2023年8月31日木曜日

三島

 三島のコーヒーカップ。三島の仕事をするのも久しぶりですが。前に納めたものを再注文されました。最近だいぶ、化粧も着きがが良くなりましたので再挑戦です。その他にも色々。ここにきて飛び込んできます。注文が。尻に火が付き始めたような。おちおち、庭仕事もしてられません。そっちは後回し。本職頑張ります。

2023年8月30日水曜日

本職

 焼き物作りが本職です。陶芸家というのはちょっとおこがましい気がするので、自分の事を焼き物屋といってます。最近大きな鉢が焼きたくて、あれこれと調べたり、何度で焼こうかとか、どの窯を使おうかとか色々考えていたのですが、ここにきて鉢は後回しになりそうです。食器の注文がいくつか入ってきたからです。焼き物屋とは言っても器が得意。植木鉢は趣味の世界です。器の注文が入れば何よりも優先しなければ。先日はオブジェをもっと見たいというお客さんも来てくれました。順番をつければ何よりも食器、次がオブジェ、その後が植木鉢という事になるのでしょうか。

2023年8月29日火曜日

 昨日、基礎に使う束石を買ってきたので、少しずつ前に進めようと物置を物色して古材を探しました。すると二寸角が五本出てきました。小さな小屋なのでそのくらいの大きさでもよいかなと引っ張り出すと、アリがものすごい勢いで蠢いていました。雨が当たらないので良い環境のようです。箒をもってきて、払い落としながら軽トラに載せました。そのうち古材すべてを引っ張り出して陽に当てないとやられてしまいそうです。少しずつですが小屋のイメージは出来てきましたが、どうやったら八角形の建物が出来るかまだまだ、固まってきません。ゆっくり焦らず、時間をかけて進めてゆこうと思いますが。

2023年8月28日月曜日

基礎

 昨日、ガゼボの事を書きましたが、街に出たついでに基礎に使う束石を買ってきました。ホームセンターで。朝、簡単に建設予定のところをスケールで計ったら、直径が二メートルありました。思ったよりも大きいようです。高さがどれくらいになるのか、作りなが考えてゆこうと思っていますす。いつもの行き当たりばったりです。きちっとした設計図は鼻からあきらめています。成り行き任せ。基礎に敷く煉瓦は野焼き窯を壊して使おうと考えています。野焼き窯なんておかしな表現で、野焼きは窯を使わない焼成法で矛盾しているのですが、地面の上で直接焼くと下からの湿気で割れてしまいますし、周りを囲っておかないと風でまた壊れてしまいます。だから簡易的に風と湿気を防ぐ目的で工房の庭に作ったのですが、最近、野焼きを禁止する法律が施行されて、厳しく罰金を取られるようになりました。そんなわけで無用の長物と化した野焼き用の窯を壊して、別のところで利用しようという目論見です。世のなかは時代で変わってゆきます。上手に対応してゆかないと乗り切って行きことが出来ません。難しい時代になったものだと思っています。

2023年8月27日日曜日

ガゼボ

 ガゼボとかガーデンシェッドとか庭の構築物に名前がついていますが今一つ違いがよく分かりません。植物を育てるなら海外ではグリーンハウスというようですが、とにかく小さな屋根付きの小屋のようなものを作りたいと思うのです。直径が二メートルにも満たない、出来れば丸とまでは言いませんが八角形を目指しています。最初は板壁にしようと思っていましたが、壁無しもよさそうだし、季節によってはビニールで覆うのもありかなと思っています。イメージはムーミンの家をうんと小さくしたような感じです。屋根を何で作るかが問題です。簡単なのは波板ですが八角形だと難しそう。早いのはビニールハウスに使うポリで作るもの。でもあまりにも芸がない気もします。何かふさわしい物がないのか、一時は自分で瓦を焼こうかとも思いましたが、どういう構造にしたらよいのか見当もつきませんし。おまけにここは離島です。ちょっと変わったものは手に入れることが難しそう。小屋を作ろうと思ったときから、そんなことばかり頭をめぐっています。まあ。あれこれ考えている間が楽しいのですが。初めは何とか年末をめどにと思ったりもしましたが、二、三年かけてゆっくり楽しむのもありかと思ったり。思い起こせば今年の正月は工房の裏の物置兼作業小屋を作っていました。はるかむかしのことのように思えますが。

2023年8月26日土曜日

信玄餅

 昨日のお客さん。何組か来てくれたのですが皆さん海外から。その中でも前にも来てくれて、二度目のお客さんといろいろと話し込んでしまいました。現在住んでいるところが山梨というので、母方の出が交付の近くだという話をすると、まさにそこに住んでいるというのです。母方の姓も知っているというではありませんか。嬉しくなって色々な話をしました。中でも信玄餅が食べたいという話。あのぷりぷりして黄な粉と黒蜜がかかったお菓子。叔父が酔っぱらうと唄ってくれた武田節の話まで。実は春先に動画で練習してすらすら歌えるようになったことも。子供のころに山梨のひなた村というところでひと夏、絵を描いて過ごした思い出も。今では廃村になってしまったという事まで。昨日はその他にも海外からの方たちとずいぶん話をしました。不思議な懐かしい日でした。

2023年8月25日金曜日

ノジギク

 今週の朝ドラ、サブタイトルはノジギクです。菊の品評会に主人公の万太郎がノジギクを見つけてきたというお話。ノジギクは西日本の海沿いの岩場などに自生する原種との事。実は我が家の庭にも群生しています。大昔、釣りに行ったとき岩場に群れ咲いていた白いきれいな花。一株持ち帰って庭に植えたら気がついたら広がってくれました。どうやら地下茎で増えるようですが。後ほど調べたらサツマノジギクの様でした。今朝テレビで見たのとほぼ同じ。ただサツマノジギクには葉に白い縁取りがあり葉の裏には産毛が生えています。今年はなぜか黄色くなって枯れかかっているものも多いのですが、毎年暮れに白い花を咲かせてくれます。我が家のお正月飾りはこの菊と、自生の南天と万両と決まっています。お店で買ってきた花は飾ったことがありません。工房の花瓶にも庭に咲いている花を生けます。花を生けるのは息子の仕事。花を育てるのは私の仕事とそれぞれ役割が決まっています。今年は前半あまり庭の世話が出来ずに、ノジギクは消えてしまったかと心配しましたが、どっこい生き延びてくれていました。その時、雑草を抜いた後、肥料を上げたのが良くなかったのかもしれません。野性の植物は余計な養分は必要ないのでしょう。枯れかかった原因かもしれません。朝ドラも九月までとか。終わってしまうと思うと寂しくなります。植物の勉強、いろいろ学習させてもらいましたので。

2023年8月24日木曜日

釉掛け

 朝も暗いうちから工房で釉掛けです。庭仕事もしないで。掛けはじめたら一気に掛けないと、剝れてしまいます。何とか今日中に終わらせたいので。先日、ほぼ復活した青の釉薬です。せっせと励みました。こんなことずいぶん久しぶり。朝のラジオ放送、聴きながら。夕方には何とか終わらせることが出来ました。今回作った釉薬がかなり底が見えてきました。明日、ほんのちょっと改造しながら作り足そうと思っています。

2023年8月23日水曜日

はなれ

午前中をかけてはなれを片付けました。足の踏み場もないほど、とっ散らかっていたのです。特に、夏に行った二つの展示。大阪と四国のデパートから戻って来た段ボール箱が積み重ねて置いてあります。まだ中身を出してもいません。それを全部開けて仕分けをして、あとはそこらじゅうに散乱していた段ボールを押し入れに片づけました。先日押し入れは整理しておいたので。そんなことでだいぶすっきりしました。冬に、はなれに倉庫を建てた後の道具類もまだ片付いていません。そちらはこれからぼちぼちと。そろそろ何かを作りたいという虫が動き出したので。

2023年8月22日火曜日

釈然

 釈然としません。一応合格点をあげてもよいと思うのですが。青い色、狙い通りの。三つ作った内で一番期待してなかったのが最も良い結果でした。後の二つは溶け不足。まずその点が気に入りません。もう一つは色。濃いブルーを求めてその通り出たのですが、今度は前の色の方が良かった気がして。色とか溶け具合とかは、釉薬の掛け方でも随分変わってきます。まだ慣れていないだけなのでしょうか。まだまだ微調整が必要。おそらく満足のゆく結果なんて一生得られないような気がします。ああすれぼ良かった、こうした方が良いのではと日々迷いばかりです。なんだか達成感よりも徒労感が積み重なっているように感じられます。とりあえず今夜はお祝いすることに決めましたが。

2023年8月21日月曜日

定期検診

午後から病院に行きました。定期的な薬をもらうためです。すると。いつもお世話になっている医師は一週間のお休みとの事。看護師さんから「すいませんねえ 」といわれて、ちょっと困ってしまいました。皆さん、よんどころない事情がありますから。今日の医師は孫ほど若い人。血圧が高かったので血圧手帳を渡されてしまいました。三か月間毎日はつけろとか。終わった後、見るとカルテには到着してすぐのデーターが書き込まれていました。ちょっと落ち着いたら、ほぼ正常血圧に戻っていたのですが 。二度目に計ったデータはいったいどこに行ってしまったのでしょうか 。それも深く考えないことにしました。いろいろ考えると疲れますから。何年か前に立てたその年の目標が「深く考えない、すぐ忘れる」だったのを思い出しました。                                                                                                                                   

2023年8月20日日曜日

金継

 古くからの陶器の修理法として金継ぎというのがあって伝統的な技術として継承されてきました。漆でくっつけて金粉で装飾するというものです。しかし現代では接着剤とアクリル系の素材で簡易的に修理することが多いようです。工房でも、以前売った器の修理を頼まれることがあります。接着剤も日進月歩でより丈夫で取り扱いも簡単な素材が出ています。そんな材料を今朝注文したところ、まさに修理の依頼がとびこんできました。見たところ角がちょっと欠けた程度で、修理の練習にはうってつけの器です。練習などといっては失礼な話ですが、スキルアップにはもってこい。新しい素材も使いつつ、何とか奇麗な直しに挑戦しようと思っています。

2023年8月19日土曜日

釉薬

 青の釉薬がとうとうなくなりました。正確には材料がです。もう二十年以上使っていたのですが。材料屋がやめてしまったようです。創業百数十年という老舗です。その釉薬に変わるものを何とか作ろうと頑張っているのですが、いまだに満足するものが出来ません。息子は別のアプローチでもう少しというところまで来ていますが。こっちもあとちょっと。今日も三種類、新しい釉薬を作ってみました。毎回、イメージだけは素晴らしいのですが、窯を開けてみるとあと一歩及ばず。その一歩の遠い事といったら遥か彼方のように思えてなりません。

2023年8月18日金曜日

夏の庭

 暑さが厳しい屋久島の夏。元気に花をつけているのはルドベキア、センニチコウ、アゲラタムノゲイトウぐらいでしょうか。他の花はほとんど枯れたか消えてしまったか。後は観葉植物がかろうじて生き残っています。今年はことのほか過酷で雨が多くて根腐れしたものが多いようです。それでもサースやノブドウ、山帰来はっ曽我に元気で他の植物を圧倒しています。毎日それら招かれざる客たちと格闘しておりますが、いい加減こっちも消耗気味。まあ、ネバーギブアップで戦い続けてはおりますが。

2023年8月17日木曜日

コリウス

 種から育てたコリウス。だいぶ大きくなってきたので、地植えにしようと一週間ほど前に陽の当たるところに移しました。するとあまりの日差しに、すっかり元気がなくなって瀕死状態です。今朝それを地植えにしてみました。有難いことに雨が降ってきて、まさに恵みの雨となりました。これで何株かでも生き延びてくれるとよいのですが。しかし人間にはこの湿度は中々きついようです。まるで梅雨に逆戻りしたような感じで、息苦しささえ感じます。お盆も過ぎてこれから日に日に秋めいてきそうですが、台風シーズンもこれからが本番。まだまだ気が抜けない日々が続きそうです。

2023年8月16日水曜日

残暑見舞い

 お盆も終わりですねえ。日もだいぶ短くなりました。夜明けも遅くなりましたし、夕暮れも早くなりました。アキアカネが飛ぶようになるとますます気配が変わってきます。「なんだか今年は入道雲がもくもくする日があまりなかったわね」。今朝の散歩のときのカミさんの言葉です。確かに雨が多かったという印象です。これから残暑が厳しくなるのでしょうか。くれぐれもご自愛ください。

2023年8月15日火曜日

シロクマ

 夏ですねえ。夏と言えばシロクマです。と言ってもカップに入った氷菓子ですが。近所のよろず屋さんで売っています。練乳の入った氷に小豆が二十粒ほどと缶詰のミカンが二切れ後は缶詰のパイナップルのかけら。それだけですが昔からこれを口にすると夏だなあといった気分になります。先日同じメーカーのマンゴーシロクマというのをまとめ買いして冷凍庫に入っているのですが、やはり食べなれているせいかシンプルなシロクマが口に合います。その会社は鹿児島でスイミングスクールというのをやっていて、子供が小さいとき一週間ほどお世話になりました。おかげで二人とも泳げるようになってくれました。夏になるとあの頃が懐かしく思い出されます。真夏に動物園にもよくゆきましたっけ。汗をかきながらフラミンゴや象をみたことをおもいだします。

2023年8月14日月曜日

お盆

 2023年のお盆です。午後はお里帰りの家族の陶芸体験をしました。当たり前ですが、昔、幼児だった記憶しかありませんが、それが今やお母さんそっくりの母親になっていました。子育て真っ盛り。歴史は繰り返すといいますが、人間は何世代にもわたって、くり返しながら血をつないでいるのだと改めて知らされました。もうこの世にいなくなったご先祖様たちも、同じ思いで見つめているのでしょうか。

2023年8月13日日曜日

ダルマストーブ

 家の入口のガラクタガーデン。もっと。何か置くものを増やして、よりジャンク感を出してゆきたいのですが、手元にはなくなりました。リュウゼツランやソテツ、ユッカなどそれらしい植物もおいてみたのですがどれもまだ小さな株ばかり。何かないかなあと考えていたところ、ふと大昔使っていたダルマストーブを思い出しました。今から何十年も前でしたか、確か屋根裏にあったはずと探してみました。やっとの思いで埃をかぶって片隅で眠っているのを発見しました。若い頃、使わなくなって運びあげたのですが、この年になると重すぎ。腰を痛めないように時間をかけて引きずりおろしました。軽トラに何とか乗せて家の入口まで。苦労して運んだ割には、庭はあまり変わりばえしませんが、ちょっとだけにぎやかになったような気分。やはり時間をかけて植物を育てることが第一かなと思います。

2023年8月12日土曜日

墓参り

 お盆前の墓参りに行ってきました。台風で花屋の花がないので庭で摘んで。夏は休眠期であまり咲いてませんが。ルドベキアが二種類とパープルファンテングラスやペンタスなど。どちらかというと地味な花たち。それでも庭で咲いている花だからじいちゃんが喜びそうとはカミさんの言葉。何とか大禍無くお盆が迎えられそうで何よりです。

2023年8月11日金曜日

挿し木

 昨日、台風で倒されたレモンを起こしました。その時に少し剪定してあげました。その、枝を捨ててしまうのがもったいないので挿し木にしました。まあ、一本でも付いてくれればラッキーぐらいの気持ちではありますが。ちょっとのつもりでしたが百本近くできてしまいました。それと、台風接近中にフェリーが動いてくれた日があって、その日に届いた植物たちも同じ挿し木用土に植えこみました。主にシンゴニウムやモンステラの様な熱帯植物たちです。こちらも根が出てくれると嬉しいと思います。朝から太陽がのぞいて、夏の日差しが戻ってきました。気がつけばもうすぐお盆、お盆を過ぎると夏も終わりです。今年は不思議な夏になりそうです。

2023年8月10日木曜日

復旧

まずは水道から。もちろん自分で川から引いている山水です。川は増水で恐ろし勢い。水源は水の勢いでいろいろな人のパイプがぐしゃぐしゃ。それを整理して何とか水が来るようにはなりましたが、全身がずぶぬれ。着替えをして工房の周りから。雨どいに絡んでいるノブドウの蔓を切ったり、雑草を整理したり。やることがいっぱい。そのうち体験のお客さんが来て手びねり指導。お休みムードからいきなりフルパワーで、体がついてゆきません。ぼちぼち戻してゆきたかったのですが、現実は甘くないようです。 

2023年8月9日水曜日

お久しぶりです。

 ご無沙汰いたしました。ずいぶん、この日記、お休みしてしまいました。五日ぶりですか。前に、手のけがで入院した時以来でしょうか。人の体はいろいろ起こるものです。怪我だったり体調不良だったりと。おまけに台風まで。今度の台風、迷走の挙句、屋久島では雨がひどくて、累積ではどれほどの雨量だったのでしょうか。梅雨から毎日のように続く雨空で、昔観た「浮雲」という映画が浮かんできます。ひと月に三十五日雨が降ると言った。若いころ、雨が多いと足にカビが生えると教えてくれたじいちゃんがいましたが、今年はそんな感じです。体調もおかしくなるというものです。まあ、何とか復活しましたが。その話はまたいつか。さて台風被害ですが、先ほど雨の事は書きましたが、雨が続くと地盤が緩んでそこに風が吹くと樹が根こそぎ倒されることが起こります。工房も、まさに裏口を横倒しされた樹がふさいでいます。その他DIYで建てた倉庫のアルミサッシのドアが倒れていました。危ないかなとは思ったのですが案の定。ただ、運の良い事にガラスは無事でした。もう一枚は昔、やはり台風で倒されたときに粉々になってしまったのですが。近くに置いてあったセメントが雨でぬれています。雨が上がったら処分しようと思っています。ほかにはベランダの植物が何鉢か枯れてしまったぐらいで済んだので不幸中の幸いと言ったところでしょうか。明日からぼちぼちいつもの暮らしに戻してゆこうと思っています。

2023年8月4日金曜日

迷走

 台風が戻ってきそうです。これまでに西に向かっていたのが、今度は東。予想では直撃はま逃れそうですが、こればかりはわかりません。昔、親鸞聖人は「明日あると思う心の仇桜,夜半に嵐の吹かぬものかは」と歌いましたがまさしくそんな感じです。今日、娘家族が帰ってくる予定でしたが今回は見合わせになりました。旅行を計画している人たちは悩ましい思いでしょう。普通に暮らしていても冷蔵庫の牛乳がなくなるとか食べるものをどうしようとか、停電に備えたり、庭の植物の管理と頭が痛い事ばかり。災害列島に暮らしているのですから、日ごろの備えをしっかりしないとと、この時ばかりは痛感します。

2023年8月3日木曜日

チャドクガ

 昨日、工房の中を何匹もの巨大な毛虫が歩いていました。息子が見つけて何だろうと。庭を探すと、椿の枝にたくさん蠢いていました。調べたところチャドクガらしいとの事です。毒蛾という事で触れると赤く腫れて痒くなるようです。おまけにアレルギーを起こして次にやられると、腫れもひどくなってなかなか治らないとか。調べると、薬剤で対応するしかなさそうです。今日、散布するつもりでしたが、風が強く、雨も降るしで、噴霧器が使えません。止み間を見つけて撒いたのですが、全然届きません。それにしても、どういう理由で家の中に入り込んでくるのでしょうか。雨に濡れたくないとか、風をよけるためとか。以前、ヤスデが大発生した時も家の中に入ってきたのですが、やはり、雨で土の中にいると溺れて死んでしまうようです。ちょうど台風シーズンで、激しい風雨で避難してきたのかもしれません。毒をもつ虫は色々います。蜂やムカデ等。しかし毛に毒がある生き物にはあまり遭遇したことがありません。自然界には摩訶不思議が沢山あるようです。

2023年8月2日水曜日

ソテツ

 毎朝の散歩でゆくコースは海の近くの公園です。公園と言っても、鹿児島の大企業である観光会社が長い間手を入れてきたところですが、最近はほぼ放置状態で荒れ放題になっています。しかし昔植えた植物たちは自力で生き続けています。春に道で沢山のソテツの種を拾いました。硬い殻に包まれた種です。それを拾って帰って、工房で水をあげていました。4か月近くたって、いくつか芽が出てきたようです。今朝、犬を散歩させていたら、道端でソテツの新芽を見つけました。柔らかい土だったので手で簡単に採ることが出来ました。持ち帰って、手持ちの鉢に植えてみました。工房で芽を出したものと合わせると数株の苗になります。これから育てると大きくなるのに何年かかるのでしょうか。何とか枯らせることなく育ててゆきたいと思います。実生から育てる植物。わが子のように楽しみになります。健康ですくすく育ってほしいと。

2023年8月1日火曜日

牛乳

 朝から買い物に出ました。台風の動きが怪しいのです。船は昨日から欠航です。動きが遅く下手をすれば一週間は来なくなりそう。牛乳を買いに行くというので一緒に出掛けました。ついでに買い物券の発売日とかで、商工会まで行きました。ところが物凄い行列。まあ、一万円で一万三千円の買い物ができるというのですから、この生活の苦しい時代、使わない手はありませんから。長い行列で倒れそうでした。おまけになかなか進まないし。何とか予約券を手に入れて本券は後で。買い物の帰りに寄ったのですが、午後でもまだ大勢が並んでいました。お店はどこも棚がガラガラ。冷凍品と乾物を何とかゲットしました。世間は、今日は雨風も大したことはありませんでした。現在、西に向かっているあの台風がまさかUターンして戻ってくるなんて、誰も信じることが出来ませんよね。