八月十日に蒔いたにんじんのタネが全く芽が出ません。去年も同じことがあって蒔きなおしました。思い出したのですが、全く同じ農書を参考にしました。その人の書いていることが間違っているというより、この地域と我が畑の土とが合ってないのだと思います。袋を見ますと発芽適温が20度から25度となっていますが、ここは30度以上ありますし。それにいろいろな本を見ますと書かれている内容がバラバラです。乾かさないために水をまけもあればしっかり踏みつけて水を撒くなもあります。最初は水を撒きませんでしたが、途中から毎朝撒くようになりました。そういう軟弱なやり方も良くなかったのでしょうか。ところで、古い野菜畑という雑誌の中の記事で、この人の書いていることはうちの栽培法にあっているなあというのがありました。本にもなっていることがわかりました。早速調べて見ますともうすでに絶版になっているようです。十年前の本ですから。それではと中古で探しましたら見つかりましたが、値段がだいぶ高くなっていました、定価1600円が3000円近くします。一晩悩みましたが、思い切って買うことに決めました。それが昨日届きましたので早速読んでみました。
にんじんの種まきは一晩水につけてから蒔くと書かれています。手間はかかりますが、やってみる価値はありそうです。にんじんも暑さに強そうな沖縄の島にんじんの種を注文してみました。それから、時期ももう少し暑さが和らぐのを待って蒔こうと思います。野菜を育てるのは、順調にゆくときは簡単だなと思うのですが、一度失敗すると、なかなか次は苦労します。そんなところも陶芸とよく似ているようです。ていうか、どんなものでも、共通しているのかもしれません。野球だって、負け出したらどんどん勝てなくなってしまいます。スワローズの話ですが。去年の指定席にどんどん近づいているような気がします。そんなときはあれこれ必死に足掻いてやるしかないのかもしれませんねえ。何かきっかけがつかめるかもしれませんし。