2020年3月11日水曜日

岡本綺堂の庭

ここのところ、朝が起きれなくて、畑仕事が滞っていました。今朝は、珍しく体が軽く、朝から草取りをしました。どの野菜も、花が咲き始めて、そろそろ冬野菜も終わりが近づいているようです。次の種まきの準備が待っています。ハウスではミニトマトが、次々と色づいてきました。

ところで、昨日、病院で岡本綺堂の随筆を読んでいましたら、庭について書いているのに出会いました。彼は、花が好きで、一時は毎年50種類ほどのタネを蒔いていたそうです。花壇ではなく、空いているところにバラバラと蒔いて、荒地のような雰囲気が好みだそうです。一番好きなのが、ヘチマ。それからススキ、次はヒャクニチソウに鶏頭とのこと。ヒャクニチソウは、我が家も毎年タネをまきます。ところが、近頃はどうもうまく育たなくなりました。鶏頭も好きで、特に野鶏頭は野生化して、いたるところに出るようになりました。綺堂先生の趣味がだいぶ似ているような気がして、早速ヘチマのタネを注文してみました。他に、鶏頭もです。今年は真っ赤な鶏頭の上にへちまがたくさんぶら下がっている光景を目指そうと思っています。