お正月です。本来ならばゆっくり過ごしたいところですが、生来の貧乏性。動いてないと落ち着きません。昨日は、鋸とチェンソーの目立てをしました。どうやら気持ちが外仕事を求めているようです。今日は、工房の裏に積み上げていた古い材木を片付けました。そこならば人に見られることもないと思ったからです。前に、差し掛け小屋を作ろうと製材所から仕入れた材木が長いこと雨ざらしになって腐ってしまったからです。何とかしないといけないと思いつつ、なかなか手が手けられずに今日まで来てしまいました。こんな時にやっておかないとと始めたのですが、思った以上にきつい作業になってしまいました。腐った木にシダやススキが着生しておまけに木まで生えています。いろいろな道具を使って少しずつ片付けました。下のほうには垂木があったのですが、捨てるにはもったいない、わりとしっかりした材だったのでよけておくことにしました。最後に柱材が出てきました、大昔工房を立てたときの余りだと思います。四十年も前にすでに古材だったのですが持ち上げるとまだしっかりしたところがあります。それに一人では重すぎて動かすことが出来ません。そこで、昨日、目立てをしたのこぎりで半分に切ることにしました。チェンソーを使えばアッという間に切れそうですが、さすがにまだお正月、人の耳が気になります。汗をかきながらなんとか切り終え、移動しました。つぎは一昨年、木工小屋を作りかけて途中で投げ出したところの入り口付近の草を取りました。たった一年で、歩くこともままならなくなってしまっていました。そこには昔、三本足の犬をつないでいました。あの頃は犬は外で飼うのが当たり前でしたから。そんなことを思い出したら何やら物悲しい気分になってしまいました。空模様も、気が付くと曇り空。風も何やら北風が吹き始めたようです。明日の天気が良いようならば、裏の木工小屋建てに、手を付けたいと思っています。