2020年9月3日木曜日

宿命

初めて屋久島に来た時も、台風で欠航が続いて、やっと船が出航した日でした。1972年の七月でした。あれから四十八年、どれほどの台風に見舞われて来たことでしょうか。工房の瓦が飛ばされて、雨漏りで家の中がずぶ濡れになったこともありました。窯のレンガの煙突が倒されたこともありました。台風がらみで色々な出来事が思い出されます。そして、令和二年、台風10号が向かっています。息子はヨーロッパモデルやアメリカモデル、米軍モデルと様々なコンピューターシュミレーションを比べながら一喜一憂しています。一喜はありませんから一憂二憂しています。何れにしても相当の影響は間逃れ得ないことでしょう。まあ、命までは奪われないでしょうから、希望を捨てずに耐えてゆこうと思います。とりあえず、明日は備蓄用の食材を仕入れに行こうと思います。島に台風がくればまず停電です。そして水の確保。島を通過する一日か二日、なんとか過ごすことができれば、あとは成り行きでなんとかなると思います。 体験作品を濡らさないようにすること。焼きあがった作品を壊さないようにすること。



この二つがまずは優先事項です。