集落から頼まれたマグカップの素焼きが終わりました。125個の注文に対して160個作りましたから、十分だと思っていたのですが、なんと15個裏にキズが入っていました。ちょっと柔らかめで削ったので、あるいはと思っていたのですが。やはり。把手をつけるためには乾きすぎてはうまくつけられません。かといってこの天気です。空気が乾燥していて、あっという間に口が白くなってしまいます。致し方なく柔らかめで削ることになりました。そうすると、底が薄くなりますから、乾燥収縮の時、周りに引っ張られてキズが入りやすくなってしまいます。そうならないように、底をうんとしめたのですが。普通、予定数の二割増で作れば、間に合うのですが、今回はちょっと事情が違ってしまいました。もう少し作り足さなければならないことになりそうです。
話変わって、午後三時過ぎに畑に行ったところ、サツマイモが黄色くなって萎れ始めていました。これも、暑さと乾燥が原因でしょうか。農書を見ると、サツマイモは暑さに強いと書かれてています。しかし、これは想像を絶する暑さと乾燥です。サツマイモに水をやる人はいないと思いますが、非常事態ですから、撒いてみようかと思います。去年は窒素肥料のやり過ぎで、蔓ばかりがはびこって、全く芋ができませんでした。今年は窒素は控えて育てています。そんなこともあって、余計に元気がないのかもしれません。畑作業は作物の様子を見ながら、成長を助けることだと、理屈ではわかっているのですが、実際のところ、まだまだ経験が足りません。ほぼ、失敗の連続です。陶芸も畑仕事も、試行錯誤を繰り返して、少しずつ前進できるものなのでしょうか。