息子が歯医者に行ったので、少しゆっくりできるかなと思いましたが、そうは問屋が卸してくれませんでした。珍しくお客さんが何組か。その都度作業場に下りるのですが。中の一人は海外からのお客さん。それも自転車で。ずいぶんゆっくりだなと思っていたのですが。彼の話。二年程前にきてコーヒーカップを買って帰ったのだけど誤って壊してしまったとか。わかりにくい英語です。どこの国からと尋ねるとスイスとの事。数を数える時アンドウトロワと言ってました。日本が好きでよく来てるようです。以前、京都で買った急須を母親が割ってしまって探しているというので、大昔に焼いたのを見せると、気に入ってくれて、買いたいけど、バッグが小さすぎるので明日もう一度出直すとのこと。結構、熱心に作品を見てくれました。国籍は問わず、共通の感性の人がいるものだと不思議な感慨を持ちました。一期一会はどこに待っているのか。思いがけない出会いを感じてしまいました。