ハロウィンが近いらしい。朝方、ラジオを聴いていると、今週のテーマはかぼちゃとのことでした。かぼちゃに関わるあれこれが語られます。かぼちゃといえば、夏に枯れてしまったことが思い出されます。去年もダメでしたし、一昨年は、一個だけ、実がつきましたが、収穫時期がわからずとてもおいしいとはいえませんでした。どうも、土が合わないのか、育て方が下手なのか、雨で腐ってしまうのか、相性が悪いようです。今年も、うどんこ病というのにかかってしまいました。この病気は土の中にいる菌が関わっているようです。そこで思いついたことがあります。この前読んだ、レ・ミゼラブルです。その中で、主人公のジャンヴァルジャンが警察に追われて修道院へ逃げ込む話が出てきます。寒い日の夜のことでした。逃げ込んだ畑で、一人の男が、瓜に鐘の形のキャップをかぶせていました。そして、その後保温のための布で覆う作業をしていました。なぜかその場面が思いだされ、ラジオでかぼちゃは瓜の仲間だと言ってたのとで、あれはかぼちゃではと思ったのです。なんのために夜、そのような作業をしていたのかというと、その晩は冷え込んだので、霜がおりそうだと思った男が夜中にもかかわらず、保護するために作業をしていたのだということでした。エッチングで描かれた挿絵が頭に浮かんだのです。
そうだ、冬にかぼちゃを育てたらどうかと、その時浮かびました。保温のためのビニールハウスも、今年はビニールを剥がしてません。早速タネを探してみると、さすがネットです。季節外れでも、販売していました。躊躇なく注文したところです。さて、思いつきで始める冬のかぼちゃ栽培、いったいどうなりますことやら。ところで、冬越しを目指す、トマトの苗も現在のところ順調に育っています。