今朝も、空が白み始めた頃ハウスの脇の杉山の方から猿の声が響いてきました。やはり間違いなく、あそこをキャンプ場と決めたようです。雨の予報でしたので、何とか降り出す前にパパイヤの苗を植えたいと、汗まみれになって木を切ったり、草を抜いたり。散歩から戻って、ギリギリ降り出す前に20本植えることができました。終わったところで降ってきたので、ラッキーな日ということでしょうか。まだかなり残ってますが、あとは敷地の隅にでも植えてゆこうと思います。工房では昼前に釉薬と化粧土を作りました。我が工房の基礎になる大切な材料です。午後はその化粧を小皿や鉢に掛けました。今日が連休最終日。今年も、閑散とした日が続いてます。去年ははあまりに暇だったのでガレージを作りました。あれからほとんど進展のない一年が過ぎてしまいました。この先どれほどこんな暮らしが続いてゆくのでしょうか。国はオリンピックに向かって進んでいるようですが。今日は北海道でマラソン大会のシュミレーションをやったようです。鹿児島では聖火リレーに関わった6人の感染者が見つかっています。先日、屋久島で3人の感染者が出たあとは、ほとんどの人たちがマスクをしていましたが、ここにきて、外している人を見かけるようになりました。そりゃあそうですよねえ。今日のハーフマラソンの沿道にも多くの人が出ていましたから。あれを見たら、気持ちが緩むのも仕方がありません。「喉元過ぎれば熱さを忘る」とはよく言ったものです。この国はオールジャパンでどこに向かっているのでしょうか。水木しげるの戦争体験を描いた漫画に「総員玉砕せよ」というのがありました。兵隊たちを死に追いやったあと、司令官だけが戦場から上手に生き延びるという話でした。なんだか、今のこの国を見ているように思えて仕方ありません。一億火の玉。欲しがりません勝つまでは。そんな言葉が浮かんできました。