今朝は、我が家のメインツリー、シマトネリコの枝を切りました。大きく育って、見事に枝を広げていますが、育ちすぎて、隣のレモンの木に日が当たらなくなってしまいました。脇から伸びている枝を切ろうとしたのですが、硬くてなかなか刃が立ちません。昨日、一生懸命、目立てしたのですが。悪戦苦闘して何本か、切り落としましたが、葉が茂っていて、軽トラが重さで悲鳴をあげそうでした。トネリコという木はヨーロッパでは農具の材料として使われたようです。粘りが強くて丈夫だからとか。工房の棚の上にカヌーが上がっています。80年代、まだドイツが統合する前の東ドイツ製です。組み立て式のカヌーで、ファルトボートというのが本当の呼び方です。骨組みはトネリコで出来ています。軽くて、波にもまれてもしなって丈夫。四十年たっても健在ですから。切った枝を、そのまま捨てるのは惜しいので、乾燥させて陶芸の道具を作ろうと思っています。昔から、島で育った硬い木。モッコクや山桜で作ると、一生モノの道具になります。