2021年2月28日日曜日

皿立て作り2

皿立て作りです。昨日に引き続いて。ドリルを垂直から20度傾けて穴を開けてゆきます。今日はバカ棒というものを作りました。木の切れっ端を利用して、作るものに合わせて、必要なサイズを印しします。すると、あとはいちいち定規で測る必要がなくなります 。だから測り間違いがなくなるわけです。この技はユーチューブで覚えました。バカでも間違うことがなくなるからバカ棒です。いつも計り違いばかりしてましたから、大助かりです。作業もぐっと早くできますから。なんとか三個できました。



本当は十個ぐらい作りたかったのですが。とてもとても。こんなのを百均で売っているというのですから驚きます。ベトナム製のようです。ただ必要なのは小皿用ですから、百均のサイズですとゴツすぎそうです。今回はホームセンターで売っていた松を使いましたが、実はウォルナットを使いたいと思っています。もう少し上手にできるようになったら挑戦するつもり。ひとまわり大きい皿には幅をもう少し広げようと思います。



送った器がシンガポールのお店に到着したと連絡が入りました。残念ながら皿が一枚かけていたそうです。まだ三分の一しか開けてないそうですから心配です。まあ、屋久島からはるばる外国へ飛んで行ったのですから、多少の破損は覚悟してますが。ここのところの大荒れで三日間船が欠航しています。したがって、お買い上げいただいたオブジェもまだ手元にあります。壊れやすい形ですから、落ち着くまで待ってから荷出ししようと思っています。

2021年2月27日土曜日

週末木工

 先週からの課題が、皿立て作りでした。ところが今日も全然進みません。まず、集塵機を作ろうと色々と試みたのですが、スライド丸ノコの集塵用の穴にあうジョイントが見つかりません。屋根裏や水道パイプやありとあらゆるところを探しましたがうまくゆきませんでした。諦めて、皿立て作りを始めたのはもう3時を回っていました。今回は小皿を数枚、立てて飾るためのものです。百均にゆけば似たようなのが売られているようですが、ここは離島。見よう見まねでDIYで作ろうと思います。ただ、そのまま真似ては面白くありませんから、立てるところを少し斜めにしようと思います。これがなかなか難しいのです。垂直の穴を空けるのはそれほど難しくありませんが、角度をつけるのは難しく、考え込んでしまいました。3月に入ると、おみやげ屋さんやホテルの売店も再開するようです。できればそこのディスプレイ用にもしたいと、思っています。まあ、ここまでもたついていましたから、明日もういちにち頑張ってみようと思います。

2021年2月26日金曜日

オブジェ

 今日はちょっと嬉しいことがありました。長く、工房の展示場にいました、オブジェが嫁にゆくことになりました。6個まとめてです。うち二つはミニの仏像さんです。



それに狼男と犬人間。あとは本を読み親子です。あまりに長くいたので、そこが空くとなんだか急に寂しくなりました。また、新しいオブジェを作ろうという意欲も湧いてきましたが。


2021年2月25日木曜日

盛りだくさん

 よく、動き回りました。朝からクルクルと。畑仕事を4時過ぎから。工房では窯出し、仕上げ、荷造り、宛名書き。途中で次男の点滴に付き合って、午後は昨日挽いたた小皿の削り。忙しいのは有難いことです。次男もだいぶ良くなって、点滴も一応今日まで。カミさんも顔が明るくなりました。暖かい春の陽気。心もウキウキしてきます。昨日とは大違いです。心は日々、ジェットコースターのように上ったり下ったり。もっと、淡々と生きることができれば、と思うのですが。

2021年2月24日水曜日

往診

 昼前に先生が往診に来られて、病院での検査を勧められました。熱の原因がわからないからと。しかし、病院へ行っても、どのような検査ができるのかわかりません。CTとかエコーとか。言葉もなく、当然こちらの意思も伝えるすべのない彼にできるでしょうか。結局血液検査やレントゲンぐらいしか方法はないと思います。どこか痛いところとかはないのでしょうか、一番近いところにいるご両親にもわかりませんかと聞かれても答える術はありません。ある意味、三十数年、よく生き延びて来られたと奇跡的な気がします。一般の人でしたら、まだまだこれからの年齢なのですが、次男の病気ではすでに色々なところで衰えが進んでいます。今後どれほど、生きながらえることができるのか、先が全く見えません。せめて、こっちの体調を崩して、共倒れにならないよう、気をつけねばと思います。

2021年2月23日火曜日

リ スタート

 昨日の夜中39度台まで上がった時は絶望的になりましたが、今朝ケロリと平熱に下がってくれました。次男の体に一体何が起こっているでしょうか。今日も休日にもかかわらず往診に来てくださった診療所の先生も、怪訝そうでした。今後の推移は全くわかりませんが、なんとなくヤマは超えた気がしています。ここのところの仕事も昨日旅立ってゆき、これまでの体験作品も全て窯に入りました。そして、体験はまた3月から再開です。色々なことがリ スタートになりそうです。季節もまさに年度替りですし。これから色々なことが様変わりしそうな予感がします。「一寸先は闇」とは昔から言われてますが、希望を捨てず、光明を見出せるよう、進んでゆきたいものです。

2021年2月22日月曜日

次へ

昨年からかかりっきりだった仕事が、今朝出てゆきました。初挑戦で何度も作り直したり、焼き直したり。途中、窯が壊れたりと色々ありました。おかげで、治験が一つ積み上がった気がします。正直もう少しクオリティーをあげたいという気持ちもありますが、あまりにも高みを狙いすぎると、また、失敗の危険も増しますから、落とし所が難しいものです。70点ぐらいで、よしとしましょう。今朝は次の制作へ向かって、土練機を回しました。小物造りのため柔らかめに。しばらく、小さいものを作りながら、次のステップを考えようと思っています。 

2021年2月21日日曜日

ワインクーラー

 やっとワインクーラーを挽きました。こちらは、来月が締め切りの注文品です。青い釉薬が希望でした。今回、かかりきりだった料理店からも大皿を青でという注文で、頑張ったのですが、なかなか歩留まりが悪く、結局倍近く焼いてようやく納めることができました。ワインクーラーは内側は下に流れますし、外側にかけることができません。どうやって、雰囲気をつけるか、難しいところです。注文は一個ですが、五個ろくろ挽きしました。最後の一個になって土に何かが入っていて、結局練り直して挽き直しました。幾つになっても、失敗がなくなることがないなと、ちょっと情けない気持ちになりました。

2021年2月20日土曜日

診療所

 今朝、行ってきました。次男連れて診療所へ。まずは、PCR検査から。車から下りないで、到着したら携帯から電話。窓にビニールを張ってカーテンにしようと看護師さんが試みますが風に煽られて剥がされてしまいます。手伝いたくても車から降りることは許されません。そのうち諦めて、先生がドアを開けて手を伸ばしてます。そして車の中で次男の鼻に検査用の細いプラスチック製の先の細いものを差し込んで、10数えて終了。車で待つこと10分。結果は陰性でした。もし陽性でしたら、家族全員が検査ということになるのでしょう。それから、診察室へ。今日は休診日で患者さんはゼロ。次男は採血と点滴、と注射。血液検査も白血球もそれほど悪い数値ではないようでした。風邪でもなくコロナでもなく、肺の音も悪くない。それなのになぜ熱が下がらないのか、先生も首をかしげていました。もし、どうしても心配ならば病院を紹介しますよとのこと。しかし、今の段階ではできるだけ大掛かりにはやりたくありませんので、そのまま家に戻ってきました。先生が明日は往診して注射を打ってくれるとのことです。これまで何日も熱が続いてますから、そう簡単には下がらないのでしょうが。焦らず、ゆっくり様子をみようと思います。

2021年2月19日金曜日

熱と光

次男の熱ですが、昨日はなんとか平熱になったのですが、今日になってまた微妙です。37度半ば、一歩間違えばまた高熱が出そうです。本当にしつこい風邪菌。まさかあれでは、と口にすると、長男がもしそうだったら、もう生きてないと思うよとのこと。しかしなあ・・・。心配が尽きることはなさそうです。光回線は、やはり家につながるところで切れていたようです。ただ原因についてはわからないとのこと。何かの動物が噛みきっったとか、何かが強く当たったとか、要するにいくら大風でも、強風ぐらいで切れることはないということのようです。しかし、前にも、上の方の道路ぎわで切れてぶら下がっているのを見ました。なんにせよ、普通であることが実は難しいことで、何かの拍子に一度調子を狂わすと、なかなか元に戻すことが難しいということは間違いありません。ここへきて窯の調子が悪くて、戻すのに苦労したことも同じことだと思います。 

2021年2月18日木曜日

ひかり

 昨日の風で、家の電話もスマホも使えなくなりました。どうやらひかりケーブルが切れたようです。夕方点検すると、家への引き込みのところで線がぶら下がっています。木の枝に揺すられて、外れてしまったようです。家の電話もひかり電話に変えてしまいましたから、通信がダメになってしまいました。前にも近所で線が切れたのを見たことがありました。どうも、細いので切れやすいようです。屋久島は風が強いところですから、心もとない気がします。それに、前は直接NTTに電話すれば駆けつけてくれたのですが、今度はプロバイダーに連絡して、そちらから連絡してもらいという二重構造になってしまいました。なんとも不便なことです。物事は、利便性が増すと、そのぶん複雑になって、なにか起きると、ややこしくなってしまいます。何事もシンプル イズ ベストと思ってしまいます。

2021年2月17日水曜日

もどり寒

 大荒れの天気です。寒さも戻ってきました。台風のような風が吹き荒れています。次男の発熱まで戻ってしまいました。昨日の昼間は平熱でしたが、夕方からまた38度の高熱です。いつもなら診療所へ飛んでゆくところですが、コロナのことを思うと、躊躇してしまいます。明日まで様子を見ることにしました。だって、もし入院ということになったら、付き添い禁止ですから。忙しい看護師さんに世話ができるとは思えません。なんとか熱が下がることを祈るしかありません。我が家も大変ですが、北のほうでは大雪とか。おまけに東北では地震被害。どこもかしこも、弱り目に祟り目状態に見えます。こんな時こそ、冷静にしっかりと、振舞うことが大切なのですが。

2021年2月16日火曜日

サビ落とし

 今日の休憩時間には、ユーチューブで錆落としばかり見ていました。あるのですねえ。錆だらけの工具をひたすらピカピカに磨いている動画が。その人は何本も、品を変え手を変えて色々んものを再生させています。それも信じられないほどピカピカに。ただ、やはり使ってます。色々な道具と材料を。それと時間も。たいていは早送りにしてますから実際のところどれほど時間をかけているのか。使う道具や材料もすごいです。新しいのを買ったほうが安そうです。まあ、古いものをリメイクするのが生きがいなのでしょうから、金に糸目はつけないでしょう。世の中には色々な人がいるものです。うちの錆錆の道具は綺麗にできるのでしょうか。

2021年2月15日月曜日

春の嵐

 強い風が吹き荒れています。朝の散歩も飛ばされそうでした。雨が降った後のこの風。どうやらここだけではないようで、関東地方でも強風警報が出ました。東北ではこれから大雨の予報です。地震の後ですから、地盤もゆるんでいるでしょうから心配です。あの大地震からもう直ぐ10年。ひと昔というのは人間世界の話。地球規模ではまばたきほどの時間に過ぎないのかもしれません。それにこのコロナです。避難時に集まるのも大変だと思います。我が家では次男が8度越えの熱が二日続きました。診療所につれてゆくにも、どうしたものかと絶望的な気持ちでした。幸い今朝だいぶ熱が下がってくれました。ただ、まだぐったりしていますから、油断できませんが。このご時世。日々、なんとか安泰に過ごせることを願ってやみません。

2021年2月14日日曜日

サビ落とし

 休日は木工。皿立てを作りたいと思っていたのですが、なぜか先週に続いて、工具のサビ落しで終わってしまいました。今日はディスクグラインダーを使いました。手持ちのグラインダーはどれも回転が速く、ワイヤーブラシは危険なために、スピードコントローラーで速度を落としたのですが、今度は振動がひどくて長く持っていると手が痺れてきます。ネットで見たのとはだいぶ勝手が違いました。半分諦めて、次はサビ取り剤を探すことにします。そんなわけで今日も木工までたどり着けませんでした。道乗りは遠そうです。

2021年2月13日土曜日

メガネ

 朝から雨。そこで工房で釉薬の仕事をしました。一旦家に戻った後、下りてきましたら突然メガネが落ちました。ツルを止めていたネジが外れて何処かに行ってしまったようです。そこで使っていない古いメガネから外してなんとか直しました。ついでに反対側もドライバーで締めると結構緩んでいることがわかりました。めがねもたまにメインテナンスが必要なようです。工房の工具類も錆だらけですし。こちらは、工房の中に据えてある陶芸の窯も関係しているようです。高温になった時、釉薬に使っている酸化金属が揮発して、鉄のさびを誘発することを最近知りました。こればかりは、仕事柄致し方ないことです。対策としては、まめに道具の手入れをして、油をつけたあげるしかないようです。

2021年2月12日金曜日

ローゼル

雨が降ってましたから、朝からハウスでした。育苗マットの上のローゼルの手入れです。寒さから守るために加温していました。ところがどういうわけか半分ぐらい枯れてしまっています。寒さにやられたのかなと思ったのですが、どうやら逆だったようです。サーモスタットを30度にしていたのですが、土が熱くなりすぎていたことに今朝気がつきました。ポカポカしていたのです。これでは乾燥で枯れてもおかしくありません。ローゼルはアオイ科の多年草ですが、日本では気温が低すぎて越冬が難しいそうです。そんな植物をもの好きにも秋も深まってから蒔いたのですから。チャレンジといえば格好良いのですが、物は試しという単なる興味本位でした。それが思ったよりも発芽が良くて、なんとか育てられないかとハウスの中にもう一つビニールを二重掛けして保温したのです。今の所は半分は生き残っていますからもう一踏ん張り、暖かくなったら、大きく育ってくれると嬉しいのですが。ローゼルはハイビスカスティーの材料になります。ちょっと酸味があって、アジアでは葉を野菜として食べるようです。これでスムージーが作れるか試してみたいと思っています。

2021年2月11日木曜日

ラディッシュとかぶ

ハウスの裏、去年サツマイモを育てた畑です。サツマイモは、おそらく鹿児島で蔓延している基腐病にやられたのだと思いますが、全く駄目でした。その空いた畝に玉葱を植えましたが、こちらもほとんど枯れてしまいました。残った畝には大根とかぶ、それにラディッスを蒔いたのですが、ほったらかしでした。今朝どうなっているかなと、雑草だらけになったところを探ってみたら、かぶとラディッシュは小さいながらも食べられそうなところまで育っていました。大根はまだまだこれからのようです。それにしても草のひどいこと。寒さにもめげず、畑を覆い尽くしています。寒いとは言っても屋久島ですから。今のうちにどうにかしないと、手に負えなくなりそうです。 

2021年2月10日水曜日

ほうれん草

 ほうれん草の苗を植えました。ハウスで育てたものを畑に。トレーには12月1日タネまきと書いてました。ということは二ヶ月前になります。いじけて今にも枯れそうな元気のない苗です。もうひとつ、育苗箱に蒔いたのもあってそちらはかなり大きく育ってもう食べられそうなほどになっています。しかも一ヶ月も遅く蒔いたものです。どちらも木灰をパラパラ蒔いたと記憶しています。蒔いた量の違いでしょうか。それにしてもこんなに差が出るとは。ほうれん草は酸性を嫌うということですがこれほどはっきり出るなんて。そこで、植え付ける前に牡蠣殻石灰と薪ストーブで出た灰を畝に蒔いておきました。これでハウスの苗は全て植えつけました。ちょっと一安心です。ところが、この前、街に出た時、次のタネを買ってしまいました。トウモロコシとスイカとカボチャです。今年は暑くなる前に種まきして、虫の被害を避けようと思ったのですが。去年は虫に悩まされましたので。毎年野菜を育てていると、だんだん虫や病気が多くなるように感じます。なぜでしょうか。それに畑はモグラの穴だらけです。おそらく、ミミズを狙って住み着いているのだと思います。

2021年2月9日火曜日

ブロッコリー

今年初めて育てている茎ブロッコリーがちょうど食べごろになりました。甘くて美味しいので気に入りました。今朝も収穫しました。ハウスでは後から種まきした普通のブロッコリーと追加で蒔いた茎ブロッコリーがだいぶ大きくなったので、畑に定植しました。昨日は小松菜を植え付けました。後ハウスにはほうれん草だ育っています。普通の種まきと比べると2ヶ月ほど遅かったのですが、ここまでなんとか育ってくれました。実は普通春に蒔くローゼルも冬に蒔きました。生き残ったのは3分の1ほどですが、今頃花を咲かせています。ビニールハウスの中ですから火が照ると30度を超える暑さになります。けれど夜には寒い日は6度にまで冷え込みます。温度差が20度以上です。植物たちも生き延びるのは大変だと思います。 

2021年2月8日月曜日

休館

 今日は出かけてきました。。空港の近くのホテルが今月いっぱい休館になり、その間に売店の模様替えをするために、一旦納めている焼き物を引き上げて欲しいと連絡が来たためです。現在屋久島中のお土産屋さんやホテルがお休みしているようです。実際、ほとんど観光客がいませんから。ホテルの器を引き取ったあと、あっちこっちのお店で買い出しをしました。曇り空のせいか、なんとなく覇気がなくかんじられて、こちらの気持ちも沈みがちです。それでも昨年のような異様さは感じられず、なんとなくコロナ慣れして来た感じもします。実際、我々のような観光に関わる仕事以外ではそれほど影響もないのかもしれません。いつ頃再開予定ですかとホテルの人に尋ねましたが、この先どうなるのか全くわかりませんとの返事でした。まあ、当たり前の話ですが。世界中、これから先の予想がつく人なんていないでしょうし。希望だけは失わずに、前を向いてゆきたいものです。

2021年2月7日日曜日

書類棚

今日も木工デイです。昨日の続きで。書類棚作り。昨日切り出した材に、トリマーで溝を掘ったり、ビスケットジョイナーでビスケットを入れるくぼみをつけたり、一つ一つ考えながらなので時間がかかること。それに新しい道具なので使い方がわからず、ユーチューブを見たりで疲れます。それに木工の道具は音が大きく、刃が回っている恐ろしさも手伝って緊張します。一つ間違うと怪我をしそうですし。それに鋸屑がひどくて工房は粉だらけ。今朝はカミさんから、フリースにくっつくと落ちないと言われて、ジャケットを着込んで。今後を考えると粉塵対策を考えないと体にも悪そうですし。なんとか仮組みして見ました。


そのあとボンドをつけて本組みしました。こんな小さくてシンプルな箱物 でも、二日がかりになってしまいました。慣れない作業は思うようにゆかないものです。

2021年2月6日土曜日

畑のち木工

 今朝は苗の植え付けから。ミニチンゲンサイとシュンギク、それにケール。途中雨が降り始めましたが、なんとか終了。おかげで水撒きしなくてすみました。工房では木工。ショップの作業テーブルの下に置く収納棚作りです。紙袋や包装紙を整理するために。材料は裏の物置にあったコンパネです。屋久島では綺麗にかんなのかかった材木があまり売っていません。手に入るのは製材しただけの杉材がほとんど。そこで扱いの楽なベニヤを使うことにしました。ところがそのコンパネが、長い間放置してあったのでひどく反り返っていました。果たしてそんな材料でできるのかちょっと心配になります。今回手に入れたビスケットジョイントを使おうと思うのですが。それを使えば釘やビスを使わず、ボンドとビスケットだけで丈夫な箱が出来るとか。ユーチューブで見てやってみることにしました。今日は材料を切り分けるところまで。あとは素焼きをするための窯づめも。畑のち木工、時々陶芸の1日でした。

2021年2月5日金曜日

冬眠

ようやく目が覚めました。冬眠からです。畑の話ですが。一ヶ月近く足が遠のいていました。寒いのもありましたし、仕事の都合もありました。それがカミさんがブロッコリーやネギを抜いて来て、大きくなっているよと教えられて、心を入れ替えることにしました。今朝、久しぶりに草取りをしました、ハウス脇のネギ畑です。冬で草もそれほど伸びてないだろうと思っていましたが、彼らはせっせと生きていました。去年の暮れに間違えて焼いてしまった草取り鎌に変わって、新しいホーが相棒です。草を取りながら、ネギの土寄せもしました。ハウスには育ちすぎた苗たちが首を長くして待っています。こういう苗を老化苗と言うそうです。今頃畑に移しても果たして育つかどうか。まあ、世間では老化した人が言わなくても良いような発言をして顰蹙を買っているようですが。おとなしく畑の草取りでもして 余生を過ごしてくれれば良いと思うのですが。

2021年2月4日木曜日

サークルカッター

 今日はたたらの仕事です。円いプレートを作りました。まず、スラブローラーで粘土の板を造り型紙で丸く切ります。その型紙はベニヤで作りました。以前はボール紙を使っていましたが、濡れるとふにゃふにゃになってしまうので木で作りたいと思いました。ところが綺麗に丸く切り出すことができませんでした。バンドソーでもジグソーでもどうしても凸凹ができてしまいました。何かないかと探していたら見つかったのがサークルカッターというトリマー用のジグでした。中国製で数千円。ユーチューブで使い方がわかります。早速取り寄せて使ってみると、原理はコンパスのように刃がぐるりと回って切り出すというものです。古い刃だったのでバリがひどいのですが、正円に切り出すことができました。直径も思うままに。今日それを使ってみました。型板よりも少し大きめに切り出した後、型に合わせて、ろくろを回しながら針金で切ると面白いように綺麗な円い形ができます。珍しく狙い通りです。こんなにうまくゆくとは。最近思い通りゆかないことばかりでしたから、明るい気持ちになりました。それにしてもユーチューブのありがたさがわかりました。たいていのことが検索すると出て来ますから。

2021年2月3日水曜日

青釉

 朝暗いうちから釉薬掛けです。青釉はかけ始めたら時間をかけると剥がれてしまいますから。しかも今回はほとんど青ばかりです。何度も失敗を繰り返して、作り直しの焼き直し。いったん調子がおかしくなると、なかなか元に戻すのが難しいものです。なんでもそうだと思いますが。スポーツ選手を見ているとよくわかりまし。あれほど勝ち続けていたのが、調子を崩すと、なかなか立ち直れなくて、ひどい時には体を壊してしまうこともあります。おそらく焦りが、目をくらませて、どんどん迷宮へと誘い込まれてしまうのでしょう。陶芸も同じことだと思います。何年か前にも、作品が割れて苦労したことがありました。土を変えたり、焼き方を変えたり、何度も失敗を繰り返してなんとか元に戻すことができましたが。ただ、実際のところ、今でも何が本当の原因だったかは判明しませんが。我々は研究者ではなく、実践者ですから、結果がよくなればそれ以上追求することはそれほど意味があるとは思えません。今度は、また少し焼き方を変えてみようと思っています。

2021年2月2日火曜日

ヨコハマ

近頃聴いているラジオはヨコハマのFM局。それまで聴いていた東京のちょっとマイナーな局が身売りして、メジャーな局の傘下に入ってしまい、どこかないかなとたどり着いたのです。ヨコハマといっても神奈川といったほうが合っているような気もしますが。ヨコハマには少し縁もありますし。初めてギャラリーで発表したのもヨコハマでした。2人展でしたが。そこで知り合った、お客様とは亡くなるまでの長い縁もありましたし。個展をやるといつも真っ先に来てくれる方もそのギャラリーで知り合いました。一度はヨコハマの老舗のデパートでの個展の話も進めてくれたのですが、東京のデパートが手一杯でとうとう実現しませんでした。屋久島からの帰りに、もちろん列車での移動でしたが、ヨコハマで途中下車して、呑み屋に入ってお金が足りなくなって山下公園で野宿したこともありました。近くの大磯には師と仰ぐ方が住んでおりました。数年前に亡くなってしまいましたが。思い起こすと色々なことが浮かんで来ます。どれも大昔のことになってしまいました。 

2021年2月1日月曜日

削りデイ

一日中、削りです。まずはおとといの皿から。一枚、2キロの土で挽いたのを、800グラムまで。揮発した水分を考えても半分ぐらいになります。それを15枚ですから15キロほど削った計算になります。次は茶碗の削り。茶碗は皿と違って、一気の勢いが大切。勢い余って三つほど底が抜けてしまいましたが。なんとか二つは修理しました。茶碗は轆轤目強めで削り跡もざっくり。一日中同じ姿勢ですから腰が痛くなりました。明日は化粧掛けです。