、白く波立っていました。かなり沖のほうで、あの波立ち。大きなクジラに間違いありません。宿のご夫婦も興奮気味で、珍しい出来事のようでした。めったに見ることのできない瞬間、ワクワクしました。お客さんを送って空港まで行きました。今が観光シーズン。ようやくコロナも収まって、これから、以前のような賑わいが戻ってくることを願っています。

2023年3月24日金曜日

フリーカップ

 昨日から、フリーカップを挽いています。気が付けば、定番の器が全く底をついています。工房にいつもあるべき器たち。小皿に五寸皿、豆皿、フリーカップ等です。ここにきて、スリップとか彩色、色面など、難易度が高いものに手を取られていました。そんなわけで、棚から常備していた定番の器が消えています。もう、連休まで一か月ほど。せっせと造らないと、間に合わなくなります。当分は、わき目を振らずにろくろに向かおうと思います。

2023年3月23日木曜日

ベーコン

今朝、ベーコンの燻製をしました。一斗缶燻製の二回目です。前のスモークチキンはさっぱりとした肉質でしたが、今度は脂身の多い、豚バラのブロックです。一週間塩漬けして、塩を洗い落として一晩水分を取りました。そして朝から燻煙。その前に一時間ほど百度ぐらいで乾燥。このとき煙が突然出てきてびっくり。スモークチップ入れてないのにと思って、開けてみるとどうやら、油が落ちて火が付いたようでした。いったんコンロから降ろして、中身を取り出して底に溜まった油をきれいにふき取って、いよいよチップを入れて、燻煙。十五分ほどで煙が止まって、あとは余熱でしばらく置いて、冷まして冷蔵庫へ。今夜はパスタに入れて味見をしようと思っています。もし、うまくできたら、次はサバ節の追い燻製に挑戦しようと思います。 

2023年3月22日水曜日

スモーク

 昨日の夕方、初スモークに挑戦したチキンを試食しました。もっと大失敗かと思ったのですが、意外とおいしい。いけるんじゃないのという感触。そして今朝は、一週間ほど塩につけた豚バラ肉を洗って、脱水を始めました。脱水シートで包んで、冷蔵庫へ。明日には燻煙をしてみようと思っています。チキンは20分ほどの燻煙でも十本に香りが感じられました。だから、豚バラベーコンもあまり長い時間をかけないつもりです。ちゃんと出来ていれば。いわゆるバンチェッタという、塩漬け肉になっていると思います。それだけでも十分に美味しいとか。夢の自家製ベーコンエッグにも近づいてきたようです。

2023年3月21日火曜日

初燻煙

一斗缶を使って、燻煙に挑戦しました。昨日から塩をふっておいたチキンを使って。まず火にかけたら、嫌なにおいが出てきました。もともとシンナーが入っていた缶ですから、化学薬品が揮発する臭いでしょう。顔を近づけると目に沁みます。それも三十分ほどで消えてくれました、燃え尽きてくれたのでしょうか。電熱器では温度がどんどん下がってチップの煙が消えてしまいます。ガスコンロでは火が強すぎて どんどん温度が上がってしまいます。そこで何度か、電気とガスを行ったり来たり。やはり簡単にはゆきそうもありません。三十分ほどで燻煙はやめました。おそらくほとんど生だと思いますし、スモークの香りが付いたのか。何事も失敗しながら学習してゆくものでしょうから。当分、煙との戦いが続きそうです。おいしい、ベーコンを目指して。

2023年3月20日月曜日

種まき

 昨日はバジルとアゲラタム、今日はサルビアの種まきをしました。例年、五月の連休明けに蒔いたのですが、今年は一か月ほど早くなりました。ちなみに去年と一昨年は種まきはお休み、仕事が忙しすぎてほとんど庭も畑もほったらかしでした。今年は、熱が戻ってきましたが、どちらかというと、畑よりも庭に心が向いています。畑は里芋とショウガぐらいでしょうか。庭のほうはこれから種や苗がいろいろ届く予定です。この前の日曜日には売り出しがあって培養土を40袋も買い込んでしまいました。軽トラの重量オーバーでユラユラしながら帰ってきて、家族からもあきれられてしまいました。今日は、庭関係の仕事をしている人がお客さんで来てくれました。ついつい、オリーブの話で盛り上がってしまいました。オリーブは何度か苗を手に入れたのですが、とうとう植えるタイミングを逃して、全て枯らしてしまうという苦い思い出があります。一年草の種は、気楽に蒔けるし、芽が出るのが楽しみでワクワクしています。

2023年3月19日日曜日

アゲラタム

 今朝はアゲラタムを移植しました。昨日、畑の中でけなげにも花をつけているのを見つけました。サースに覆われながらも頑張って紫色の花をつけていました。二株ぐらいと思っていたのですが、掘ってみるとかなりの株数ありました。昨日ホームセンターから買ってきた、培養土が早速役に立ちました。前日には黄梅を三株ほど移植したので、庭も少しずつですが、花が増えてきそうです。今日はバジルと、またまたアゲラタムの種をまいたところです。目指すはアゲラタム屋敷といったところでしょうか。

2023年3月18日土曜日

燻煙器

 いわゆるスモーカー作りに挑戦しました。最初は木で作ろうと思ったのですが。例の面倒くさがりの病気が出てしまって、一斗缶を使うことにしました。工房の裏にたまたま空いた缶が転がっていましたので。シンナーが入っていたものです。ネットで作り方は大体わかっていたのですが、ある材料を使うことに。網は昔、カミさんが買って持っていたのを流用しました。大きさがぴったり、まるであつらえたようです。その網を置くための針金を渡して載せたら、ハイ出来上がり。下から電熱器で熱して、缶の中にチップを入れたらあとは温度が上がるのを待つだけ。ところが、どうもうまくゆきません。試しに熱を加えてみたのですが、まず温度計があっという間に百度を超えてしまいました。わが工房の温度計は最高温度が百度まで。仕方なく温度計を抜いてしばらく熱したのですが、チップが一向に煙を出しません。チップはもう何十年も前に手に入れたものですが、真空パックされていたので問題はないと思います。おそらくチップが燃えるための空気穴を空けてなかったのが原因でしょう。陶器屋で窯の設計は得意だと辞任してたのに。ネットの動画では簡単にやっていますが、やはり実際にとなると、簡単にはゆかないようです。

2023年3月17日金曜日

カラス

 朝から、工房の周りでカラスがにぎやかに啼いています。雨模様でカエルも。散歩のときには鶯も泣いていました。春です。暖かいを通り越して、暑いぐらい。今年は特に春が早いようです、庭では草たちが元気に伸び始めています。草取りが追いつきそうもありません。今年は畑よりも、庭を優先して草と戦うつもりです。

2023年3月16日木曜日

移植

 家の庭で広がっている、ヒメツルソバを移植しました。それと、ホトトギスも一株、掘って、下の庭に植えました。今朝は、花壇の縁取りに石を並べたりと、だいぶそれらしくなってきました。毎年、一年草の種を手に入れて、発芽した苗を植えるのですが、土があまり良くないようでなかなか大きく育ってくれません。今年は、中心に生えている木の枝も思い食って切り詰めましたから、日当たりは良くなったと思います。木の下にはパープルファンテングラスが大きくなっています。我が家の敷地への入口、いわばんメインガーデンですが、どうも花が枯れてしまいます。が毎年アゲラタムが沢山出てくるのですが、今年はどうでしょうか。何しろ去年は畑も庭も全くほったらかしで、雑草に覆われてしまったものですから。

2023年3月15日水曜日

ジュース

 早起きして、たんかんをしぼってジュースを作りました。コンテナーで二つ分。私は手動、かみさんはモーターの付いた絞り機を使って。そんなわけで、今朝は庭仕事が出来ませんでした。朝の庭仕事が、ストレス解消。しぼり終えて、庭を見ると、石がいくつか目に入りました。それを花壇に運んで縁取りにすることに。ついでに空の植木鉢も運びました。ほんのちょっとしたことですが、気分が変わるから不思議です。

2023年3月14日火曜日

ガーデン

今朝は、家の庭から、パンパスグラスを抜いて下のガーデンに移植しました。株が大きくなって、広がっていたものです。昨日は道をふさいでいた、野ばらを移植しました。少しずつですが、まったくほったらかしだったスペースがすっきりしてきた気がします。ネットの動画でメドウガーデンを作っている人がいて参考にしています。今日は以前植えて消えてしまったと思っていた、バラ、も見つけましたし、サツマノギクも広がっているのを発見しました。それに、アップルセージも新芽を出していました。庭仕事は野菜作りよりも虫の被害も少なく、心穏やかにできる気がします。今年は、野菜畑のほうにも少し草花を植えてみようかと思い始めています。 

2023年3月13日月曜日

カップ

 コーヒーカップを挽きました。注文の器です。白化粧をして色を着けないといけません。前にも書きましたが、最近化粧が剝れることが多くて、悩んでいます。しかし、注文とあれば逃げるわけにはゆきません。今回はいろいろな化粧で試してみようと思っています。工房にはこれまで作ってきたいろいろな配合の化粧土たくさんあります。どれが現在の土に合うのか焼いてみないと分かりません。陶芸の土はなかなか安定しません。化粧をかけるタイミングもありますし、焼く温度、上に掛ける釉薬でも変わってしまいます。一度、狂ってしまうと、なかなか相性の良い化粧土に戻すことが出来ません。難儀な仕事です。ちょっと、弱気になっています。

2023年3月12日日曜日

敷石

 家の入口の庭、草だらけでしたが、だいぶすっきりしてきました。ただ、以前作った、回遊式の通路が草に覆われて、すっかりわからなくなってしまいました。何とかしなければといろいろ考えました。レンガを買ってきて敷こうかとも思ったのですが、手間もお金もかかります。例によって。あるもので何とかしたいと、思いついたのが、陶芸の窯で使う棚板です。割れてしまった棚板がたくさんあることを思い出しました。何かに使えないかと捨てずにとっておいたものです。沢山あるのが、直径50センチほどの丸い棚板です。今朝、その棚板を通路の敷石として並べてみました。真っ白で合わないのではと心配でしたが、意外と、違和感を感じさせません。今朝は時折、雨が降ってくる中、七メートルほど並べてみました。新品を買えば一枚が1万円を越えるものです。こんな贅沢な通路はあまりないのではと思っています。我が家の正面の花壇になります。土が固くてなかなか植物を育てるのが難しいところ。今年は少し耕して、土も改良して、何とかかわいい花を育てたいと思っています。

2023年3月11日土曜日

スリップ皿

 昨日、スリップで模様を描いたたたら板をお皿にしました。石膏で作った型に押し付けて成型するのですが、最初の一枚目から見事の割れてしまいました。少し乾かしすぎたようです。全滅かと心配しましたが、濡れ雑巾で湿らせたり、スポンジを濡らして裏からあてがうことで何とか割れを止めることが出来ました。後は急乾燥を避けて剥離しないようにゆっくり乾燥させようと思います。無事に焼き上がってくれることを祈るよりないのかなと思います。

2023年3月10日金曜日

スリップウェア

 久しぶりにスリップウェアに挑戦しました。最近、白化粧の調子が悪く、先日焼いたスプーンは全滅でした。それでも、注文が入ってしまったので、逃げるわけにはゆきません。昔、割とうまくいった、化粧を引っ張り出してきて、使ってみました。今の土との相性がどうなのか、これはやってみないと分かりませんが。ただ、どういうわけか土に直接白化粧をかけるよりも、黒化粧を掛けた上のほうが剝れにくい気がします。それでも、どうなるのか、ドキドキしながらの作業でした。器の口のところに化粧がかかると剥げやすくなってしまうので、透明のプラスチックでマスキング用の型を作って口に掛からないように、工夫してみました。いろいろ対処しながら、何とかうまくゆくように、祈るような気持ちです。

2023年3月9日木曜日

ライム

 畑の片隅に植えたライムが、行方不明でした。サースに負けて消えてしまったのだろうと半分あきらめていましたが、今朝、草を刈っていたら出てきました。何とか生き延びてくれていました。これまで3つほど実を着けてくれています。見つけたときの嬉しさは言葉にできませんでした。最近あまり良い事がなかったのですが、いっぺんに吹っ飛んだ気分でした。それに、以前、間違って、草刈り機で切ってしまった、バラが、ここにきて真っ赤な花をつけてくれました、たった一輪ですが、大きな花が咲きました。ここ数年、畑にばかり気持ちが行って、すっかり庭をおろそかにしていました。今年は、もっと庭のほうにも、手を入れたいと思っています。

2023年3月8日水曜日

今朝から 庭仕事に戻りました。今の家を建てて最初に作った庭です。今朝はひこばえで増えた、コバノズイナを移植しました。小さな灌木ですが根がつながっていてなかなか彫り上げることが出来ません。いろいろな道具を駆使して、何とか掘り上げましたが。これで何とか道が戻ってきました。もう20年も前に最初に作った道でした。あまりに土が固いので、豚のたい肥を大量に入れた記憶があります。いろいろな木を植えたのですが、今でも生き残っているのは馬酔木とグワバそれにコバノズイナぐらいでしょうか。あとは野ばらが枝を伸ばして、ほとんど日が当たらなくなってしまいました。今年の目標はその庭を整理すること。いろいろな草花を育てたいと思っています。

2023年3月7日火曜日

メガネ

 去年の暮れに作ったメガネがどうも合わないような気がして、メガネ屋さんに行ってきました。三か月以内なら、無償でレンズの交換をしてもらえるという説明でしたので。今朝、散歩をしていたら、満月だったのでまん丸のお月さんが輝いていました。それが縦に二つ見えました。前から、ぼやけていると感じていましたが、明らかにおかしいと、今朝、気が付きました。もともと、左右の視力が極端に違っていましたが、このままだと、免許の書き換えも通らないと思ったからです。お店の人に説明すると、検眼をやり直して、どうしたらよいのか、考えてくれました。とりあえず、遠近両用はやめて、利き目に合わせてもらうことにしました。時間がちょうど、種子島からのロケット打ち上げと重なったので、店の前で皆と一緒に打ち上げの様子を見物しました。そして、無事、あがって良かったねと喜びを分かち合ったのですが、まさかあれが失敗に終わるとはその時は全く思いませんでした。新しいメガネは30分ほどで出来上がり、それをつけて帰ってきました。今度のは、かなりしっくり、あっているような気がします。帰りの車の中でも、かみさんが、打ち上げ成功を喜んでいました。涙が出そうになったとまで。わからないものですねえ。一寸先は闇とはよく言ったものだと思います。 

2023年3月6日月曜日

草刈り

 春です。また、草刈りが始まります。月一度は、家の庭を刈らないと。今日はかみさんのリクエストで、庭を刈りました。レンゲが咲き始めて躊躇しましたが、今なら、またすぐに咲くだろうと思い切ってさっぱりとさせてしまいました。ナニワノイバラが一輪、花をつけていました。スミレもちらほら。明日は下の段の花壇を刈ろうと思います。

2023年3月5日日曜日

スプレー掛け

 先日焼いた、洗面ボウルを窯出ししました。色がちょっと、思ったのと違いました。二色に色分けしてほしいとの依頼でしたが、センター側は濃いめ、外側は薄目で生地が透けて、青のマットの予定が、紫がかってしまいました。そこで、今日はまた洗面ボウルのスプレー掛けです。前は不織布のペーパータオルでマスキングしたのですが、コンプレッサーの風圧でめくれあがってしまいました。それに釉薬を薄めすぎて、部分的に流れてしまいました。今日は、水彩画用紙を丸く切り抜きそれに前回と同じ、ペーパータオルを張り付けてマスキングをしました。焦って、釉薬が濡れてしまうと、厚くかけることが難しいので時間をかけて乾かしながらゆっくり作業を進めました。結果、前よりはむらにならずに釉薬をかけることが出来たと思います。失敗から学ぶことは多いと思います。ただ、結果は焼き上がるまでわからないのがつらいところです。良かれと思ってやったことが裏目に出ることはよくありますから。明日も、また釉薬仕事になりそうです。

2023年3月4日土曜日

泥まみれ

 朝は、家の裏山から崩れ落ちた泥を一輪車で片づけました。そのあと工房では、土練機を回して粘土づくりです。出来上がった土がいつのまにか、無くなっていたので。午前中は泥だらけ。仕事が仕事ですから。午後はまず、破れた革のズボンの修理。おそらく、先日チェンソーで木を切った時引き裂いたと思います。どうやって修理しようか考えましたが、ゴリラテープを使いました。肝心のパイプの修理にはあまり役にたってくれませんでしたが、思いがけず革パンで働いてくれるとは。同じ黒い色だし、普通のテープよりも倍の厚さで、丈夫ときています。まさに、うってつけ。これぞ、怪我の功名でした。午後は手びねり体験がはいって、一日が終わりそうです。

2023年3月3日金曜日

まさか

 朝から、まさかが起きました。排水パイプの話です。夜中に思いついたことがありました。もちろんダメ元ですが。排水口から、叩いてみるというものです。深さ二メートル以上。長さ四メートルの地下に埋まったパイプが動くとは思えませんから、とうぜん99パーセント無理とは思ったのですが。ただ、先日排水口の脇にブロックを積んで足場をよくしたので、もしやとは思ったのですが。最初は石頭ハンマーで、びくともしません。そこで大ハンマーで思いっきり叩くと手ごたえが。ひょっとしてと、もっと力を入れて叩いたら、パイプが少し動きました。何度か叩いている打ちどころが悪かったようでバキッと割れてしまいましたが。穴の中にもぐって調べてみると五センチ以上離れていたパイプが抜けた継手にほとんど接しているではありませんか。よく考えたら、二メートルほど掘り上げて、パイプがむき出しになっています。ということは埋まっているのは二メートルほどになります。それに案外土が締まってないことも助けになったようです。そんなわけでまさかの事態。これからどうするべきか、現在考慮中ですが、先が明かるくなったことは間違いありません。

2023年3月2日木曜日

放心

 今朝は、昨日届いた水中でもくっ付くという強力テープを使って、抜けたパイプの修理をしてみました。厚さも2倍、接着力も超強力といううたい文句を信じて。ところが、まったく接着しません。よく考えると、当然でしょう。きれいな水ならまだしも、泥水です。水に細かい泥が混じっているのに、くっつくわけありません。致し方なく、工房にあった、黒ゴムをテープの上から巻き付けて、針金で縛ってみました。当たり前ですが、漏れは止まりません。もうなすすべはなくなって、完全に気が抜けて、放心状態でした。当たりを片付けてすべて終了にすることにしました。午後は、本職の陶芸に戻って、排水パイプの事は考えないことにしたのですが、あきらめの悪い性分です。結局、あれこれと、ネットで検索し続けました。すると、今度は、地震などで芯がずれたパイプに対応する、継ぎ手を見つけてしまいました。その名もフレキシブルジョイントというものです。素材はゴムであったり、蛇腹のようなものであったり、それを塩ビ管の外側に差し込んで、ホースバンドで留めるるというもののようです。果たして上手くゆくかは分かりませんが、溺れる者は藁をもつかむといいます。早速、注文してみました。しかもタイプの違う二種類を。もう、破れかぶれです。手あたり次第、これはと思うものには縋ってみようと思っています。

2023年3月1日水曜日

セメント粘土

 小屋づくりもいよいよ大詰め。最後は屋根の波板を打ち付けて、周りをぐるりとルーフィングペーパーで囲って終了です。後は崖に残った石がこれ以上落ちないようにセメントで固める作業です。普通のモルタルでは流れ落ちてしまうので、セメント粘土を使うことにしました。粘土は昔、口永良部島から採取してきたものを使いました。ずいぶん前に軽トラ一台分をとってきたのですが、使い道がなかったものです。硬めに練って、最初は鏝で塗りつけていたのですが、なかなかうまくゆきません。いろいろ試したところ、ちょっと離れたところから投げつけるのが最もうまくゆくことがわかりました。よくアメリカ映画とかで、パーティーなどで悪ふざけで顔面にケーキを投げつけるあれです。思いがけなく、ストレス発散になりました。予報では今夜から雨とか、どうか明日まで無事でありますように。