2020年8月25日火曜日

夏の名残

気がつけば八月も余すところ1週間を切ってしまいました。心配していた台風もどうやら逸れてくれそうです。朝の散歩も薄暗い中を歩き出すようになりました。なんだか、夕方のツクツクボウシの鳴き声が、切ない気分にしてくれます。今年は体験は無理かなと思っていたのですが、振り返ると大勢の方々が来てくれました。密を避けるために一組限定だったのですが。それぞれの人とのふれあいが思い出されます。八月の体験作品を素焼きし終えて、こんなにやったのかと改めて思い出されます。

まあ、これからが本当の仕事になるのですが。お客様の希望にいかに添えるように焼き上げるか。何しろ今年は特別な年ですから。おそらく、出来あがった器を見て、新型コロナで起こった様々な出来事が脳裏をよぎるに違いありません。それが、いつか、懐かしい思い出とし心に刻まれる日が来ることを祈らずにはいられません。