朝の庭仕事。草を取っていたらコデマリ木の根元にミカワノギクが咲いていました。濃い紫の小さな花。昔東京の実家の庭に咲いていたミヤコワスレにそっくり。可憐な花で雑草に覆われたとき多分消えてしまったと思ったのですが、どっこいしぶとく生き残っていました。それも株を何気に増やしながら。本当にうれしくて思わず声をあげてしまいました。いったんは消えたと思った花が生き残っているのを見ると胸がきゅんとします。大昔鹿児島の木市で手に入れたものです。ネットで検索しても、なぜかその植物はヒットしません。別の呼び方があるのかといろいろ調べましたが出てきません。ノコンギクが近い気がしますが、画像で見るよりも色がもっと濃く、ノコンギクの花期は秋というのです。今花が咲いているという事は別の植物という事でしょうか。息子に、その話をするとノギクは複雑でなかなか判別が難しいとの事です。確かに家の庭に広がっているシロギクは前からそこで育っていたヨメナらしい植物と交雑して、薄い紫に変わってきています。ノギクや野バラのような自然界の植物は、様々な条件で微妙に変化しながら生きているのでしょうか。