昨日、棚卸しに行って来ました。連休の終わったところでしたから期待していたのですが。お土産屋さんの方はそこそこの売り上げ。まあ、昔の最盛期から見るとまだまだでしょうが。なんせ、あの頃は泊まる宿もなくてバス停で人が寝ていたり、レンタカーも足りなくて、一般の車まで動員したほどでしたから。去年一昨年のコロナでの移動禁止から比べればだいぶ回復したなとは思いました。しかし、ホテルの売店の方は、厳しかったみたいです。棚も空白が目立ちましたが、売りきれててというよりも、業者さんが撤退したという感じ。まさに栄枯盛衰を感じました。我々、島内での販売に頼っている身としては複雑は気持ちです。昔は都会での個展が一番の収入源だったのですが。今はデパートのギャラーはどこも規模縮小とか撤退や閉鎖が目立っているようです。それにひきかえ、ギャラリーもネット販売に力を入れているようで、開催前にネット上で作品を展示して、予約販売するというのが定着してきました、しかし、焼き物は手に持って、初めて伝わってくるところが多いですから、どうなのかなと首をかしげるところもあります。時代の変遷で需要も趣向も変わってきます。大切なことは、時の流れに対応しつつ、自分の制作姿勢を壊さないこと。末長く生き残れるように日々工夫の毎日です。