今朝、残りのパパイヤの苗を植えるところを作るため庭の整理をしていたら、すぐ側の杉山の方から、ギャーギャーという猿の鳴き声が聞こえました。まだ夜が明け始めた頃合いですから、どうやらその辺りで夜を過ごしているようです。まさか我が家の敷地をねぐらにしていたとは。どうりでハウスの中を荒らしたわけです。おまけにこちらはあと25本のパパイヤの苗を植えてゆこうというわけです。カミさんにその話をしたら、「お猿の楽園ね」と言われてしまいました。確かにこのままではそういうことになりそうです。確か国有林と民有地の間に南部林道を通した時、猿と人との住み分けというのも建設理由の一つだったと思います。それが今では平然と猿の群れが下りてきて、この辺りを荒らしています。つまり目的は達成できなかったということでしょうか。そのほか観光とか伐採時期がきた杉の搬出という理由がつけられていたと思います。島では自然破壊ではないかということで反対運動も起きていました。あの時反対を押し切って進めた工事は本当に結果を出しているのか、疑問に感じてしまいます。過去には、石油備蓄基地とかロープウェイとかの話が出ては、反対運動で頓挫しました。そして、今は馬毛島問題というのが起きています。いつの時代にも何らかの政治が絡んだ、問題が尽きないものです。どのような選択が良かったのかは、時間が過ぎて見ないと見えてきません。なかなか判断が難しいと思います。とりあえず、現実問題としては、果たして我が家が猿の楽園になるのだろうかということです。平穏に住み分けできることが、理想なのですが。