小屋を建てるには柱を立てなければなりません。一昨年の秋、指を粉砕骨折した、あの柱を寸法に切る必要があります。まずはその寸法出し。何しろ地盤がデコボコです。そこに束石を置いて柱の土台にするのですが、その前に地面の高さを測る必要があります。水盛管というもので柱一本一本の高さを調べないといけません。一昨年、準備していた道具を使ったのですが、測る度に示すメモリが動いてしまい使い物になりません。半日いろいろやったのですがらちがあきません。そこでパイプだけにして、水を入れたところ何とか数字が一致してくれました。ちょっと、危なっかしいのですが、まあ、無理やりさきにすすむことにしました。柱は三十年余りデッキに使っていた古材です、釘を切らないように一本ずつ丸鋸で切ってゆきました。あの指を砕いた材も、何とか切り終えることが出来ました。もちろん、今日は作業用の手袋に、しっかりした革ジャンに革のズボンという重装備です、完全にあの入院がトラウマになって、ぺっぴり腰がおかしくなりました。夕方、薄暗くなるころ何とか四本の柱を、切り終えることが出来ました。まあ、多少デコボコでも誰も見る人はいないだろうと思いますが。何しろバラック小屋ですから。