2020年11月16日月曜日

 孫の顔を見に行ったカミさんが戻ってきました。三泊四日のミニ旅行。福岡まで直行便ができて、乗ればあっという間です。と行ってもこっちは乗ったことありませんが。もっぱら、高速船と新幹線の乗り継ぎ。それでも朝出ると昼には博多ですから、楽なものです。屋久島に来た50年前は、フェリーに乗って鹿児島に着くのは夜、それから汽車に揺られて、特急でも博多は真夜中でした。半世紀で様変わりしたものです。現在目指している飛行場のジェット化が実現すればどんなことになるのか見当もつきません。もっともそれまで生きてることはないと思いますが。そういえば、随分長いこと島を離れていません。昔は筆や絵の具を買いに鹿児島に出たものですが、今はネットでなんでも手に入ります。ていうか、鹿児島では手に入らないような専門的な材料もなんでも買えてしまいます。ある意味、交通手段の発展よりも、ネット販売の進化の方が進んでいるかもしれません。ただいくら通販が発達しても、結局その場所にゆかなければ、そこの空気や景色を体感することはできません。だから、この時代にも、遠くからこの屋久島に足を運んでくれる人がなくならないのだと思います。ここでしか買えない焼き物、そんなものを作ってゆきたいものです。