2020年6月12日金曜日

ガラニチカ

雨の止み間に庭に出ると、今年もサルビアのガラニチカが咲き始めました。大好きな花です。シックな青と黒のコントラストがなんとも言えません。

去年は家の下の花壇にも植えましたがそちらは今の所咲いてる姿は見えません。どうもあまり環境が良くないようです。毎年、タネから育てたサルビアを植えますがすぐに消えてしまいます。植物は環境が合わないとなかなか生き残ることが難しいようです。それに今年はとうとうサルビアは芽が出ませんでしたし。いつもは工房の前でタネを蒔いていましたが、今年は初めてビニールハウスで種まきをしました。昼は温度が高く、夜になるとぐっと下がるというなかなか厳しい条件でダメだったのかもしれません。ところで、最近見ているアニメのバイオレットエバーガーデンという話。バイオレットというのは主人公の目の色から来ているのでしょうか。透き通った青い目の色です。青というよりも紫がかって、まるで、ガラニチカのようです。主人公は、いつもゴスっぽいドレスを着ています。ちょっとメイド服のようでもあります。ドールと呼ばれる自動翻訳人形を仕事にしていて、雇い主にはご主人様と答えます。戦闘で両手首を失い義手をつけています。そんな姿も、死をイメージさせて、ゴスロリの子たちが黒い服を着て、死の匂いを感じさせているのと、重なる気がします。死の淵から再生へ向けての物語があのアニメのテーマなのでしょうか。それにしても、現実の京都アニメーションでも、あのストーリーを塗り重ねたような悲惨な世界が展開されてしまったとは、なんとも言葉がありません。