屋久島の今年の冬は、雨が多いようです。朝も、畑には下りることができず、ハウスでピーマンや唐辛子の収穫をしました。気がつけば、かなりの数なっていましたから。一昨日挽いた尺皿も乾いてくれず、小皿を作りました。
いつもは、粘土の塊をスライスしたタタラで作るのですが、今回はスラブローラーを使ってみました。こちらの方が、しっかり圧力がかかるので、変形しにくいと思います。ただ、この機械の欠点は端の方が薄くなるということです。そこで、寸法に切り分けた後、たたら板を使って、厚さを均等にするために、のし棒で抑えました。要するにうどんやそばを打つ要領です。一手間かかりますが、より均等な厚さで作ることができました。この前、ネットの動画で見た、人の影響かもしれません。人が、自分よりを丁寧な仕事をしていると思うと、対抗心が湧いてくるものです。ほんの些細なことですが、目に見えないようなところの気配りが、作品全体のグレードにつながるような気がします。