今朝、畑のサトイモを掘ってみました。もう、地上部は完全に枯れて、手探りで掘りました。少しでも芋があればと願いつつ。今年でサトイモを育てて4年目ですが、これまでで一番苦戦しました。なんとか枯れないようにするのが精一杯。秋には姿がほとんど消えてしまいました。先日、町のスーパーを見てみましたが、ほとんどの店に並んでいませんでした。わずか、農協系のスーパーの片隅に、ほんのおしるしのように見かけただけでした。おそらくどこも不作だったのでしょう。手で探りながら掘って、なんとか小さな芋がショボショボ出てくる有様です。影も形も無くなっているところもありました。それでもかき集めるとそこそこ家族が食べるぐらいはなんとか集めることができましたが。サツマイモは全滅でしたから、それでもまだマシだったのかもしれません。近頃のニュースでは、野菜が豊作で、特に大根や白菜は値崩れして、廃棄するところもあるとか。需要と供給で価格が変動するので、こういう事態も起こるのでしょうが、なんとかならないものでしょうかねえ。別のニュースでは春菊から、異常に高い濃度の農薬が検出されたという話もありました。今年はいつになく暖冬で、虫たちもまだ元気に活動しています。この時期、蚊に刺されたり、畑にはコオロギが動き回っています。これでは虫食いで、商品価値がなくなってしまいます。だから、農薬散布せざるを得ないのでしょう。もう少し、野菜の販売方法を見直さないと、農薬漬けの野菜で、体に異変が起きてしまうのではと心配です。難しい問題だとは思いますが。