工房の入り口のベンチのところで、モンステラがたくさんの実をつけています。
台風10号の風にも負けずにしっかり頑張っていました。ところが一昨日の朝、二つほど地面に落ちて蟻がたかっていました。どうやら完熟して落下したようでした。拾って工房に置いておきましたら、工房中にむせ返るような甘い香りが充満してきました。これまで、この実が甘いということは知っていましたが、姿を見ると口にする気がせず、落ちるに任せていました。去年初めて恐る恐る食べてみたところ、その濃厚な甘さに びっくり、ただちょっとえぐみも感じられましたが。今年は家に持ち帰って、朝のスムージーに加えようと思っています。このモンステラ、最初はミニ観葉植物のセットを買った時、混じっていたものです。直径五センチぐらいのポットに入っていたのがいつの間にか大きく育って、工房の主のようになってしまいました。生命力がものすごく、切って捨てた葉から根を生やして、あっちこっちに広がっています。家の方にもなん株か、どんどん巨大化しています。あの時10種類ぐらいあった観葉植物達もいつの間にかほとんど消えてしまいました。ただいくつか屋久島の気候にあったのがあります。その代表がモンステラです。他に、自宅の入り口の脇にセロームがやはり巨大化しています。もう一つ、ベランダに、名前は忘れてしまいましたが、大きな鉢で二階のテラスまで伸びて、大株になったのがあります。そちらも育ちすぎたので、一度切り詰めたのですが、気がついたらまた大きくなって、重すぎて動かすことも難しくなってしまいました。それにしても、モンステラとはよくも名付けたものです。まさに、化け物のような生命力です。