午前中はそれぞれ別の仕事をしていましたが、夕方から同じ形のマグカップを作り始めました。集落から頼まれた、敬老の記念品です。今年はコロナの影響で敬老会が開くことができないため、記念の品だけを渡すことになったそうです。そこで、どうせなら地元のものをということで、工房の器を使ってくれることになりました。数がまとまっていることと、日にちが少ないことから、親子で作ることになりました。最近は分担して作ることが多くなって、本当に久しぶりです。ならんで同じものを作ると、違いがはっきりわかるものです。息子が作るものの方が繊細で端正です。それに軽い。それにひきかえ、我が仕事はよく言えば豪快、悪くいうと荒っぽいようです。
人間はたとえ親子でもそれぞれ違うことがよくわかります。ものを手作りするということはそこが面白いのかもしれません。