昨日から、アクセサリーの金具付けをしています。去年の今頃やっていた作業の続きです。早い話、途中で投げ出して、一年間放っておいたものです。手作りのペンダントトップに金具をつけようといろいろやってみたのですが結局うまくゆかなかったものなのです。穴を開けたところに、金具を差し込んで。固定しようといろいろ試しました。半田を流し込もうと考えましたが、どうやっても、うまく固定できませんでした。そこで今回は、接着剤を使うことにしました。一言で接着剤と言いましてもいろいろあります。エポキシ系が一番強度があるのはわかっていますが、細い穴に埋める方法が見つかりません。それに、もたもたしていると固まってしまいます。パテ状のものありますが、硬すぎて入ってくれません。そこで、ゼリー状の瞬間接着剤を流し込んで、そこに金具を埋め込みました。そこまでは昨日の作業です。今朝、もう固まっているかなと調べますと、どうも強度が足りないことに気がつきました。カチカチにはなりません。そんなの最初にテストしてからやればよいのですが、例によって、見切り発車で全部やってしまいました。調べると、ゼリー状のため、接着剤そのものが奥まで流れ込んでいないようです。そこで金具を抜いて、尖った針の先で突っついて、穴を広げて、金属の粉と焼いた土を細かく砕いたものを混ぜて、穴に詰めて、金具を指した後、瞬間接着剤で固めることにしました。どうやって粉を細い穴に入れるか、考えた末耳かきを使うことにしました。これがまさにぴったり、あまりこぼれずに入ってゆきます。奥までしっかり入れるために、トントン作業台に当てて、振動を利用します。それを何回か繰り返して、奥まで詰め込みます。恐ろしく時間がかかりましたが。最後に瞬間接着剤を流し込んで、その後、逆に瞬間接着剤で表面を覆った後、粉をパラパラかぶせました。今度は、どうやらしっかりと固まったようです。
そんなことで今日も一日が終わってしまいました。次に作るときは、穴を貫通させてピンで止めようと思います。だけど、使っている釉薬が流れる釉薬ですから、穴がふさがってしまうことが心配されます。新しいものを生み出そうと思うと、次から次へと、問題が出てくるものですねえ。