昨日の雨は、畑の野菜たちには恵みの雨だったようです。タネを蒔いたばかりの人参にとっても、きっと慈雨になったと思います。今朝は裏山での落ち葉拾いはやめました。滑って、転んでは大変ですから。その代わり、畑に野菜の苗を植えました。リーフレタスです。植えていると、幾鉢もポキリと茎が切れたのが出てきました。何かに食べられたようです。そのうちにとうとう見つけました。直径1センチ、長さ3センチほどの真っ黒いアオムシです。どうやら奴が苗を食べていたようです。何の幼虫だか、最後まで、確かめたい気もしますが、かわいそうですが、足で踏んづけてしまいました。畑作業は、時には生き物との戦いにもなってしまいます。工房では釉薬掛けをして、午後はソーサーを挽きました。洋の器は轆轤目を消して、シャープな造形を狙います。
そういう仕事をする時、わざわざ蹴り轆轤を使う意味があるのかなと疑問が湧いてきます。しかし、足で一つ一つ蹴って作ることは、どこか、目に見えない部分で、違いが出てくるのではと、信じることにします。