昨日作った扁壺の原形が、朝見てみると、どうもしっくりきませんでした。そこで奥行きを深く作り直してみました。厚みが出て、なんとかおちつきましたが、それだけで半日使ってしまいました。午後は型取りです。割型にするために、まず半分のところに粘土を巻いて石膏をせき止めます。そのあと、もう一回り外側に粘土で壁を作って石膏を流し込みます。全部で八個、夕方までになんと片側の石膏型ができました。
本当はすぐに反対側も型取りした方が良いのですが、もう夕方になってしまいました。そこで、粘土が乾かないように濡れ雑巾をかぶせて、明日を待つことにしました。今朝は四時起きで頑張りましたので、もうだいぶ眠くなっています。ここのところのコロナ騒動で、気持ちが集中できず、畑仕事も陶の仕事ももう一つ乗らなかったのですが、ここへきてようやく少しずつ気持ちが戻ってきました。鹿児島県は、これから少しずつ経済活動も再開してゆこということのようです。島に観光局が戻ってくるのはまだまだ先のことと思いますが、嘆いても始まりませんから前を向いて進んでゆこうと思っています。