2020年9月22日火曜日

野良

 昨日の朝、里芋の畝の近くで草を取っていると妙な葉が見つかりました。最初はワルナスビがこんなところに生えて来たかと思いましたが、棘がありません。それではオクラかなと思ったのですが、何か違います。もっと切り込みが深く、いかにも外来植物という雰囲気でした。ネットでもしらべてみましたが、わかりません。今朝も、別の里芋の畝に同じ形の葉を見つけました。昨日の畝はビニールでマルチをしていましたが、こちらはマルチなしです。でも、里芋の畝だけからなぜこの草は出て来たのか、謎が深まります。しばらく草取りを続けているうちにあることを思い出しました。梅雨が終わって、畑が乾燥し始めた時、畑の脇に積み上げていた草を畝にしいたことをです。野菜の残渣や雑草を積み上げて、ビニールシートをかぶせておいたものです。そこに、台所から出た野菜くずや生ゴミも混ぜていました。それで、ハッと気がつきました。あの草の正体は、なんとパパイヤではないかと。



毎朝のスムージーにハウスで育てたパパイヤを使っていました。その時タネは生ゴミ容器に入れてたのです。あれから、2ヶ月、今頃芽が出て苗になっていたとは。実は夏に一度、育苗箱にタネをまいたことがあります。しかし、全く芽が出ず、諦めました。それがなんと、捨てた方のタネが育っていたとは。偶然発芽の条件が揃ったのでしょうか。最初に見たとき、三、四本だろうからちょうどよく、畑の隅にでも植え替えようと思ったのですが、よく数えると20本近くあります。これは考えなければ。変なところに植えたら後々どうしようもなくなりそうです。せっかく出てきた苗ですから、無駄にはしたくありませんし。我が家の畑はどんどん野良天国状態になってきました。これからどうなることやら。