工房に戻ってきました。釉薬の仕事です。屋根の修理をする予定でしたが、思ったよりも早く降りだしてしまいました。壊れた雨どいを何とかしたかったのですが。はしごをかけて登ってみたのですが、手が思うように届きません。屋根の上から やるしかありませんが、軒先ですから落ちたら大けがしそうで命綱が必要です。しかしどこにも手掛かりが見つかりません。思いついたのが家の反対側に立っているセンダンの木。その幹にロープを縛り付けて、屋根の上を越えて反対側まで伸ばそうというのです。そうこう考えているうちに、空模様が怪しくなってきました。前に、ペンキ屋さんから、濡れているときは絶対に上がらないようにといわれましった。滑りやすくて危険ということです。そこで今日はあきらめて、工房で仕事です。朝から本職、なんと、長い間、室内仕事をしてなかったことでしょう。勝手が違って、なかなか集中できません。昨日、鏡を見たら、陽に焼けて真っ黒でした。いったい何屋さんかと思いました。外仕事もあと少し。最後に危ない屋根仕事が待っています。