2020年4月30日木曜日

難航

思いつきで始めた豆雛作り。どうやら考えが甘かったようです。なかなか思うように進みません。なんとか屏風を立てることはできましたが、お内裏様とお雛様の座る台が収まらなくなってしまいました。屏風が厚すぎて手前にせり出したためです。しかし、薄くしすぎると華奢になって簡単に壊れそうです。なんせ素焼き止まりですから。仕方なく、台の後ろを斜めに切ってやっとなんとか収まりました。しかし、段に対してあまりにもギリギリすぎて、窮屈になってしまいました。

段を大きくすれば簡単なのですが、できるだけコンパクトに作りたくて悩んでいます。現代の暮らしはミニマムな、無駄を省いた生活を送る人が多いだろうと、なるべく小さいお雛様を作ることを思い立ったのですが。とりあえず、屏風と五人囃子も。それにひな壇も三種類。一段、二段、三段と作ってみました。あとは型取りですが、それぞれ別々に型を取らなければなりませんから、お雛様だけでも、十種類、それと、屏風と、段が三種類。合わせますと十四種類の型が必要になります。思っただけでも気が遠くなりそうです。あまり先のことは考えず、とりあえず、お雛様の型枠を作りました。

明日はいよいよ、石膏どりができるのでしょうか。