2020年12月29日火曜日

ねじり鎌

 今年一番お世話になったのがねじり鎌です。ある、農作業ブログで紹介されていたのを真似て買ってみました。普通の草刈り鎌よりも歯に厚みがあって、草を刈るというよりも、土ごと掘り起こす感じで、草取りと耕運を兼ねてやってしまうことができるのです。一つだけ欠点といえば、一度手から離すと、小さいので探すのに苦労することでした。あとはたまにグラインダーで研いでやればすぐに切れ味も復活してくれます。今日の午前中、工房の裏の野焼き窯の周りの草を取って、窯で草を燃やしながら作業をしていました。途中でねじり鎌がなくなっていることに気がつきました。いくら探しても出てきません。はっと思ったのが、窯の中ではないかということです。刈った草と一緒に燃やしてしまったのでは。慌てて棒でひっかき回したのですが、見つかりませんでした。どうやら手遅れだったようです。お世話になり、手に馴染んだ道具を失うのは、残念でなりません。一年間よく働いてくれたことに感謝して、来年、また新しい道具で草取りに精を出そうと思っています。とりあえず、ご苦労様でした。