2020年8月20日木曜日

懸念

午後三時ごろ、突然防災無線から町長の声が流れました。屋久島で新型コロナの感染者が出ましたとの知らせでした。とうとう来たかというのが最初の感想です。と同時にどうしようかとの思いも。我が家には重い基礎疾患を持った子供がいます。まずはどうやって守ったら良いのか。同時に家内も高齢者ですから、共にどう防備すべきかと。放送では詳しい情報は夕方発表するとのことでした。ただ、風評を流したり、医療機関にむやみに駆け混んだりを戒めていました。確かにそのとうりです。でも、今後の情報がどの程度までもたらされるのか、そして、現実に感染したときどう対応したら良いのか、あまりにもわからないことばかりです。もし自分が感染したら、島の病院が受け入れてくれるのか。おそらく無理だと思います。では鹿児島本土に送られるのか、その場合はどのような交通手段が使われるのか、家族にもし感染者が出た時、例え無症状だったとしても、どこで養生したら良いのか。それ以前にPCR検査は島で受けられるのか、次々とわからないことが浮かんできます。おそらく島民全てが同じ思いではないでしょうか。まさに懸念ばかりが広がってゆきます。もう一つ、心配があります。それは発達しながら、こちらを伺っている台風があることです。今後の進路、発達状況、まだまだこれからではありますが不気味であることは間違いありません。不安ばかりが広がってきます。

そんな中今日もいつもと変わらぬ制作で一日を過ごしました。