2020年11月30日月曜日

マット

 今朝ハウスの中の温度は12度でした。園芸マットを敷いてトンネルをかけた所は18度ありました。設定温度は20度でしたから、十分機能を果たしてくれてます。ハウスの外の温度も12度ですから、夜のハウスは外と一緒ということになります。昨日など、日が差した午後、ハウスの中は32度ありました。ちょっと上がりすぎの気もします。昼と夜の温度差があまり大きいと植物がどうなるのか心配になります。久しぶりに畑にゆくと、荒れ放題なので胸が痛くなりました。今年は冬野菜の種も全く蒔いてませんし、草も生え放題。試しにサツマイモの畝を掘ってみましたが、全く何も出てきません。一体何が起こったのでしょうか。なんとかしなければと思うのですが。ただ、勝手に出てきたパパイヤはまだ元気ですが葉が黄色くなっているのがあります。寒さのせいでしょうか。そこでハウスに移動することにしました。数えてみると五十鉢あります。もしうまく年を越したら、来年はどうなってしまうのでしょうか。パパイヤに占領されるかもしれません。パパイヤで思い出しましたが、先日大きな実を二個、半分食べ残していった何者かが、またハウスに入ったらしく、残りをきれいに食べていました。前には食べきれなかったのを、またひもじくなって食べにきたのでしょうか。猿の仕業としたら、群れではなくて、はぐれザルかもしれません。最近どこかから、爆竹か鉄砲らしい音が響いてきます。誰かが猿を追い払うために鳴らしているのだと思います。おそらく被害を被っているのでしょう。

2020年11月29日日曜日

電気

だいぶ冷え込んできました。今朝、ローゼルの最後の植え替えを終えて、いよいよ電気マットの出番です。園芸用のマットを買っておいたのをハウスに運んで、苗箱の下に敷きます。一番下には発泡スチロールのボードを置いてです。周りにポールをアーチにしてビニールをかぶせました。ビニールハウスの中にもう一つビニールトンネルを作りました。そして、サーモスタットに繋いで、加温ハウスが出来上がりました。もっと冷え込んできても、持ちこたえてくれることを祈って。午後、手が空きましたので、スプレーブースの分解をしました。オークションで手に入れたものですが、届いた時から、モーターの調子が悪くフィルターを立てると止まってしまいます。おそらく焼けて弱っているのだと思います。モーターを変えるにしてもぴったりのは見つかりそうにありませんから、全て外して、天井用の換気扇を取りつけることにしました。ラスペネを吹き付けてネジを外します。前はKURE556を使っていましたが、時々錆びたネジの頭を潰してしまうことがありました。そこで見つけたのがラスペネです。ものすごい威力で、固まったネジでもしばらく置いておくと綺麗に回ってくれます。ビニールハウスを修理する時大いに助かりました。ところがどうしても外せないところがありました。どうやって止めたのかネジもなければ六角の穴もありません。おそらくリベットのようなもので嵌め殺しなのでしょう。そこで、切断砥石て金属部分を切り、あとはドライバーでこじって外すことができました。これで、丸い穴の空いた箱だけになりました。素材はどうやらFRP製のようです。あとは換気扇が届いたら上に乗せれば出来上がり。今日は工作三昧の一日でした。 

2020年11月28日土曜日

さつまいも

 だいぶ冷えてきました。と言っても、もう十一月も終わりですから、例年並みになったということでしょう。北西の風ですから、冬型の季節風が吹き始めたようです。ビニールハウスをちゃんと止めてなかったので、慌てて紐を張りました。まだ、ところどころですが。それと、セルトレイのローゼルをポットに移植です。これも冬越しさせるための準備ですが。あと、ハウスの裏のイモ畑を掘って見ました。本当に小さい芋が三つ四つ出てきただけでした。先日、スーパーの野菜売り場で見たのですが、やはり小さな芋しか出てませんでした。今年はどこもダメだったのでしょうか。うちの畑はモグラの穴が縦横に走っています。ひょっとしたらそれが原因で枯れてしまったのでしょうか。モグラは肉食だと思うのですが。ミミズを狙って荒らしているのかもしれません。だとしたら、来年は何か対策を考える必要がありそうです。

2020年11月27日金曜日

必殺

夕方、仕事を上がって、パソコンに向かい、テレビをつけると必ずやっているのが、昔の時代劇。必殺仕事人です。最初は、悪い奴をぶった切ってくれて、溜飲が下がったのですが、毎日見ているといささか血なまぐさくて、気持ちが暗くなります。こういうドラマは週一ぐらいがちょうど良いようです。主人公の中村主水役は藤田まこと演じてますが、すでに鬼籍に入った方。他の出演者も、この世から去った人が多く出てきます。BSは古いものが多いので、仕方ないのですが。そういえば、渡瀬恒彦の刑事物も毎日のように流れています。役者冥利に尽きるのかもしれませんが、あの世からどんな思いで見ているのでしょうかねえ。 

2020年11月26日木曜日

大将

 山の大将です。屋久島では猿のことをそう呼びます。昨日の夕方、息子が犬の散歩をしていたら、ハウスの方へ引っ張っていったそうです。そこにはナスを食い散らした跡があったそうです。小ぶりで食べ頃のナスがたくさんできていました。それを見事に食い散らしたようです。数日前には、ハウスの中のパパイヤがやられました。大きいのがすべて、もぎ取って半分かじって捨ててました。鹿も考えましたが、あんなに高いところには届きませんから。間違いありません。おそらく山は冷えてきて、食べ物が少なくなったのでしょう。前に、奉仕作業の時、上の方の牛小屋の辺りで子猿が何かを加えているのを見かけました。どうも、今の群れは、人の目につかないようにこっそり悪さをしているようです。今朝は念のためにハウスの中のナスとゴーヤをちぎっておきました。あれまで取られたら、せっかく世話をした苦労が水の泡ですから。まあ、屋久島で野菜を育てるということは大は猿、鹿から、鳥、タヌキモグラと邪魔者が狙っています。それに虫もいれば目に見えない細菌まで、油断するとあっという間にやられてしまいます。油断大敵、用心用心!。

2020年11月25日水曜日

ハウス電気

 台風の時、ビニールハウスのビニールを剥いで、引いていた電気のコンセントを抜いておきまた。今朝、まだ暗い時間に、繋ごうとしたらあっちこっち引っかかって届かなくなっていました。ヘッドライトのあかりを頼りにごそごそ動き回ってなんとかつなぐことができました。その時の光に、まだ寝ていた息子が気がつき、外に誰か怪しいものがいると、かみさんを起こしに来たそうです。ハウスで、家の電気がついたので、こんな時間に誰だろうと思ったのですが、そんな騒ぎがあったとは知りませんでした。ハウスの中では、撒いた水を止め忘れていたらしく、地面がびしょ濡れ。コンテナから引っ張り出した、電気のソケットが湿っていて、繋いだら、ビリビリ感電する始末。なんとかハウスの電気が復活しましたが。この時期が一年で最も日が短く、夜もなかなか明けません。朝の作業にはあかりが必要ですし、これからだんだん冷え込んで来ますとローゼルを枯らさないために保温が必要になります。昨日はカセット式のストーブも買って来ましたし、保温用の電気マットも用意しました。ここまで、苦労しているのですから、なんとか無事に春まで生き延びて欲しいと思っています。


2020年11月24日火曜日

棚卸し

 棚卸しと納品にゆきました。ホテルとお土産屋さんです。実はツアー体験の予定でしたが、キャンセルになりました。やはり第三波が影響しているのでしょうか。オプションとして入っているようですから、希望者がいなければ中止となります。まあ、半分ホッとした気持ちもあるのですが。いくら注意しても、狭い体験工房に七人はちょっと怖いですから。そんなわけで朝から出かけることができました。町は昨日までは連休もあって賑わっていたそうですが、今日は閑散として、第三波の影響を感じました。おそらくしばらくはこんな感じが続いてゆくのだと思います。当分は制作に励もうと思っています。

2020年11月23日月曜日

勤労

 勤労感謝の日です。普通は感謝を込めてゆっくり過ごすところでしょうが、まともに休んだことがありません。勤労感謝の日に毎年勤労しております。これも身から出た錆、働くように出来ているようです。目を海外に向ければすごい人ばかり。トランプさんのパワー。74歳でコロナに感染して、3日で病院を抜けて、選挙運動してゴルフして恐ろしいエネルギーです。色々な意見はありますが、あの元気は見習いたいものです。それにも増して、バイデンさんは78歳とか。これから大統領になって、任期が終わるのは82歳です。70歳なんてひよっこです。少なくともバイデンさんが現役の間は負けずに仕事に励もうと思っています。

2020年11月22日日曜日

連休

三 連休の二日目ですが工房は静かなものです。来島客は多いようですが、ほとんどがアウトドア、山登りが多いようです。それはそうですよねえ。今第三波で、密は控えようというムードになってますから。それに、町が発行していた満喫券も終わりらしいですし、買い物する人も少減ってくるでしょう。一時は盛り上がったかなと思いましたが、政策として仕掛けても、本当ではありません。今日はこの後、五時から体験が一組入っています。その時間はお断りするところですが、どうしてもやりたいという情熱に押されて受けることにしました。明日が三連休の最終日。その先はまた、じっと我慢の日々になりそうです。

2020年11月21日土曜日

ウッド ワーク

 一日中、木工三昧でした。天気も良くて工房の庭で。お客様もないし、デッキの修理です。腐った根太を入れ替え、床板を張って出来上がり。言葉で言えば簡単ですが、実際は悪戦苦闘、汗だくです。あり合わせの材料ですから、削ったり、切って揃えたり、思ったように行かないことばかりです。それでもなんとか、やり終えて、一安心。ただ一箇所まだ、ぶよぶよしているところがあります。まあ、大丈夫だろうとそのままにしたのですが、直しておけばよかったと、後になって悔やんでいます。明日はもう一つやらねばならないことがあります。こちらはもっと複雑な作業になりそうです。

2020年11月20日金曜日

ベランダ

体験工房にはベランダから入るようになっています。一応、屋根もあるのですが、どうしても風の強い日には雨が降り込みます。体験が終わったら、ベランダにある手洗い場で手を洗ってもらうのですが、足元がだいぶ腐って、気になっていました。今日、体験のお客さんが底を踏み抜いて、床が抜けてしまいました。幸い怪我はなくすみましたが、大至急修理をしないといけません。明日から連休ですし。週明けにはツアー体験もあります。明日は1日、大工仕事になりそうです。 

2020年11月19日木曜日

29度

午後の工房の中の気温がなんとまあ29度ありました。夕方工房を訪れた女性のお客さん、なんとまあ、ノースリーブでおなかを出していました。真夏の服装。連れの人は、蚊が多いからと、車に逃げ込んでいました。息子は蚊取り線香をつけてくるし、十一月も半ばを過ぎたと言うのに、どう言う陽気でしょうか。新型コロナはとうとう、東京で1日の感染者が500人を超えました。寒くなって空気が乾燥すると多くなるらしいとは思いますが、そればかりでもないようです。ゴーツーも後押ししているのでしょうか。経済と感染防止との狭間で政府もどうしたら良いか、迷走しているようです。未曾有の事態とはいえ、国の指導者の能力が試される時に間違い無いようです。 

2020年11月18日水曜日

軽トラ

畑作りの苦楽を共にした我が愛車。軽トラがついに寿命を迎えた。あっちこっちガタがきていたのをなんとかだましだまし乗っていたのだが、もうこれ以上は無理だというので、次の車を探して、ネット販売でなんとか探して、昨日届いた矢先、ハンドルが言うことを聞かなくなった。切ってもゆらゆらして思う方向に曲がってくれない。なんとか、家のすぐ前にある廃車置き場まで移動して、隣の修理工場に事情を話すと、腐って前が落ちたのだろうと言う。よかったねえとも。確かに道路を走っていて、そんな状態になったら、恐ろしい事故が起きていたかもしれない。荒れて、大島草に覆われていたところを、夜エンジンをかけながら、ライトの明かりを頼りに一株一株、根っこを起こしていった。そんな思い出が蘇って、まさに相棒として老体に鞭打って頑張ってくれた。それが、車検が切れた日に合わせたかのように力尽きたわけで、機械は長く付き合うと、不思議と魂が通うと言うが、まさにその通りになったから不思議。最後に箒で綺麗に掃除して、お礼を言って別れてきました。次の軽トラがおそらく我が人生最後の愛車になることでしょう。これから、どんな付き合いになるのでしょうか。

 

2020年11月17日火曜日

とんかつ

 カミさんが、昨日夕食にと福岡空港でとんかつ弁当を買ってきてくれました。中身を見て、なんだか貧弱だなあと思いましたが、食べ始めると、半分も食べきれませんでした。そこで、残りを今朝食べたのですが、それが良くなかった。胃がもたれて、昼になっても食欲がわきません。それはそうでしょう、普段、朝は大根おろしと納豆ぐらいであっさりしたものしか食べてませんから。自他ともに任じるとんかつ好きとしては情けない話です。もう当分はとんかつの顔も見たくなくなりました。やっぱり朝は海苔に納豆が一番です。もちろん大根おろしも必ずご飯にかけますが。

2020年11月16日月曜日

 孫の顔を見に行ったカミさんが戻ってきました。三泊四日のミニ旅行。福岡まで直行便ができて、乗ればあっという間です。と行ってもこっちは乗ったことありませんが。もっぱら、高速船と新幹線の乗り継ぎ。それでも朝出ると昼には博多ですから、楽なものです。屋久島に来た50年前は、フェリーに乗って鹿児島に着くのは夜、それから汽車に揺られて、特急でも博多は真夜中でした。半世紀で様変わりしたものです。現在目指している飛行場のジェット化が実現すればどんなことになるのか見当もつきません。もっともそれまで生きてることはないと思いますが。そういえば、随分長いこと島を離れていません。昔は筆や絵の具を買いに鹿児島に出たものですが、今はネットでなんでも手に入ります。ていうか、鹿児島では手に入らないような専門的な材料もなんでも買えてしまいます。ある意味、交通手段の発展よりも、ネット販売の進化の方が進んでいるかもしれません。ただいくら通販が発達しても、結局その場所にゆかなければ、そこの空気や景色を体感することはできません。だから、この時代にも、遠くからこの屋久島に足を運んでくれる人がなくならないのだと思います。ここでしか買えない焼き物、そんなものを作ってゆきたいものです。

2020年11月15日日曜日

ミニハウス

今朝はミニハウスにビニールをかぶせました。最近ほとんどほったらかしていたのですが、青い実が結構なっています。もう三年も連作になりますが、今のところ元気なようです。今日は、かなり暖かく、午後家の温度計で27度。大きい方のビニールハウスはなんと32度ありました。これはもう夏です。大慌てで水をかけました。予報では今年の冬は寒くなるようですが、当分は暑い日が続きそうです。 

2020年11月14日土曜日

ハウス復活

昨日は後ろ側。今朝入り口側のビニールを張り終えました。これで、ほぼ風は吹きこまないでしょう。あとはひもで押さえれば終了です。午後3時ごろ、ハウスに入ってみましたら、気温が28度ありました。夏の気温です。ただ、これからはマメに水を撒かないとと枯れてしまいそうです。雨が降っても作業ができるのは助かります。工房では昨日は釉薬仕事で遅くまで頑張りました。今日は疲れが溜まっているので、窯の修理をしたり、ネットで情報を集めたり、時々家に走って、次男の世話をして過ごしました。 

2020年11月12日木曜日

ビニール掛け

台風10号の前で、九月の五日でした。ものすごい台風が来るということで、大慌てでハウスのビニールを剥がしたのは。あれから二ヶ月あまり、今日ようやくビニールをかぶせました。風もなく、順調でしたが、急に吹き出したので、焦りました。なんとか午前中に留め終えてホッとしています。あとは、テープで抑えて、妻側を張れば冬に備えることができます。10号は大したことありませんでしたが、そのあとの14号が結構強かったので、あのままでしたらやられていたかもしれません。屋久島は昨夜も十八度ありましたが、福岡では八度とか。東北では雪が積もっています。これからどんどん寒さが増してきそうですから、なんとか無事張り終えて一安心です。来年の台風シーズンまでこのまま行けるとよいのですが。 

2020年11月11日水曜日

第三波

最近また、感染者が増えて、第三波の発生とのこと。これだけ人が動けばやはりということでしょう。屋久島でも、ひところずいぶん動きが活発になりましたが、ここにきてまた静かになりつつあるようです。例年、このころはほとんどお客さんもなくなって、お正月前まではひっそりするのですが。おそらくここしばらくはまた元の通り、動きを控える人が多くなることでしょう。アメリカでは、ワクチンがいよいよ完成して、ウィールスをかなり予防できるようになりそうです。日本でも、使われるようになれば希望が湧いてくるのですが。何れにせよ、それまではなんとかうつらないよう心がけるしかありません。もうすぐカミさんが孫の顔を見に島を出ます。まだ会ったことがないので楽しみでしょうが、福岡もかなり感染が広がってきました。なんとか無事に帰ってきてほしいものです。

2020年11月10日火曜日

野良野菜

今朝は野菜を収穫しました。とはいっても、ほとんどかってに育った野菜たちです。



里芋は家の入り口に去年取り残したのが種芋になって育ったものです。ゴーヤもサツマイモも野良ばえです。ナスとヘチマはタネから育てましたが、ほとんど世話をしなかったものがここにきて元気です。ただ、あまり肥料もあげてないので、小さいのですが。なぜか一生懸命世話をすると虫に食べられたり、 病気になったりして枯れてしまいます。今、ミニハウスでは野良のミニトマトが育っています。去年もたくさん採れてトマトソースを作りました。今年もそうなると良いのですが。あまり期待して、せっせと世話をするとまた枯れてしまいそうで怖いのです。今日、カミさんと買い物に行ったのですが、ほとんどの店に里芋が並んでません。どうしたことでしょうか。うちで採れた里芋、小ぶりではありますが感謝して食卓に載せたいと思っています。

2020年11月9日月曜日

ツアー

今日ツアーのロクロ体験をしました。個人の参加に限って、最大7名までの募集とのことでした。女性限定というので、若い人たちかと思いましたが、そうではなくて、定年退職した公務員といった雰囲気の人たちでした。おそらく、いつもは海外旅行を楽しんでいたのが、コロナで渡航ができず国内ツアーに参加したもののようです。わずか七人でしたが、なかなか個性的な方達で、息子と二人、かなりクタクタになりました。終わって二人とも目がうつろです。これから来年まで定期的に開催されることになっています。果たして慣れる時が来るのでしょうか 。

2020年11月8日日曜日

納豆旅

高野 秀行さんの「幻のアフリカ納豆を追え」を読み終える。アジアシリーズに続く第二作。納豆のルーツを追うドキュメント。アジア辺境の旅に続き、西アフリカの国々を歩いて、納豆造りの現場を探る話。興味深く夢中で読み終えてしまった。中で、一つびっくりしたことがあった。それはハイビスカス納豆について。ハイビスカスといっても、実際はローゼルのタネを発酵させて作った調味料。先日何故かローゼルのタネを蒔いたところなので。本当は春が蒔きどきで、日本では秋に花が咲いてタネができたら枯れてしまうという。本来は多年草だが、日本の気候では冬を越せないから一年草として扱われるという。それを何故か、物は試しと秋に蒔いてしまった。それが思いの外、たくさん発芽して、現在成長を続けている。最初は春にもう一度まきなおそうと計画していたが、ここはなんとか冬越しできないかと思い始めたのです。今年の二月ごろは例年になく冷え込んでハウスの中でも夜間には3度ぐらいまで下がりました。、むかしは毎年そんなものでしたが、ここのところ暖かく、7度ぐらいまでしか下がらなかったのです。どうも10度を下回ると枯れてしまいそうですから、なんとか加温してやろうと、昨日、保温マットを注文しました。前の冬には踏み込み温床に挑戦しましたが、温度の維持が難しく、二月ごろには温度が上がらなくなってしまいました。そこで、文明の利器に頼ることにしました。うまく越年してくれれば来年は畑のあっちこっちに植えて、ハイビスカス納豆にも挑戦しようと思います。そうそう、その前に大豆を栽培して、自分で育てた納豆も食べてみたいと思います。幸い、今年は枝豆がよく取れましたし。それにしても、なんとまあ人に影響されやすい人間でしょう、我がことながら、呆れてしまいます。

2020年11月7日土曜日

今日も片付け

 香炉を仕上げた後、今日も片付けの続きをしました。素焼き作品が貯まっています。大量の器たち、果たして本焼きする日が来るのでしょうか。前に離れから運んできたのですが、また元の離れに逆戻りです。今回は棚を組んで整理して置いてますから、探しやすいとは思うのですが。これだけあれば、何かの拍子で、この世を去っても、焼き終わるのに何年か、かかりそうです。我ながらよく作ったものだと呆れています。

2020年11月6日金曜日

片付け

 あちらこちら、片付けをしました。今日から、しばらく、体験の予約がいろいろあって、スペースを確保する必要が出たからです。まず、工房のベランダで育てていた植物をハウスに移動。駐車場と、離れに続く道沿いを草払い。離れのダンボール類を風呂場に移動して、体験工房から、素焼き作品を運びました。体験工房を掃除して、今日の体験の準備。来週から、旅行会社からのツアーが待っています。ツアーといっても、少人数ですが、ソーシャルディスタンスの確保と工房の清掃、なかなかやることが多い一日でした。

2020年11月5日木曜日

香炉

先日、工房に来てくれたお客さんから香炉の制作を頼まれました。工房にあったものより一回り小さくして、青い釉薬で作って欲しいとのことでした。その時はどうしても断ることができず、おまけに代金も受け取ってしまいました。しかし後になって、冷静に考えると、外側に青い釉薬をかけるとどうしても流れてしまい、うまくできたことがありまぜん。かといって、流れない釉薬では綺麗な色になりません。今日、ロクロに向かって、成形しながらどうしたものか悩んでいます。途中までだけ色をつけようか。流れるのを見越して、土で受けを作ろうか。足のところだけ釉薬を剥がそうか。ある程度数を作って、いろいろ試してみるしかなさそうです。チャレンジすることは嫌いではありませんが、ある程度のクオリティーを保ちつつ、まとめることはなかなか難しいと実感しました。 

2020年11月4日水曜日

釉掛け

 釉薬を二種類、作り足して、釉薬をかけました。今回は、ほとんど定番品を焼くためです。作業をしながら、アメリカの大統領選挙が気になって、情報をついつい収集してしまいます。ものすごい接戦で、どちらに転がるか、そして、これから無事に治安が保たれるのか。大荒れになれば、日本にも大きな影響が及ぶに違いありません。明日になれば、かなりはっきり動向が見えてくるでしょう。おそらく世界中が注目しているのでしょうが。

2020年11月3日火曜日

ワクチン接種

昨日は夕方、診療所へインフルエンザのワクチン接種に行ってきました。まず受付で全員の体温測定、36度5分、他の三人は全員が36度2分で一人だけ仲間ハズレでした。ワクチンを打つとき、先生がなんども日本製ですからと言ってました。お隣の国で起きている死亡事故を意識しているのでしょうか。最初は次男からで、針が刺さっても笑顔のままです。次に打ってもらったのですが、あまりの痛みに顔をしかめそうになるのを必死でこらえました。あとからカミさんも痛かったあを連発していました。これで、インフルエンザ感染が防げると良いのですが、去年は先生がおっしゃってました。打たないよりはマシですからと。それにしましても、新型コロナの方は感染の広がりが止まりません。ヨーロッパの方ではひどいことになっています。ワクチンができたとかいう話もあったと思うのですが。やはり無理があったのでしょうか。近頃は感染経路がわからないお年寄りの陽性者も多いようです。ますます、混沌としてきたようです。

 

2020年11月1日日曜日

奉仕作業

 集落の半日奉仕作業がありました。朝から小雨です。記念碑の周りの草を取り、農道沿いの側溝の泥上げ作業です。腰が持つか心配でしたが、じっと前かがみで作業を続けるよりは動かしているぶん楽なようです。最後に、手慣れた人が枯れた松の木を倒そうとして、切り込みを入れたところ、狙いとは反対に倒れそうになってしまいました。そこで、工房に走って、くさびを持ってきて、打ち込んでなんとか道路とは反対側に倒すことができました。ちょっと危ない局面もありましたが、なんとか怪我なく終了しました。ああ、無事でよかったと思って午後のロクロ体験のワークショップをしたのですが、ここにきて、腰にぎくっと痛みが走りました。まあ、それほど酷い痛みではありませんが、明日が心配です。気がつけば班で二番目の高齢者になっていました。だんだん無理がきかない年頃です。