2020年11月18日水曜日

軽トラ

畑作りの苦楽を共にした我が愛車。軽トラがついに寿命を迎えた。あっちこっちガタがきていたのをなんとかだましだまし乗っていたのだが、もうこれ以上は無理だというので、次の車を探して、ネット販売でなんとか探して、昨日届いた矢先、ハンドルが言うことを聞かなくなった。切ってもゆらゆらして思う方向に曲がってくれない。なんとか、家のすぐ前にある廃車置き場まで移動して、隣の修理工場に事情を話すと、腐って前が落ちたのだろうと言う。よかったねえとも。確かに道路を走っていて、そんな状態になったら、恐ろしい事故が起きていたかもしれない。荒れて、大島草に覆われていたところを、夜エンジンをかけながら、ライトの明かりを頼りに一株一株、根っこを起こしていった。そんな思い出が蘇って、まさに相棒として老体に鞭打って頑張ってくれた。それが、車検が切れた日に合わせたかのように力尽きたわけで、機械は長く付き合うと、不思議と魂が通うと言うが、まさにその通りになったから不思議。最後に箒で綺麗に掃除して、お礼を言って別れてきました。次の軽トラがおそらく我が人生最後の愛車になることでしょう。これから、どんな付き合いになるのでしょうか。