焼酎カップを削りました。削りというのは陶芸をやっている人の専門用語です。陶芸作業には独特の言い方がありまし。削りに使う台をシッタと呼びます。窯の中で棚を組むのに使う支柱はツク。釉薬の事はクスリ。先日体験に来た方がこれはどういうクスリですかと、聞かれて、どこかで習っている人だとすぐにわかってしまいました。そのことを尋ねると、「ハイ、チョット」という答え。これも定番です。おかしなものでほとんど同じリアクションをします。これはどうやら世界共通。昨日の中国からのお客さんも不思議と、臭いでわかってしまいました。この仕事、長くやっていると器を手にしただけで、同業者だと分かってしまうものです。