2020年10月13日火曜日

もぬけ

笑っちゃいました。ことを順を追って書きます。家の入り口の空き地に里芋が生えていました。去年植えて、いつの間にか消えてしまったところに、出てきたのです。枯れたと思っていましたが、生きていたようです。肥料もほとんどやらず、余った芋を適当に埋めたものでした。あまりまともに育ってませんが、時々液肥をあげて枯れないように見守っていましたが、この前の台風14号で完全に萎れてしまいました、今朝試しに掘ってみたら小さな芋が三つ四つついていました。なんとなく、勢いづいてハウスの後ろのサツマイモを掘ってみました。ここのところ、虫食いが酷くて、ほぼ枯れたようになっていました。黒いビニールマルチを剥がしてみますと、何もありません。もぬけの空です。どこに植えたのかもわかりません。ただ、畝間の茎のところに、うじゃうじゃ虫が蠢いていました。黒い体に黄色い斑点、ヨトウ虫だと思います。何箇所か畝を掘っても何も出てきません。何が起きたのか、ただぽかんとしてしまいました。去年もダメだったので、今年はマメに世話をしたのですが。芋用の肥料を農協の指導員に教えてもらって撒いて、耕運機で耕してビニールでマルチしました。草取りをしてツル返しをして、世話をしてきました。頭の中では大きな芋がごろごろなっている姿ができていたのですが。あのツル返しはなんだっとのだろう。虫にやられてはいましたが、芋はできていると思ったのですが。思い返すと、去年もダメで、同じような状態を窒素肥料の上げすぎでのつるぼけと思い込んでいました。それにしても全然芋ができてないのが不思議だったのですが。掘ってみて気がついたのはモグラらしき穴がたくさん空いていたことでした。モグラが悪さをしたのでしょうか。確かモグラは肉食だと思ったのですが。畑のミミズを食べるためにモグラが穴を開けまくって、畝の芋を枯らして、枝先から伸ばした根で生き延びた芋のつるの世話をしていたのかもしれません。まだ、本当の推測もつきませんが、ただ一つ言えることは二年連続サツマイモがダメだったということです。本で見ますと、難易度は最も低いということです。それができないということは、現在の畑仕事のレベルの低さを表しているようです。これからもう少し、勉強して、来年は大きな芋がごろごろ収穫できるように努めたいと思っています。