2020年5月1日金曜日

五人囃子

昨日まで、豆雛作りが難航していると思って焦ってましたが、よく考えてみると意外と順調に進んでいるような気がしてきました。だって、今日で五日目ですから。それで、なんとか十種類の人形を作って、最初の石膏型まで取れたのですし。今日のはまず、それぞれ種類別に型を作るための、元の型を作る作業です。五人囃子だけは、先に一つだけ型を作って、それ元に五種類の原型を作りました。今回作っている中では一番小さいもので、高さが1.5センチぐらいしかありません。その小さい人形に五種類の動きそさせるのですから、なかなか細かい作業になりました。笛を吹いている人、歌を歌っている人、それと三種類の太鼓を叩いている人、お囃子方の五人になります。

ところで三人官女の官女とはどう言う意味なのでしょう。ひとりはお酒を継ぐ係で、もう一人は三方を手に持っているようです。そして、後の一人は柄杓のようなものを手にしているように見えます。おそらくそれぞれに、何かいわくがあるのでしょう。一体雛飾りの風習はいつから始まったのでしょうか。江戸時代なのか、もっと古く平安時代なのか。調べてみたら、きっと面白い話が見つかるかもしれません。