2019年10月31日木曜日

耕運機

今朝は、久しぶりに耕運機の登場です。ハウスの後ろのさつま芋畑の半分のツルを取り除いて、鶏糞をたっぷり撒きました。それから、耕運作業です。ただ。そこまで移動するのが大変でした。新しい畑とサルよけのネットが邪魔をして、今になって気がついたのですが、通路がギリギリでした。こういうところはゆとりを持って作らないと後から苦労をします。四苦八苦しながら、なんとか移動して、混ぜくり作業を終えました。屋久島では耕運のことを「まぜくりかた」と言います。「なんのしいかたよ?」と聞かれると「畑のまぜくりかたよ」と答えます。中古の耕運機を手に入れて3年目になります。だんだんん出番は少なくなりますが、やはり強い味方です。

ところで、ここ二ヶ月、頑張っていた、絵付けの仕事がなんとか明日には終わりそうです。さて、次は何を作るか、思案中です。もちろん、本職の器つくりの他にという意味です。実は作りたいものがあるのです。それは大きな仏像です。観音様。以前鹿児島の美術館で、鹿児島出身の彫刻家、安藤堅の作品展を見ました。あの、渋谷の忠犬ハチ公の最初の制作者です。実は、戦争で壊れてしまって、息子さんが二代目を作りました。今も、美術館の二階のロビーには原型が飾られています。そこで見た観音像が心に残っていました。去年、それと同じものがオークションに出ていました。無理をすれば、買えない値段ではなかったのですが、家族に相談したら、あっさり却下されてしまいました。その時、それなら、あれに負けないようなのを作ってやるぞと、思ったのです。今年も、残るところあと二ヶ月。なんとか、年内に取り掛かる事だけでも、できないものか、それが、今年最後の目標です。