2022年10月31日月曜日

屋根

 朝から屋根の修理を始めました。建材店から、材料が届いたと連絡がありました。それでは、早速、サルに蹴り破られた波板の張り替えをしようと思ったのです。古い波板は簡単にはがせると思ったのですが、なかなか。太い釘で留めたので簡単にはがれてくれません。特に軒の下はバールも入りませんし、雨もあまり当たってなかったので波板も丈夫で、びくともしません。致し方なく、グラインダーで切り離すことにしまいました。頑丈なところはそのまま残して。それでも夕方まで、悪戦苦闘。なんとか剥がし終えましたが、今日はこれまで。波板も、今日は配達されませんでしたし。慣れない仕事は疲れるものです。明日は雨とか。本当は晴れてるうちに終えてしまいたかったのですが。

2022年10月30日日曜日

今日も仕事

朝起きてすぐに、 工房で仕事。釉薬がけです。何日やっているでしょうか。なかなか進みません。お茶も飲まずに。昼まで。集中しすぎて、もう虚ろ。午後は何もやる元気がなくなりました。工房をぼちぼち片付けて。自営業は好きなだけ仕事ができますが。いかに、上手に休息を取るか。明日は畑に下りようかと思います。

2022年10月29日土曜日

草刈り

 今朝は草刈りをしました。家の前の庭です。家の西側と裏も。先日届いた新しい刃を使いました。ネットで買ったものです。島のホームセンターでは3000円ほどですが、ネットだと半額近い値段で買うことが出来ました。ただ、その値段だと10枚まとめてとなります。今、使っているのは一年ほど持ちましたから、これから10年使える計算です。10年先というと八十過ぎです。そんな年まで、草刈りができるのか。それよりなにより生きているのか。足腰も記憶力もすっかり衰えているというのに。まあ、きっと誰かが使ってくれると信じましょう。草刈りが終わって、髪の毛を刈りました。カミさんが「よかったね、草も刈って、髪も刈って」と言いました。すこし複雑な気持ちになりました。


2022年10月28日金曜日

窯仕事

 昨日、畑で頑張ったので、朝から焼き物仕事です。本焼きの窯出しをして、仕上げて納品の準備をしました。ホテルの売店が取りに来るというので。皿や箸置きなどです。釉薬の掛け方を少し変えましたので心配だったのですが。結果はまあまあといったところ。午後は釉薬を四種類作り足しました。そのあと、素焼きの窯出しをしました。よく働きました。昨日のサヨナラ負けの、ショックも夢中で動いたので、だいぶ忘れることが出来ました。明日からは神宮です。どうなることやら。落ち着かない日が続きます。

2022年10月27日木曜日

 息子と仕事のことで言い争い。むしゃくしゃして、昼間っから畑に降りる。どこかへ出かけようかとも思ったのですが、くるまで走ると事故をおこしそうで、一人になれる場所。畑があって良かったあ。日に照らされるとまだまだ暑いこと。毎日、朝一時間ぐらいではなかなか草取りが進みません。何しろ、一年間放っておいたので。なまじっか、肥料をあげてたぶん、土が肥えていて、草たちの勢いがとんでもないことになっていました。今日は、時間をかけたので、思いがけず、野菜を植えるぐらいのスペースはできたと思います。気が付くと、レモンマートルが巨大化していました、五メートルはあるでしょうか、普通、お茶の木みたいに低木でそだてるとおもうのですが。畠の野菜に畝に植えていましたから、たっぷり、養分が効いたのでしょう。手で草を抜いたので去年取り残した里芋が、あっちこっち育っていました。集めると結構な量が採れました。思いがけない余禄です。それにしても、あんなに腹を立てたのに、疲れ切った体のせいか、いつのまにかほとんどおさまっていました。ネイチャーセラピーとでも言ったらよいのでしょうか。

2022年10月26日水曜日

窯仕事

 朝早くから、窯仕事をしました。畑には下りずに。まず、素焼きの窯出し。次は釉抜き。そして釉掛け。最近青釉の調子があまりよくありません、そこで、少し薄くかけることにしました。前にも、少しだけかけ方を変えたら、色が変わってしまったことがありました。厚くかけると綺麗な色がでます。しかし、釉薬のピンホールが多くなります。だから、いろいろ、試しているのですが、なかなかこれだという方法が見つけられません。どうすればよいのでしょうか。

2022年10月25日火曜日

棚卸し

 今日を入れて、後三回となってしまいました。月末の棚卸しです。気が付けば、長袖の季節です。テレビのニュースでは都会ではジャケットをはおっていました。さすが、ここ屋久島では車のエアコンは冷房ですが。車で走っていると、国のキャンペーンを利用してきたらしい、観光客の姿もちらほら。レンタカーの運転も慣れてないらしく、道の真ん中で止まってしまったり、ウィンカーも出さないで急に曲がったりと、気を付けて走行しないと巻き込まれてしまいそうで緊張します。何とか今日も無事に、棚卸しを終えて、買い物をして戻ってきました。空気が澄んでいるのでしょうか。鹿児島の開聞岳がくっきり、薩摩半島と大隅半島がすぐ目の前のようにくっきりと見ることが出来ました。カミさんの旅心に火をつけたようで、今すぐにでも飛んでゆきたいと何度も口にしていました。鹿児島までの距離は、日によってすぐ近くになったり、はるか多くになったり、感じられます。車がどんどん南下して、工房が近づくにつれて、気温も上がって、夏が戻ってきたような感じになります。小さな島ですが、時に、なんと大きな島だろうと感じたりする、不思議なところが屋久島です。    

2022年10月24日月曜日

秋の訪れ

 急に秋が深まったように感じられます。今日は娘が生まれた日です。あの日のことは何度も、ここで書きました。なので、少し前後のことを書こうと思います。娘が出来たとき。ある人から無謀ですと言われました。娘の前に生まれた子が、染色体の異常で生まれてきたからです。そこで東京の病院で遺伝かどうかを調べてもらいました。その結果は両親には異常がないとわかりました。だから、問題は起きないだろうと思ったのですが、念のために羊水の検査をしてもらいました。当時はその検査をできるお医者さんが少なく、東京の病院を紹介してもらいました。誤って、針が胎児を傷つけるリスクを承知の上での受診でした。あの時代としては最新医療といえると思います。その結果、問題がないとわかり、島のお産婆さんに取り上げてもらいました。最新医療から、最も古い出産方法と、不思議な流れで、生まれてきました。そんな娘も気が付けば、二人の親です。現在は子供たちと同じ保育園で働いています。改めて、人の運命とは不思議なものだと思います。長く仕事でお世話になっている方からメールが届いて、過去生の話を伝えてもらいました。過去生はよくわかりませんが、親から子へ、子から孫へと、連綿と続いた先端に、現在の暮らしがあることはまちがいありません。縁は異なものともうしますが、親子の関係が生まれたのも、何かの縁に引き寄せられた結果といえるのでしょうか。

2022年10月23日日曜日

休息

 夜中に雨の音で目が覚めました。遠くで雷も。畑はあきらめて、朝もゆっくり。昨夜は手に汗握る熱戦で疲れました。当分は寝不足になりそうです。去年より、一か月ほど早い日本シリーズです。オリンピックの影響だったのでしょうか。同じふたチームの激突。微妙な判定があったり、ホームランが飛び出したりと、昔、阪急との戦いで、大杉の当たりをめぐって、上田監督の長時間の抗議が思い出されました。野球というスポーツはいつもながら、熱くなるものだとおもいます。そんなわけで、工房でも、なんだかぐったり。きのうのお皿を仕上げたり、ラジオに耳を傾けたり、本を読んだりと、ぐーたら過ごしています。 

2022年10月22日土曜日

我思う

「 我思うゆえに我あり。」デカルトでしたっけカントでしたっけ。畑で草取りをしていた時に、突然、頭に浮かんできました。確か、高校のころ、倫理社会で習ったよう気かがします。夜中に何度か目を覚ますと、スマホでニュースを見ています。そんな中で、カーボンフリーを説明していました。「Co2を人間もだしているが、呼吸をしても良いのでしょうか」というような質問でした。その答えは、植物はCo2を吸収してたんぱくしつを合成している。したがってバランスが取れているので問題はないというものでした。そうなのか、と思うと同時に疑問も湧いてきました。だって、現在目の敵にされている化石燃料だって、遠い昔に植物が変化したもので、それを人間が消費する。さきほどの話とそれほど変わらないような気がします。食物連鎖だけに限定すればたしかに問題はおきないようにおもいます。しかし、人間は食以外にも衣も住もあります。現在起きている問題は、そちらが多くの原因ではないかと思うのです。それと温暖化は何時からの人類の活動にさかのぼるべきか。例えば、産業革命なのか。もっとはるか昔の、エジプトやメソポタミアまでさかのぼるべきなのか。前に読んだある本には、当時のエジプトは緑豊かな土地だったとありました。ということは文明が大地を砂漠化させてしまったということでしょうか。焼き物屋としても大いに悩むところです。基本.焼成という行為が、温暖化とどのようにかかわっているのか。電気なら問題ないのか、原子力発電は、屋久島のような水力発電はどうなのか。石油やガスはだめで薪なら良いのか。次々と疑問が湧いてきます。しかし、だれもそんなことを教えてはくれません。自分が、今の立ち位置で出来ることを選択してゆくしかないのでしょう。そんなことを思っている自分という存在だけは確実に実在している、そのことは間違いないようですが。

2022年10月21日金曜日

ドラフト会議

 昨日の、ドラフト会議、最後まで、見てしまいました。それほど詳しいわけではないのですが。運命が決まる瞬間、ドキドキします。悲喜こもごもです。野球をやっている人たちの、最終目的は、プロでやって、力を試したいというところでしょうから。ドラフトで選ばれなかった選手たちには、また別の道が待っていると思います。プロになった人たちには、新たな競争が待っています。誰かが、目標は村上選手と言ってました。また別の人は、トリプルスリーと言ってました。どれも。何年、何十年に一度の大記録です。どの道も、厳しく果てしないものでしょう。その、第一歩が昨日選ばれたせんしゅたち。スタートラインについた瞬間だったのでしょう。この先の、それぞれの歩みをみつめてゆきたいと思いました。

2022年10月20日木曜日

食中毒

 昨夕、息子が調子が悪いからご飯はいらないと、早々に部屋へ行ってしまいました。カミさんもムカムカしてご飯食べられないとのこと。なぜか一人でトンカツをむしゃむしゃ。そのあと、夜中に、カミさんが何度も戻したとのこと。朝、息子は息ができないほど胸が痛くなって、救急車を呼ぼうかと思ったと教えてくれました。どうやら、食中毒ではないかと言います。昨日の昼に食べた、鰹の漬け丼がよくなかったのではと。それにしても、我が身には何も異変もありません。至って普通です。胃が丈夫なのか、ただ鈍いだけなのか。朝も一人で犬の散歩に行き、畑で木の枝を切ったりと元気でした。昔から、よくサバの刺身を食べて、周りに具合が悪くなる人が出ても、なぜか平気でした。次男も驚異的な胃を持っていると医師から言われたことがあります。これは遺伝でしょうか。九十過ぎまで長生きした祖父も、胃が強かったようです。喜ぶべきか、ちょっと悩んでしまいます。

2022年10月19日水曜日

なんかや

忙しない一日でした。朝は畑で里芋ほり。去年取り残したのが生き残って、掘ってみるとちっちゃな芋が辛うじて付いていました。肥料も何も上げてないので、こんなものでしょう。仕事場で荷物を出す準備。五十年続けた仕事が最後かと思うと胸がじーんとします。昨日、作った石膏型。使った道具をきれいにしました。石膏がくっついていたので、研ぎなおすことに。ノミ、カンナ、ナイフ。砥石でピカピカ。錆が取れて使う前よりもきれいになりました。工房に溜まった、ゴミを集めて、汚れた雑巾を洗濯。離れのトイレファンを新しいのと交換。最後に昨日作った石膏型でたたらの器を試作しようとしたところ、テクスチャーをつける素材がみつかりません。去年、大掃除した時、間違えて捨ててしまったようです。何年も作り足してきた大切な素材がなくなってしまいました。また、作り直しです。前のようにバラエティーは出せませんが、一からすこしずつ。まあ、新鮮といえば新鮮ですが。そんなこんなで、なんやかやの一日となってしまいました。 

2022年10月18日火曜日

型作り

 昨日から型を作っています。お皿をつくるための。前にも型で丸いお皿をつくったのですが、そのときはありあわせのもの使いました。壊れたろくろの天板とか、丸い板などです。そのお皿たちも気がつくと残ってません。みんなどこかに行ってしまいました。それでは、次はちゃんとした型を作ろうと思ったのです。ろくろで型を流すための原型を作りました。全部で五種類。あとは石膏を溶いて流し込むばかりです。きょうは型を完成して試作するところまで、ゆきたいとおもっています。そうそう、去年の昨日でした。指をけがしたのは。早いものです。まだ時々痛みますが。年を取ると、ますます注意力がにぶってきます。焦らずゆっくりで行こうと思います。 

2022年10月17日月曜日

戦記

 子供のころ、読んだ漫画。特に夢中になったのが戦記物でした。戦闘機に乗った、少年兵の活躍を描いていました。最近、古い本を手に入れて、呼んでいます。まず驚いたのが、ストーリーがしっかり作られていること。太平洋戦争末期、敗戦濃厚な状況下、孤軍奮闘する姿が描かれています。戦後っ子と呼ばれた世代。敗戦から5年後に生まれ、焼け跡の空き地が遊び場だったあのころ、家にはまだ防空壕の跡が残っていました。あれから、七十数年、今も戦争が行われています。スマホの普及でリアルタイムで画像がネットに流れてきます。穏やかな生活が一瞬で破壊され、人の生命が奪われています。今は、アメリカの核の傘の下で、平穏な暮らしですが、決して、永遠に保障されているわけではありません。まず、自分達の生きてゆくための、基本的なものは他国に頼らなくとも、自分達の手で作り出すのが基本ではないでしょうか。国の繁栄や発展も大切だと思いますが、それは衣食住が自足できてのものだと思うのです。

2022年10月16日日曜日

プチ木工

 二台目のパソコンが届きました。案の定、二つ並べると窮屈になります。そこで古い方の本体を、棚を作って載せることにしました。ついでに散らかっていたリード類をを整理して壁にフックを取り付けてぶら下げました。それだけでかなりスッキリ。マウスパッドがはみ出してしまったので、ベニヤで下敷きを作ったりと、テーブル周りもプチ木工です。なんで、もっと早くやらなかったのだろう。長い間不便を我慢していました。大いに反省しています。

2022年10月15日土曜日

ファイナル

 まさかの展開でした。昨日の、セントラルリーグ、ファイナルステージ。月並みですが、勝利の神様が微笑んだようです。次はパシフィックの勝者との頂上決戦。昨夜は何度も目が覚めて、寝不足です。どちらが相手になるとしても、大変なゲームになりそうです。去年は、病院でベッドの上から試合の行方を見つめていました。今年は、膝が良くなったら、今度は腰が痛くなりました。今朝は。畑に行くのはあきらめました。体が重くて、ぐうたらしています。昨日は28年ぶり、アメリカから古い友人が訪ねてきました。屋久島にいた頃は子供たちに英語を教えていたのですが、現在は若い人たちにゴルフを教えているそうです。タイガーウッズと教え子とのツーショットをみせてくれました。体が二回りほど大きくなっていました。彼も還暦だとか、アメリカには還暦という言葉はないそうですが。日本人の奥さんを連れての、旅ということです。

2022年10月14日金曜日

売り出し

 昨日、島のホームセンターの売り出しのチラシが新聞に入りました。ちょうど良いタイミングですから、色々買ってきました。屋根の修理のための波板、古くなった脚立、畑の再開用に肥料などです。カミさんも、剪定鋏やスコップを物色していました。年に二度ほどの売り出しです。待っていた人たちも多いようで、なかなかの盛況でした。他のお店も覗いてみましたが、フェリーが欠航しているためか、品揃えが少なくなっていました。工房まで戻ってくると、気温の違いがはっきり。夏のような暑さです。小さな島ですが、まるで季節が変わったように感じます。シャツを脱ぎ捨てて、ろくろに向かいました。

2022年10月13日木曜日

眠い朝

朝から体が重い。散歩しながら、カミさんから足が痛いのかと聞かれました。 痛いのは腰と答えたのですが、それよりも、寝不足が原因のようでした。畑でも、今ひとつ調子が出ません。工房でも、眠くて眠くて。いつもなら、夕食が済むと一休みするのですが、昨日から、CSのFSが始まりました。(クライマックスシリーズのファイナルステージです。)疲れます。あと、何試合あるのでしょう。楽しみたいと思っていたのですが、試合が終わるまで、全く楽しむことができません。ただ、ハラハラしています。

2022年10月12日水曜日

木工

 突然、昨日から木工作業を始めました。休憩室の、パソコンが最近動きが良くないので、もう一台、入れることになりました。もちろん中古ですが。ただ置く場所を作らないと。そこで、使っている机に天板を足して、横に長くすることにしました。机に板を打って、隣の食器棚の横にも板を打って、コンパネを乗せて出来上がり。本当のやっつけ仕事です。それでも結構色々な道具を使います。材料は全てありあわせ。かなり広くなった机に、古いパソコンが一台。ちょっぴり寂しげです。おそらく数日すると、ぎゅうぎゅうになるのでしょう。

2022年10月11日火曜日

雑事

 一日中、一体何をやっていたのか、ただ動き回っていました。次から次へと、出てくる出てくる。一言で雑用と言ってしまっては、困ることばかり。息子が、「ただ器を作っていれば、すまないからなあ」と、口にしていました。もう、思い出せません。あまりに多すぎて。「細事に神は宿る」とでも言っておきましょう。

2022年10月10日月曜日

トンビ

 今朝の散歩。空にはトンビが4羽、気持ちよさそうに、羽を広げて輪を描いていました。今日はスポーツの日。昔の東京オリンピックの開会式でした。あの日、国立競技場の近くに住んでいたので、家のベランダから、自衛隊が描く五輪の輪をくっきりと見ることができました。あれから、何十年、また東京でオリンピックが開かれるとは想像もしませんでした。ただ、屋久島にいましたし、前の時ほど興味はありませんでしたのでほとんど観戦することはありませんでした。今が、スポーツにはもってこいの気持ちの良い季節です。野球はポストシーズンの熱戦が続いています。今日、セントラルリーグのCS挑戦の代表が決定します。勝った方がスワローズとの決戦に臨むことになります。一生一敗の五分。勝利はどちらに転ぶのでしょうか。熱戦を期待しています。

2022年10月9日日曜日

良い仕事

朝起きると 、口をついてきます。まるでお題目のように。「良い仕事するぞー」と。まあ、「充実した1日を、」ぐらいの気持ちでしょうか。ただ、陶芸での良い仕事とはどんなものでしょうか。一か八かのギャンブル的な、運良くできちゃったは、違う気がします。陶芸はアートでもありますが、手仕事による、工芸でもあります。工芸だとすると、安定した仕事、継続できる仕事、他とは違った仕事。そんなものでないと良い仕事とは言えません。まずは丁寧な仕事。他から真似のできない仕事、継続可能な仕事。簡単ではないでしょうが、まずは健康と、気力の充実が基本になると思います。

2022年10月8日土曜日

大将

山の大将。島ではお猿さんのことをそう呼んでました。里に下りてきて悪さをするので、棲み分けるために道路を通したのですが、最近ではまた里に出没するようになりました。昨日、家の裏で音がするので出てみると、スレート屋根の上で騒いでいました。こちの姿に気がついて慌てて逃げ出したのですが、そのとき、劣化していた透明の波板を踏み破ってゆきました。建材店にも電話で聞いたのですが、古いものなので取り扱ってないとのこと。ネットで取り寄せようとしましたが、離島だからとはじかれてしまいました。このままにしておくわけにもゆきません。何か方法を考えなければ。また一つ、悩みが増えてしまいました。

2022年10月7日金曜日

晩夏

 朝から蝉が、必死に鳴いています。混じって虫の声も。生命のドラマ。子孫を残そうと。屋久島はまだナチが残っているようです。セミや虫たちはどれほど長く命を繋いできたのでしょうか。昨日、畑で草を払っていた時、突然母の言葉が蘇ってきました。ご先祖様に感謝しなさいと。困ったときはの先祖様にお縋りしなさいとも。あの頃は意味がわかりませんでしたが、自分がこの歳になって、少しずつわかり恥mてきたきがします。今いる自分は、一人の力ではないのだと。血を繋いでくれた、たくさんの命の先端に立っているのだと。セミも虫も。夏が過ぎれば死んでしまう、命の叫び。命のドラマ。晩夏を感じています。

2022年10月6日木曜日

パパイヤ

 昨日から、ハウスの横の草を払っています。秋の稲科の草が伸びて、硬くて、機械に絡まるとすぐに動かなくなります。体への負担も大きくなって、休み休みの作業です。去年植えたパパイヤが大きくなって、台風で落ちた実がたくさん見つかりました。バケツに入れて持ち帰って、カミさんに頼んで冷凍してもらいました。もったいないので朝のスムージーに入れることにしました。先日はお隣から、島バナナをたくさんもらってそちらも冷凍しました。今はレモンもなっていますし、もう少しすると、グァバも熟してきます。秋は、島の果物が実って、スムージーも豪華になります。まさに実りの季節です。

2022年10月5日水曜日

いつもの仕事

 昨日で、月末納品の、器の包装が終わりました。これで、ほぼ、注文品の仕事の区切りがつきました。まだいくつかやり残してはいますが。あとは、定番作品の制作です。在庫が切れていたり、少なくなっているものもあります。国のトラベルキャンペーンも始まるようです。海外からのお客さんも増えてくるのでしょうか。新型コロナが発生して今まで、よく工房を続けてこれたものだと思います。この間にやめてしまったお店や工房もたくさん出ました。円安と消費税。正念場はこれからでしょう。


2022年10月4日火曜日

もってない男

 昨日の村上の56号ホームラン。見逃してしまいました。寝ていました。すぐ後に目を覚ましましたが後の祭り。大昔の話ですが、四十数年前、勝てばヤクルト優勝が決まるという試合。神宮球場で応援していたのですが、残念ながら負けてしまいました。翌日の試合で決めたのですが。いつも、ここぞという時に見逃してしまいます。本当に、持ってない男です。それにしても、最後の最後、決めてくれる、持っている男、すごいなあと思います。もう一人、応援している男がいます。不動の8番バッター、長岡選手です。硬い守備、しぶといバッティング、色白な容姿。まだ若い選手ですが、注目しています。昨日もホームランを打ちました。村上と並んで、ヤクルトのこれからを担ってくれることを願っています。

2022年10月2日日曜日

October

10月です。朝晩、過ごしやすくなりました。例年でしたら、絵付の仕事に追われているところですが、今年から無くなってしまいました。せっかく空いた時間。本職の器以外に何かやりたいと思っています。そこでオブジェ作りです。オブジェと言っても少しこれまでとは変わりそうです。そもそものきっかけは孫の影響からです。夏に来た時、ウルトラマンに夢中だと知って、オークションで古いウルトラマンのフィギュアをまとめて手に入れました。次に、ミニカー。その後、昔の戦闘機、バイクのフィギュア、とうとう美少女フィギャまで手を出してしまいました。ほとんど、古いものでジャンク品。手を入れて修理しているうちにだんだん土で作りたくなってきました。(実は、最初から目論んでいたところもあるのですが。)むかし、焼き物でオートバイを作ったことがあります。それを見た少年が目をキラキラさせて、持ち帰ってくれました。孫に見せたらどんな顔をするか。物作りの本能が刺激されます。

2022年10月1日土曜日

バック トゥー ザ ネイチャー

 朝から、庭に下りました。ほぼ一年振り。指を骨折して、膝を痛めて、朝ドラを見続けました。もう荒れ放題。どこから手をつけたら良いのやら。とりあえず入口から始めます。朝ドラは昨日で終了。1日の休みもなく見続けました。いろいろ批判も読みつつ。自分に人生と重ねながら。50年を振り返って。四人兄弟の長男と同じ年ですから。テーマは成長物語となっていましたが、隠れテーマは、人は変わることがないということ。少しずつ、世渡りは学ぶことができても、本質は変わらない。昔の失敗を思い出しては古傷が疼きました。おそらく、時間だけが解決への道。でも、奥底では燃え続けているのでしょう。批判している人たち。きっと、この社会でいい人をやっていることに疲れているのだと思います、だから、見えないところで発散しているのでしょう、ネットという匿名性に守られて。庭のシンボルツリーの、台風で折れた枝を取り除くことができました。梯子に登る時、不安でしたが、膝もなんとか無事。これから、無理をしないように、一歩ずつ、楽しんでゆきましょう。