2020年9月13日日曜日

絵具溶き

絵付けの仕事で最も大事なのは筆と絵具です。筆はここ数年新しいのは買ってませんが、長年使い込んだのがたくさん鳩サブレの缶に入っています。絵具は一色ずつ容器に解いて使っていますが、ちょっと前まではプリンやヨーグルトの容器を利用していました。ところが最近、豆腐の小分け容器が使いやすくて愛用しています。家で食べた後の容器を貯めておいてもらいます。それを決まった段ボールの箱にしまっていたのですが、その箱がなぜか見つかりません。昨日から何時間も探し回りました。とうとう諦めて、何か他の容器を探そうかなと思っていましたらふと頭に浮かびました。あれって、ひょっとして捨ててしまったのではということです。春に豆雛を作った後、使いそうにないものを処分してしまったのではと。そして、使いやすい豆腐のケースはどこかにしまったのではと。休憩室のタンスを探してみました。ありました。きっちりと重ねて、しっかりまとめておいてありました。なんだか喉に引っかかった骨が取れたようななんとも言えない晴れ晴れ気分になりました。それにしても、歳をとるということは困ったものです。わずか半年前のことが頭からすっかり抜けてしまうんですから。なんにしても、問題解決で、ホッとしています。春に使った絵具も出てきました。



ラップしてプラスチックケースに入れておいたら、今でも使えそうです。ケースの密閉度には脱帽します。