2020年3月5日木曜日

櫛目扁小壷

昼ごはんから戻ると、工房から大きな声がします。お客さんかなと、ドアを開けると、外国からの四人組。イギリス人のガイドさんが連れて来てくれたようです。ちょうど奥から顔が見えました。どうやら探していたようです。欲しいものがあるみたいだとのこと。いくつか手にしていました。中でも、一番に気に入ってくれたらしいのが小壺でした。同じ種類のがこちらです。

この仕事は、昔からよくやっていました。床の間に飾る花生けとして、主に焼締でした。近頃は、個展、から遠ざかっていますから、サイズを小さくして、一輪挿しになるように、そして手軽に持ち帰れるようにと工夫しました。色も、青のマット釉を重ね掛けして変化をつけます。コーヒーカップもだいぶできましたから、明日はそのシリーズを作ろうと思います。